ライブ会場において、「キャパがどれくらいなのか」は座席の見え方や臨場感を左右するポイントです。Kアリーナ横浜は大規模なアリーナであるため、自分の席からどのようにステージが見えるのかが分かりづらいと感じる方も多いでしょう。
当記事では、Kアリーナ横浜のキャパの特徴をほかの主要会場と比較しつつ、各座席からの見え方の違いや会場周辺情報を分かりやすく解説します。当選した座席でどれだけライブやイベントを楽しめるのかを事前にイメージできれば、当日をより安心して迎えられるでしょう。
1. Kアリーナ横浜のキャパは何人?
【LIVE】「ST☆RISH LIVE STAR TREASURE -MOONSHINE-」全公演が終了しました。Kアリーナ横浜および全国ライブ・ビューイングへのご来場、そしてたくさんの応援を誠にありがとうございました!これからもST☆RISHをよろしくお願い致します! pic.twitter.com/luoSwIb1pk
— うたの☆プリンスさまっ♪ (@utapri_official) August 25, 2024
Kアリーナ横浜の座席数は20,033席で、音楽特化型のアリーナとしては世界最大級の規模を誇ります。Kアリーナ横浜では、「音を最良の形で届ける」ために、すべての座席がステージ正面を向く扇形配置を採用しています。ライブに参加するファンがどの席に座っても視界の抜けがよく、アーティストのパフォーマンスを真正面から楽しめる点が魅力です。
さらに、Kアリーナ横浜は音響や快適性にも徹底的にこだわった施設です。会場内にはハイクラススピーカーが常設され、迫力と繊細さを両立したサウンドを全席に届けます。座席は長時間でも疲れにくいファブリックシートです。館内には売店やコインロッカー、そしてバーラウンジやミドルラウンジなど、開演前後の時間も快適に過ごせる空間が揃っています。
1-1. ほかのライブ会場との比較
| 会場名 | 最大収容人数 |
|---|---|
| Kアリーナ横浜 | 約20,000人 |
| 横浜アリーナ | 約17,000人 |
| さいたまスーパーアリーナ | 約37,000人 |
| 東京ドーム | 約55,000人 |
| 京セラドーム大阪 | 約55,000人 |
Kアリーナ横浜(約20,000人)は、国内の主要ライブ会場やイベント会場と比べるとアリーナ規模では最大級に位置するキャパシティです。近隣の横浜アリーナは約17,000人とやや小さく、同じアリーナ会場でもKアリーナのほうがより多くのファンを収容できます。
一方で、さいたまスーパーアリーナ(約37,000人)や東京ドーム・京セラドーム大阪(いずれも約55,000人)といった巨大ドームクラスと比較すると、Kアリーナ横浜は規模こそコンパクトですが、その分ステージとの距離が近く臨場感を味わえるのが特徴です。ドーム級のスケール感とアリーナならではの近さを両立した会場と言えるでしょう。
2. Kアリーナ横浜の各座席からの見え方
引用:x.com
Kアリーナ横浜は、どの席からもパフォーマンスを楽しみやすい音楽専用の設計になっています。ここでは、アリーナ席・スタンド席それぞれの見え方の特徴を説明します。
2-1. アリーナ席(レベル1)
アリーナ席のレベル1は、Kアリーナ横浜でもっともステージに近いエリアで、推しのパフォーマンスを間近で楽しめるのが最大の魅力です。前方アリーナ席は距離が非常に近く、ステージ演出の迫力を全身で感じられるほか、「視線が合ったように感じる」ほどの臨場感があります。一方で、アリーナ席は床がフラットな構造のため、前方に背の高い人がいると視界が遮られやすく、ステージ全体を見渡しにくい点がデメリットです。
後方アリーナ席は前方より距離こそありますが、ステージ全体の動きやフォーメーションを把握しやすく、一体感のあるライブを楽しめる席です。ただし、ステージから20m以上離れるブロックもあり、肉眼では表情が見えづらくなるため、双眼鏡の使用が推奨されます。特に18列目以降は6倍程度の双眼鏡があると、より快適に推しの姿を楽しめるでしょう。
2-2. スタンド席(レベル3・5・7)
スタンド席は、アリーナ席より距離はあるものの、ステージ全体をクリアに見渡せることがメリットです。フォーメーションや演出の完成形を把握しやすく、メンバーの立ち位置や動きが一目で分かるため、ライブ全体の世界観を楽しみたい人に向いています。
