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日産スタジアムのキャパは何人?各座席からの見え方やアクセス方法を解説

日産スタジアムのキャパは何人?各座席からの見え方やアクセス方法を解説

日産スタジアムは、日本最大級の収容人数を誇る屋外スタジアムとして、スポーツイベントから大規模コンサートまで幅広く活用されています。日産スタジアムは、アリーナ席やスタンド席それぞれに特徴があり、自分に合った視点でライブを楽しめる環境が整えられています。

当記事は、日産スタジアムのキャパ、座席ごとの見え方、アクセス方法を分かりやすく解説します。初めて日産スタジアムを訪れる方はぜひ参考にしてください。

1. 日産スタジアムのキャパは何人?

日産スタジアムの収容人数は最大72,327人で、日本最大級の屋外多目的スタジアムです。サッカーや陸上競技に加え、大規模コンサートの会場としても活用されています。南北に大型映像装置を備え、場内には約439台のスピーカー、競技用LED照明は580台が個別制御に対応し、ピッチ全体を均一に照らしつつ演出にも活用できます。

座席にはドリンクホルダーが備わり、場内のデジタルサイネージによる案内も充実しています。車いす席を含む設備面の配慮も行き届き、家族連れからコアなファンまで安心してイベントを楽しめるでしょう。

2002年のFIFAワールドカップ決勝、ラグビーワールドカップ2019、東京2020大会のサッカー決勝などの舞台となった実績があり、スポーツとエンタメの双方で国内屈指の集客力を発揮する会場です。

1-1. ほかのライブ会場との比較

日産スタジアムは国内の主要ライブ会場と比べても突出した規模を誇ります。ライブで使われることの多い会場とのキャパの比較は次の通りです。

会場名 最大収容人数
日産スタジアム 約72,000人
東京ドーム 約55,000人
京セラドーム大阪 約55,000人
バンテリンドーム ナゴヤ 約48,800人
みずほPayPayドーム福岡 約40,000人

出典:日産スタジアム「施設概要」

出典:東京ドームシティ|東京ドーム「東京ドームとは」

出典:京セラドーム大阪「アリーナ(グラウンド)」

出典:バンテリンドーム ナゴヤ「ドーム概要」

出典:福岡ソフトバンクホークス「施設概要」

東京ドームや京セラドーム大阪は約55,000人、バンテリンドームナゴヤは約48,800人、みずほPayPayドーム福岡は約40,000人であり、いずれも大規模会場に分類されますが、日産スタジアムはそれらを大きく上回ります。特にスタジアムライブでは、動員数が公演規模や演出の自由度に直結するため、最大級のキャパを持つ日産スタジアムは国内トップクラスの会場として位置付けられています。

2. 日産スタジアムの各座席からの見え方

日産スタジアムは、アリーナ席とスタンド席が大きく分かれており、座席位置によってライブの見え方が大きく変わります。

アリーナ席はステージとの距離が近く、臨場感が魅力ですが、地面がフラットなため視界が左右されやすい点があります。一方、スタンド席は高さがあるため、全体を俯瞰しやすい特徴があります。ここでは各座席の特徴を分かりやすく解説します。

2-1. アリーナ席

アリーナ席はステージに近い位置にあり、ライブの迫力をダイレクトに体感できる人気エリアです。ただし地面がフラットなため、位置によって視界が大きく変わります。

前方ブロックはステージから近く、アーティストの表情や細かな仕草を肉眼で確認できる特等席です。音や照明の迫力も強く、ライブの熱量を身体で感じられます。

中央ブロックはステージと適度に離れており、演出全体をバランスよく楽しめる位置です。花道やトロッコ演出がある公演では、アーティストが近くを通ることもあり、距離の満足度と見やすさの両立が期待できます。ただしフラットな地面のため、前列に背の高い観客がいると視界に影響が出る場合があります。

後方ブロックはステージまでの距離が遠く、細かな動きは見えにくいものの、大型スクリーンや会場全体の一体感を楽しめる場所です。双眼鏡を持参するのがおすすめです。

2-2. スタンド1階席

スタンド1階席はアリーナを囲む位置にあり、距離と高さのバランスがよいエリアです。特に角度がついているため、視界が確保されやすい特徴があります。

下段はステージから近めで、肉眼でもアーティストの動きを捉えやすい場所です。特に南側スタンドはステージ正面になることが多く、ライブ全体を自然な視点で楽しめます。アリーナより高いため視界が開けており、ステージ全体と演出を見やすいのが魅力です。

