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NHK紅白歌合戦の歴代司会者を一覧で紹介!2025年の司会者も

NHK紅白歌合戦の歴代司会者を一覧で紹介!2025年の司会者も

2025年NHK紅白歌合戦の司会者が発表され、今年ももう終わりに近づいていると感じている方もいるのではないでしょうか。大晦日の定番番組であるNHK紅白歌合戦は、1951年と70年以上前に始まりました。近年では人気女優や俳優などが司会を務め、アーティストだけでなく司会も注目されています。

当記事では、NHK紅白歌合戦の歴代司会者を2025年の司会者とともに紹介します。あの年は誰が司会だったかな、など昔を振り返るのにぜひお役立てください。

1. NHK紅白歌合戦の歴代司会一覧で紹介!

紅白歌合戦とは、毎年大晦日の夜に放送されるNHKの歌謡長寿番組です。もともとは今のような大きな劇場でアーティストがパフォーマンスをするスタイルではなく、正月のラジオの単発番組でした。

始まったのは1951年(昭和26年)の1月3日で大晦日でもなく、出場歌手も紅白それぞれ7組と小規模でした。開催を重ねるごとに人気は上昇していき、1953年(昭和28年)にテレビでの放送が開始。NHKのスタジオを飛び出し劇場公演を目指したものの劇場が空いておらず、偶然大晦日に空いていた劇場を借りたことが、大晦日の紅白歌合戦の始まりです。

しかし、第1回から司会者に進行をしてもらうスタイルは変わりません。以下では、第1回から最新までの歴代司会者を一覧で紹介します。

紅組白組総合
第76回2025年有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子
第75回2024年有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子
第74回2023年有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造
第73回2022年大泉洋、橋本環奈、桑子真帆、櫻井翔(スペシャルナビゲーター)
第72回2021年川口春奈、大泉洋、和久田麻由子
第71回2020年二階堂ふみ大泉洋内村光良、桑子真帆
第70回2019年綾瀬はるか櫻井翔内村光良、和久田麻由子
第69回2018年広瀬すず櫻井翔内村光良、桑子真帆
第68回2017年有村架純二宮和也内村光良、桑子真帆
第67回2016年有村架純相葉雅紀武田真一
第66回2015年綾瀬はるか井ノ原快彦黒柳徹子、有働由美子
第65回2014年吉高由里子有働由美子
第64回2013年綾瀬はるか有働由美子
第63回2012年堀北真希有働由美子
第62回2011年井上真央阿部渉
第61回2010年松下奈緒阿部渉
第60回2009年仲間由紀恵中居正広阿部渉
第59回2008年仲間由紀恵中居正広松本和也、小野文惠
第58回2007年中居正広笑福亭鶴瓶松本和也、住吉美紀
第57回2006年仲間由紀恵中居正広三宅民夫、黒崎めぐみ
第56回2005年仲間由紀恵山本耕史みのもんた、山根基世
第55回2004年小野文惠阿部渉堀尾正明
第54回2003年有働由美子、膳場貴子阿部渉、高山哲哉武内陶子
第53回2002年有働由美子阿部渉三宅民夫
第52回2001年有働由美子阿部渉三宅民夫
第51回2000年久保純子和泉元彌宮本隆治
第50回1999年久保純子中村勘九郎宮本隆治
第49回1998年久保純子中居正広宮本隆治
第48回1997年和田アキ子中居正広宮本隆治
第47回1996年松たか子古舘伊知郎宮本隆治、草野満代
第46回1995年上沼恵美子古舘伊知郎宮本隆治、草野満代
第45回1994年上沼恵美子古舘伊知郎宮川泰夫
第44回1993年石田ひかり堺正章森田美由紀
第43回1992年石田ひかり堺正章山川静夫
第42回1991年浅野ゆう子堺正章山川静夫
第41回1990年三田佳子西田敏行松平定知
第40回1989年三田佳子武田鉄矢松平定知
第39回1988年和田アキ子加山雄三杉浦圭子
第38回1987年和田アキ子加山雄三吉川精一
第37回1986年目加田頼子・斉藤由貴千田正穂・加山雄三吉川精一
第36回1985年森昌子鈴木健二千田正穂
第35回1984年森昌子鈴木健二生方恵一
第34回1983年黒柳徹子鈴木健二タモリ
第33回1982年黒柳徹子山川静夫生方恵一
第32回1981年黒柳徹子山川静夫生方恵一
第31回1980年黒柳徹子山川静夫中江陽三
第30回1979年水前寺清子山川静夫中江陽三
第29回1978年森光子山川静夫相川浩
第28回1977年佐良直美山川静夫相川浩
第27回1976年佐良直美山川静夫相川浩
第26回1975年佐良直美山川静夫相川浩
第25回1974年佐良直美山川静夫土門正夫、中江陽三
第24回1973年水前寺清子宮田輝山川静夫
第23回1972年佐良直美宮田輝山川静夫
第22回1971年水前寺清子宮田輝鈴木文弥
第21回1970年美空ひばり宮田輝北出清五郎
第20回1969年伊東ゆかり坂本九宮田輝
第19回1968年水前寺清子坂本九宮田輝
第18回1967年九重佑三子宮田輝石井鐘三郎
第17回1966年ペギー葉山宮田輝石井鐘三郎
第16回1965年林美智子宮田輝石井鐘三郎
第15回1964年江利チエミ宮田輝石井鐘三郎
第14回1963年江利チエミ宮田輝石井鐘三郎
第13回1962年森光子宮田輝石井鐘三郎
第12回1961年中村メイコ高橋圭三穂坂俊明
第11回1960年中村メイコ高橋圭三石井鐘三郎
第10回1959年中村メイコ高橋圭三石井鐘三郎
第9回1958年黒柳徹子高橋圭三石井鐘三郎
第8回1957年水の江滝子高橋圭三石井鐘三郎
第7回1956年宮田輝高橋圭三石井鐘三郎
第6回1955年宮田輝高橋圭三石井鐘三郎
第5回1954年福士夏江高橋圭三石井鐘三郎
第4回1953年水の江滝子高橋圭三北出清五郎
第3回1952年本田寿雄宮田輝志村正順
第2回1951年丹下キヨ子藤倉修一田辺正晴
第1回1950年加藤道子藤倉修一田辺正晴