レベル3(ロアースタンド)はステージから比較的近く、1列ごとに段差がしっかりついているため、前の人で視界が遮られにくいのが特徴です。大型モニターも活用できるため、演出をストレスなく楽しめます。11列目までは6倍、12列目以降は6~8倍の双眼鏡があると表情まで見やすくなります。
レベル5(ミドルスタンド)は4~6階相当の高さにあり、見下ろす視点でステージ全体を把握できる席です。段差も十分に確保されているため視界が良好で、双眼鏡があれば遠さを感じにくく、8~10倍が適しています。
レベル7(アッパースタンド)は7~9階レベルの高さから会場全体を一望でき、臨場感よりも全景の美しさを楽しめる席です。最上階に近い位置のため推しはかなり小さく見えますが、専用モニターも設置されており、10~12倍の双眼鏡がおすすめです。階段の上り下りがあるため、歩きやすい靴で向かうとよいでしょう。
3. Kアリーナ横浜へのアクセス方法
Kアリーナ横浜へ向かう際に知っておきたい、電車・バス・車それぞれのアクセス方法を解説します。最寄り駅や所要時間、周辺情報、会場までのルートを把握しておくことで、ライブ当日も迷わずスムーズに移動できるでしょう。
3-1. 電車でのアクセス
Kアリーナ横浜へ電車で向かう場合、最寄り駅は横浜高速鉄道みなとみらい線の「新高島駅」です。臨港パーク口(4番出口)から地上に出て、みなとみらい大通りを左に見ながら直進すると、歩道橋のある交差点「とちのき通り西」に到着します。横断歩道を渡って右へ進み、1ブロック進むと「横浜アンパンマンこどもミュージアム」が左手に見えてきます。「横浜アンパンマンこどもミュージアム」を通り過ぎて左に曲がり、そのまま広い道を直進すれば、徒歩約5分でKアリーナ横浜に到着です。
また、JRほか各線が乗り入れる横浜駅からも、東口から徒歩約9分でアクセスできます。主要駅からの移動時間は、東京から約25分、新宿から約29分、渋谷から約24分です。羽田空港からは約22分、新横浜からは約11分で横浜駅に到着するため、遠方からの来場者にも利用しやすい立地です。みなとみらい線「みなとみらい駅」から向かう場合は、いちょう通り口より徒歩約12分となります。
3-2. バスでのアクセス
羽田空港からバスで向かう場合は、京浜急行バスの「横浜駅(YCAT)」行きが便利です。到着ロビー1Fの「11番」乗り場から乗車できます。約30分で「横浜駅(YCAT)」に到着するため、荷物が多い場合や電車の乗り換えを避けたい場合に適したルートです。
「横浜駅(YCAT)」到着後は、横浜高速鉄道みなとみらい線への移動が必要です。横浜駅東口からみなとみらい線に乗ると、1駅で最寄りの「新高島駅」に着きます。
3-3. 車でのアクセス
車でKアリーナ横浜へ向かう場合、最寄りのインターチェンジは首都高速神奈川1号横羽線「みなとみらい出口」です。上り出口からは「みなとみらい交番入口」交差点を左折、下り出口からは「みなとみらいホール」交差点を左折し、そのまま「高島中央公園北」交差点を直進すると、高島水際線公園付近の左手に駐車場入口があります。また、国道1号線からアクセスする場合も「高島中央公園北」交差点を左折するルートで到着できます。
注意点として、Kアリーナ横浜の公演日は駐車場が「予約専用」となり、一般向けの駐車スペースは用意されていません。空きがある際は当日利用できる場合もありますが、事前予約が必要となるため、Kアリーナ横浜の駐車場を利用したい場合は予約状況を確認しましょう。
まとめ
Kアリーナ横浜は約20,000席を誇る音楽特化型の大型アリーナで、どの座席からでもステージを正面にとらえやすい設計が魅力です。アリーナ席は推しを間近に感じられる一方、スタンド席は全体演出の美しさを楽しめるなど、席ごとに特徴が異なります。
また、最寄りの新高島駅をはじめ、複数のアクセス方法があるため、事前にルートや周辺施設を確認しておくとスムーズに会場へ向かえます。チケットを手にしたら、目的に応じて双眼鏡などの準備を整えておくことで、最高のコンサート体験につながるでしょう。
※当記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています










