桃源暗鬼に登場する鬼國隊は、鬼機関にも桃太郎機関にも属さない、第三勢力の鬼集団です。「桃の完全抹消」という過激な目的を掲げ、桃太郎の血を引く者であれば罪のない人間も含めて消し去ろうとします。各地の桃の部隊を次々と潰して回る姿が描かれ、その容赦のなさは主人公たちの大きな脅威です。同じ鬼側でありながら立ちはだかる鬼國隊は、敵なのか味方なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
当記事では、鬼國隊の目的や敵か味方か、8人のメンバー、死亡したキャラクターまでをまとめて紹介します。
1. 桃源暗鬼の鬼國隊とは?敵か味方かを解説
鬼國隊(きこくたい)とは、鬼機関にも桃太郎機関にも属さない、独立した第三勢力の鬼集団です。等々力颯(とどろきはやて)をリーダーとする8人で構成され、それぞれが強力な能力を持つエリート集団として描かれています。
彼らの目的は「桃の完全抹消」です。桃太郎の血を引く者であれば、罪のない人間も含めてすべて消し去ろうとする、過激な思想を掲げています。各地の桃の部隊を次々と潰して回る姿が描かれ、その方針は鬼機関よりもさらに過激です。
主人公・一ノ瀬四季が通う羅刹学園は鬼機関側の養成学校で、鬼國隊はそこに属しません。同じ鬼側ではあるものの、鬼國隊は味方ではなく、主人公たちの前に立ちはだかる敵対的な第三勢力として登場します。
2. 桃源暗鬼の鬼國隊メンバー一覧
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鬼國隊には、リーダーの等々力颯をはじめ、それぞれ強力な能力を持つ、個性豊かな8人のメンバーが集まっています。ここでは、鬼國隊のメンバー一人ひとりを順に紹介します。
2-1. 等々力颯(とどろきはやて)
鬼國隊のリーダーを務める等々力颯は、鬼神の子として生まれた、強大な力を持つキャラクターです。最大の特徴は、風の力を自在に操る能力にあります。風を纏うことで銃弾すら跳ね返す驚異的な防御力を持ち、攻撃面では刀を一振りするだけで山の形が変わるほどの衝撃波を放ちます。防御と攻撃のどちらも超一流の、桁違いの実力者です。
彼が「桃の完全抹消」を目指す背景には、壮絶な過去があります。両親が桃との戦いで命を落とし、身寄りのなくなった彼を引き取ったおじじ(祖父)も、桃太郎機関に殺されました。この経験が、桃への憎悪と復讐心の原点となっています。一方で、等々力の魅力は冷静な判断力とカリスマ性にあります。感情に振り回されず戦略を立て、メンバーを束ねる手腕は印象的です。仲間への厚い信頼と、敵への容赦ない姿勢。その対比が、彼の人間的な深みを生み出しています。
2-2. 鳥飼羽李(とりかいうり)
※画像右
鳥飼羽李は、自身の血で大きな鳥を創り出す能力「化鳥造血(かちょうぞうけつ)」を持つ、鬼國隊のメンバーです。創り出した鳥に乗って自在に空を飛び、偵察や奇襲を可能にします。戦闘では、翼を盾のように使った防御や、鋭い羽を飛ばす遠距離攻撃など、多彩な戦術を駆使します。空からの俯瞰的な視点を生かし、敵の死角を突く知略に富んだ戦い方が大きな持ち味です。
性格は、束縛を嫌う自由人な一方で、幼いころに家族を失い、入水しようとしたところを颯に救われた過去を持ちます。危機では仲間を見捨てない一面もあり、自由さと仲間思いのギャップが魅力です。
2-3. 不破真一(ふわしんいち)
不破真一は、鬼國隊の中でも個性的な能力を持つ隊員です。血蝕解放は「酸性の血」で、触れたものを溶かすことができ、敵の武器や防御を無効化したり、障害物を突破したりと、さまざまな場面で活躍します。戦闘では接近戦を得意とし、体から滴る酸の血を武器に変えて戦います。攻撃を受けて負傷しても、そこから流れる血が逆に相手を傷つける、逆転の発想を持った戦い方が特徴です。
性格は、恐ろしい能力とは裏腹に、情に厚く繊細な一面もあります。また、体重100kg以上の相手だけを恋愛対象とする「デブ専」という明確な好みを持ち、好みのタイプに出会うとテンションが上がる親しみやすさも魅力です。
2-4. 囲岬(かこいみさき)
※画像左上
囲岬は、鬼國隊の中でも遠距離狙撃を得意とするスナイパータイプの隊員です。血蝕解放で弓矢を創り出し、放った矢の軌道を自在に操る能力を持ちます。一度射出した矢を複雑な経路で命中させたり、わざと軌道をそらして別方向から奇襲したりと、敵を翻弄する戦術的な駆け引きが光ります。
性格は、人妻熟女を愛するという明確な好みを持ち、「ババア」と表現されると激しく反応するコミカルな一面があります。一方で、戦闘時には冷静で鋭い判断力を見せ、そのギャップが魅力です。人の本質を見抜く洞察力にも優れ、鬼國隊内では参謀的な役割も担う、頼れる存在として描かれています。
2-5. 蛭沼灯(ひるぬまあかり)
蛭沼灯は、鬼國隊の中でも特異な能力を持つメンバーで、最年長の穏やかな性格から「母」的存在とも評されます。彼女は体内に複数の蛭を飼育しており、言葉は通じなくても、蛭の表情から意思を読み取って意思疎通ができます。能力は主に情報収集と補助に分かれます。蛭を探索に向かわせて敵地の情報を集めるスパイ的な役割を担うほか、体内の蛭に自身の血を与え、蛭を媒体として血を操ります。
毒や爆発、敵の動きを封じるものなど、性質の異なる蛭を状況に応じて使い分ける戦術的な頭脳の持ち主です。蛭を道具ではなく大切なパートナーとして扱う深い愛情が、彼女の人間性を形づくっています。
2-6. 乙原響太郎(おとはらきょうたろう)
※左の画像最後尾中央
乙原響太郎は、鬼國隊の中でも特殊なコミュニケーション能力を持つメンバーです。血蝕解放は、自身の血を飲んだ人物と脳内で会話ができるテレパシー的な力で、相手の位置や精神状態まで把握できます。さらに、複数の人が血を飲めば、その人たち同士の脳内会話も可能になります。これにより、離れた仲間との連絡や、集団戦での確実な連携を実現します。
直接的な攻撃力はほとんどなく、戦闘よりも後方支援を担う援護要員です。控えめな性格ながら、鬼國隊の情報共有の要として組織を支える、知性と冷静さが光る人物です。
2-7. 海月巳代(うみつきみよ)
※画像下
海月巳代は、鬼國隊の女性メンバーで、「くらげ(海月)」に関連した能力を持ちます。血蝕解放は、血を使って多色のくらげを作り出す力で、くらげの色によって能力が異なり、攻撃型や防御型、麻痺効果を持つものなど、状況に応じて使い分けられます。戦闘では、創り出したくらげを操る遠隔操作型が中心で、相手の予測を裏切る戦い方が持ち味です。
性格は、男性に見られることを極端に嫌い、その場から逃げ出すこともあります。普段はクールですが、仲間のためには不快感を抑えて協力し、危機では感情的な一面も見せるギャップが魅力です。
2-8. 百目鬼剛(とどめきごう)
※画像右下
百目鬼剛は、盲目でありながら、独自の認識能力を持つ鬼國隊のメンバーです。最大の特徴は、対象の隅々まで触れることで、その人物の性格や能力までを深く理解できる「触覚による認識」です。物理的な形だけでなく、相手の内面まで見抜く洞察力として描かれています。戦闘では、視覚に頼らない独自のスタイルが持ち味です。暗闇や煙幕など視界の悪い状況でも影響を受けず、むしろほかの戦闘員より優位に立てます。
性格は静かかつ穏やかで、鋭い洞察力と、時おり見せる哲学的な言動から、鬼國隊内では精神的な支柱としての役割も担っています。
3. 桃源暗鬼の鬼國隊で死亡したキャラクターは?
鬼國隊のメンバー8人のうち、現在死亡が確認されているのは蛭沼灯(ひるぬまあかり)ただ一人です。ほかのメンバーは存命です。蛭沼は、仲間とともに華厳の滝跡地研究所へ侵入した際に命を落としました。救出した鳥飼を治療するため医務室へ向かう途中、敵の桃次歪(ももつぎひずみ)と遭遇。左脇腹を捻じ曲げられ、さらに冷静さを欠いた颯をかばって顔の右半分を抉られる致命傷を負います。最期は颯に感謝の言葉を述べ、息を引き取りました。
まとめ
鬼國隊(きこくたい)は、鬼機関にも桃太郎機関にも属さない、独立した第三勢力の鬼集団です。「桃の完全抹消」という過激な思想を掲げ、罪のない人間も含めて桃を消し去ろうとします。等々力颯をリーダーとする8人で構成され、風や酸の血、くらげなど、それぞれが個性的な能力を持つエリート集団です。
主人公たちが通う羅刹学園は鬼機関側のため、鬼國隊は同じ鬼側ながら敵対する存在として描かれます。現在、メンバーで死亡が確認されているのは蛭沼灯ただ一人です。2025年7月から始まったアニメでも、彼らの活躍に注目が集まっています。
※当記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています

