2. 【2025年】NHK紅白歌合戦の司会者は?

2025年・第76回NHK紅白歌合戦の司会を務めるのは、有吉弘行さん、綾瀬はるかさん、今田美桜さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4名です。今年のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」で、放送100年の節目にふさわしい「人と人を結ぶ紅白」として企画されています。

有吉弘行さんは3年連続の司会で、安定感とユーモアで番組を引き締めます。綾瀬はるかさんは6年ぶり4度目の登場となり、親しみやすさと包容力で会場を温かく包みます。初司会の今田美桜さんは、朝ドラ『あんぱん』で注目を集めたフレッシュな存在として期待を集めています。

戦後80年、放送100年という節目を迎える2025年の紅白は、世代や時代を超えて音楽で心をつなぐ特別な一夜となるでしょう。

3. 【2024年】NHK紅白歌合戦の司会者は?

2024年・第75回NHK紅白歌合戦の司会を務めたのは、有吉弘行さん、橋本環奈さん、伊藤沙莉さん、鈴木奈穂子アナウンサーの4名です。番組テーマは「あなたへの歌」で、一人ひとりに寄り添い、心を励ます音楽を届ける内容でした。

有吉弘行さんは2年連続の司会で、ユーモアと落ち着いたトークで番組をリードしました。橋本環奈さんは3度目の司会を担当し、朝ドラ『おむすび』のヒロインとして見せた明るい笑顔で紅白を盛り上げ、伊藤沙莉さんは初の司会ながら、朝ドラ『虎に翼』の主人公としての親しみやすさを生かし、会場に新鮮な空気をもたらしました。

4. 【2023年】NHK紅白歌合戦の司会者は?

2023年・第74回NHK紅白歌合戦の司会を務めたのは、有吉弘行さん、橋本環奈さん、浜辺美波さん、高瀬耕造アナの4名です。有吉弘行さん、浜辺美波さん、高瀬耕造アナは2023年が初めての司会となりましたが、橋本環奈さんは2022年から引き続き2回連続での担当でした。

また、第74回の番組のテーマは「ボーダレス -超えてつながる大みそか-」とされ、新型コロナの5類移行に伴い日常を取り戻しつつある時期に放送されました。ウクライナ情勢や各地の自然災害など、不安なことも多くある中で、国や言葉・世代を超え、ボーダレスに音楽の力で人々を勇気づけ安らぎをもたらそうといった想いが、テーマには込められています。

5. 歴代NHK紅白歌合戦で注目の司会者

第76回を迎えるNHK紅白歌合戦では、これまでに何度も司会を務め、番組に深く関わってきた司会者も少なくありません。以下では、注目の司会者を7人ピックアップして紹介します。