上段は下段より距離があるものの、高さが増すことで演出を広く見渡せる点が特徴です。照明や映像演出がより映え、ステージの構成や動きを俯瞰できます。また屋根が設置されているエリアが多く、天候に左右されにくい点もメリットです。

2-3. スタンド2階席

スタンド2階席はスタジアムの中でも最も高い位置から観覧するエリアです。

下段は1階席よりも距離があるものの、上空から会場全体を眺めるような視点になり、観客の一体感や演出の構成を楽しみやすい席です。ステージだけでなく、スタジアム全体の盛り上がりを見るのに適しています。

上段はスタジアムの最上部に位置し、演出が大きく映えるエリアです。特に花火や広範囲の照明演出がある公演では、その美しさを最大限に感じられます。ステージとの距離は遠いため、大型スクリーンの活用が必須ですが、空間全体を楽しめるでしょう。

3. 日産スタジアムへのアクセス方法

日産スタジアムへ向かう際は、電車・バス・自動車のいずれも利用できますが、最も便利なのは電車です。最寄り駅の新横浜駅と小机駅から徒歩圏内にあり、迷いにくくアクセスしやすい点が特徴です。新横浜駅からはバスも運行しているため、荷物が多い日や混雑時間帯でも移動しやすい環境が整っています。

ここでは、それぞれの交通手段ごとのアクセス方法を詳しく解説します。

3-1. 電車での移動方法

日産スタジアムへのアクセスで最も便利なのが電車です。最寄り駅は新横浜駅と小机駅で、どちらからも徒歩で向かうことができます。新横浜駅から東ゲートまでは徒歩約14分、小机駅から西ゲートまでは徒歩約7分とアクセスが良好です。

新横浜駅はJR東海道新幹線・JR横浜線・横浜市営地下鉄・東急新横浜線が乗り入れており、遠方からのアクセスにも適しています。特に新幹線を利用する場合は新横浜駅が便利で、乗り換えが少なくスムーズに移動できます。

また、羽田空港や成田空港からも鉄道でアクセス可能であり、旅行者にとっても使いやすい駅環境です。ライブ当日は混雑しやすいため、早めの到着を心がけましょう。

3-2. バスでの移動方法

新横浜駅から日産スタジアムまでは複数の路線バスが運行しており、徒歩が難しい場合の移動手段として便利です。横浜市営バス300系統(新横浜駅~仲町台駅)と96系統(新横浜駅~新羽駅)はいずれも「日産スタジアム前」停留所に停車します。

天候が悪い日や小さなお子様連れ、荷物が多い場合など、歩くのが大変な状況ではバス利用が快適です。特に試合日・ライブ当日は駅周辺が混雑しやすいので、バスに乗ることで移動の負担を軽減できます。乗車場所が駅周辺にまとまっているため、初めて訪れる人でも乗り場を見つけやすく安心して利用できます。

3-3. 自動車での移動方法

自動車で日産スタジアムへ向かう場合は、周辺道路や駐車場の混雑状況に注意が必要です。イベント開催日は特に混雑が発生しやすく、駐車場が満車になるケースも多いため、早めの出発や事前の駐車場予約が必要です。

また、ライブや試合の日は交通規制が行われることもあるため、事前の情報確認が欠かせません。

まとめ

日産スタジアムは、72,327人という国内最大級の収容人数を持つスタジアムであり、大規模ライブや国際的スポーツ大会の会場として高い評価を得ています。アリーナ席は迫力ある臨場感を味わえる一方、スタンド席は高さを生かして演出全体を俯瞰しやすい席です。

アクセス面では、新横浜駅・小机駅から徒歩で向かえる利便性が高く、遠方からの来場者にも利用しやすい環境が整っています。日産スタジアムは規模だけでなく設備面の充実度も高いため、ライブや試合を思い切り楽しめる会場として多くの人に選ばれているスタジアムです。

※当記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています

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