5-1. 宮田輝

宮田輝(みやた てる)さんは、NHK紅白歌合戦で歴代最多となる15回の司会を務めた名アナウンサーです。紅組・白組・総合司会のすべてを経験した唯一の人物で、1950~60年代の紅白の発展を支えました。特に12年連続で司会を務めた記録は今も破られていません。

『のど自慢素人演芸会』『三つの歌』などの番組でも知られ、温かな語り口と安定した進行で国民的な人気を誇りました。「おばんでございます」という挨拶が流行語になったほど、親しみある司会者でした。

5-2. 櫻井翔

櫻井翔(さくらい しょう)さんは、嵐として2010年から5年連続、個人での司会を含め計7回務めました。冷静な進行と温かいコメントで、アーティストや視聴者への気配りに定評があります。嵐活動休止後もニュース番組『news zero』やバラエティなど多方面で活躍し、知性と柔軟さを兼ね備えた進行が紅白に新たな魅力をもたらしました。

2022年にはスペシャルナビゲーターとして大泉洋さん、橋本環奈さんと共演。番組中のユーモラスな対応も話題を呼びました。

5-3. 有働由美子

有働由美子(うどう ゆみこ)さんは、平成から令和にかけて通算7回の司会を務めた人気アナウンサーです。1991年にNHKへ入局し、『ニュース10』『スタジオパークからこんにちは』『あさイチ』などで幅広い層に親しまれました。2018年にフリー転身後は『news zero』のメインキャスターを務め、柔らかくも的確な語りで信頼を集めています

紅白では進行の正確さに加え、温かなトークと機転の利いたコメントで番組を和ませました。

5-4. 黒柳徹子

黒柳徹子(くろやなぎ てつこ)さんは、俳優・司会・ユニセフ親善大使として知られる日本を代表する文化人です。

紅白歌合戦では第66回(2015年)に82歳で総合司会を務め、最年長記録を樹立しました。長年の経験を生かした落ち着いたトークとユーモアに富む進行で、世代を超えた感動を届けました。年齢を超えた挑戦で多くの人に勇気を与えた司会者として、紅白の歴史に刻まれています。

5-5. 松たか子

松たか子(まつ たかこ)さんは、1996年の第47回紅白歌合戦で史上最年少の19歳で紅組司会を務めました。当時はNHK朝ドラ出演や歌手デビューで注目を集め、清楚で凛とした司会ぶりが話題となり、紅白に新風を吹き込んだ最年少司会者として知られています。

その後も女優・歌手として活躍を続け、『アナと雪の女王』のエルサ役で歌唱力を再び世界に示しています。

5-6. 内村光良

内村光良(うちむら てるよし)さんは、コメディアン・俳優・司会者として幅広く活躍し、2017年から4年連続で総合司会を務めた紅白の“顔”です。穏やかな語り口と確かな進行力で番組全体を包み込み、笑いと感動を両立させた名司会として評価されました。

2019年の第70回では令和最初の紅白を担当し、「夢を歌おう」をテーマに世代を超えた一体感を演出。共演した綾瀬はるかさんや櫻井翔さんとの軽妙な掛け合いも好評でした。

5-7. 今田美桜

今田美桜(いまだ みお)さんは、2025年の第76回NHK紅白歌合戦で初の司会に抜擢されました。NHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロイン・のぶ役を演じ、多くの視聴者から親しまれており、放送100年の節目となる紅白の司会として、フレッシュな笑顔と自然体のトークに期待が寄せられています。

本人も「家族と一緒に観ていた紅白に出演できて光栄」とコメントし、有吉弘行さん・綾瀬はるかさんとの共演を心待ちにしていると語りました。次世代の紅白を担う新しい世代の象徴的存在と言えます。

まとめ

NHK紅白歌合戦は、70年以上にわたって日本の大晦日を彩ってきた国民的番組です。司会者はその年ごとのテーマや時代を映す存在であり、宮田輝さんのように番組の礎を築いたアナウンサーから、黒柳徹子さん・内村光良さんのように多彩な経歴を持つ司会者まで、多くの名進行が歴史を刻んできました。紅白の司会者は、単なる進行役ではなく、世代や文化をつなぐ「架け橋」の役割を担ってきた点が大きな魅力です。

2025年には放送100年・戦後80年という節目を迎え、有吉弘行さん、綾瀬はるかさん、今田美桜さん、鈴木奈穂子アナウンサーが司会を務めます。出演アーティストの詳細が気になる方は、ぜひNHK紅白歌合戦の公式サイト、または公式SNSをご覧ください!

※当記事は2025年10月時点の情報をもとに作成しています

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