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呪術廻戦の人気キャラクター一覧!呪術高専の先生や敵も紹介

呪術廻戦の人気キャラクター一覧!呪術高専の先生や敵も紹介

呪術廻戦には、個性豊かで魅力的なキャラクターが数多く登場します。呪霊と戦う呪術師たち、彼らを育てる教師、そして人類に牙を剥く呪霊や呪詛師まで、その立場も能力も実に多彩です。主人公の虎杖悠仁は特級呪物「宿儺の指」を取り込み、抜群の身体能力で前線に立ちます。最強の呪術師・五条悟は距離を支配する術式で戦況を決め、呪いの王・両面宿儺は物語全体を揺るがす存在として君臨します。

当記事では、呪術廻戦の主要キャラクターを7つのカテゴリーに分けて紹介します。

1. 東京都立呪術高等専門学校

東京都立呪術高等専門学校は、呪霊に対処する呪術師を育てる教育機関です。座学だけでなく実地も想定し、基礎体力、呪力の扱い、連携、判断力まで鍛えます。少人数で濃い関係が生まれやすい点も特徴です。ここでは、東京都立呪術高等専門学校の生徒を紹介します。

1-1. 虎杖悠仁

本作の主人公であり、呪力を帯びた特級呪物「両面宿儺の指」を取り込み、宿儺の器となった生徒です。突出した身体能力に加え、呪力をまとわせた近接戦で真価を発揮します。瞬発力の高い踏み込みと打撃、判断の速さで隙を作り、仲間の援護にも回れます。

明るく面倒見が良く、他者の痛みに敏感です。命の価値を考え抜き、恐怖を抱えながらも誰かを守る選択を重ねる姿が支持を集めます。直感と学習の速さもあり、泥臭く積み上げて強くなるタイプです。

1-2. 伏黒恵

十種影法術を受け継ぐ術師で、影を媒体に式神を呼び出して戦います。手札が多く、索敵、拘束、防御、追撃など状況に合わせた運用が可能です。地形と距離を読み、相手の動きを制限しながら勝ち筋へ誘導します。

冷静で合理的に見えて、守りたい人を優先する優しさがあります。厳しい現実を直視しつつも折れない芯があり、判断の速さと責任感が物語の緊張感を支えます。仲間の命を最優先に考え、危険を引き受ける覚悟も際立ちます。

1-3. 釘崎野薔薇

釘と金槌、藁人形を用いる「芻霊呪法」の使い手で、対象と呪力をつなぐ“共鳴り”で遠隔から痛手を与えます。自分の血や部位を媒介にできるため、逆転の一手を作りやすい点が強みです。近接でも強気に踏み込み、度胸と瞬間判断で主導権を奪います。

自分の美学を明確に持ち、妥協しない性格です。言葉の切れ味と仲間への信頼のバランスが、爽快なかっこよさにつながります。痛みを恐れず前へ出る強さと、笑って空気を変える明るさも印象的です。

1-4. 禪院真希

禪院家の出身でありながら呪力を一切持たず、呪霊を見るための眼鏡を常にかけています。呪具の扱いに長け、身体能力と鍛錬で呪術師と渡り合うスタイルです。武器の選択、間合い、手数で勝負を組み立て、相手の癖を見抜いて崩します。

家の価値観に屈しない反骨心が強く、努力で道を切り開く姿が魅力です。辛口でも仲間思いで、背中で引っ張る頼もしさがあります。自分の限界を疑わずに鍛え続ける姿勢が、周囲の士気を高めます。

1-5. 狗巻棘

呪言師の末裔で、発した言葉に呪力を乗せて相手の行動を強制する「呪言」を使います。強い命令ほど自分の喉へ反動が返るため、普段の会話は「しゃけ」「こんぶ」などおにぎりの具に置き換え、のど薬も欠かせません。戦闘では一言で形勢を動かせる反面、言葉選びを誤ると味方も巻きかねない緊張があります。

寡黙に見えて観察眼が鋭く、仲間の危険を先に察して動けるタイプです。静かな優しさと切り札感が両立した頼れる存在です。

1-6. パンダ

呪骸でありながら自我を持つ異色の生徒で、外見はパンダでも中身は立派な呪術師です。高い身体能力と近接戦の強さが持ち味で、耐久力もあり前線で粘れます。状況に応じて戦い方を切り替え、仲間の隙を埋める動きも得意です。

軽口で場を和ませる一方、仲間の痛みに敏感で芯は真面目です。人外ゆえの視点が会話に深みを出し、優しさが説教臭くならないところも魅力でしょう。ふとした瞬間の孤独や覚悟が垣間見える点も心を掴みます。

1-7. 乙骨憂太

特級術師に数えられる実力者で、膨大な呪力と高い適応力が武器です。剣術で前線に立ちながら、呪力の出力調整や術式運用で戦況を反転させます。繊細で気弱に見える場面もありますが、守りたい相手のために迷いを断ち切る覚悟が強さを支えます。

礼儀正しさと凄みの落差が大きく、静かな怒りが表に出る瞬間の迫力が印象的です。優しさがそのまま強さへ変わるタイプで、成長の速さにも説得力があります。戦場での判断も速いです。

1-8. 秤金次

三年の生徒で、独自の術式と「領域展開」を軸にしたギャンブル性の高い戦い方が特徴です。波に乗ったときの爆発力が大きく、勝負勘と押しの強さで流れを引き寄せます。殴り合いの強さだけでなく、相手の心を揺らす言葉選びもうまいタイプです。

粗野に見えて義理堅く、仲間に対する線引きも明快です。納得できない理不尽には噛みつく反骨心があり、その真っすぐさがカリスマ性を生みます。頼もしさと危うさが同居する人物です。

1-9. 星綺羅羅

秤金次と行動をともにする生徒で、星をモチーフにした術式で位置関係や接近を制御するように立ち回ります。戦闘では前に出るより、相手の動線を崩して味方が攻めやすい形を作る支援が得意です。

冷静に状況を読み、罠の張り方や引き際の判断も的確です。落ち着いた言動で場を見渡し、秤の暴れ方を現実的に支えるバランス役でもあります。派手さよりも手堅さで勝ちを拾うタイプで、芯の強さとスマートさが魅力です。

2. 京都府立呪術高等専門学校

京都府立呪術高等専門学校は、実戦中心の教育で呪術師を鍛える拠点です。保守的な気風と厳しい規律がありつつ、生徒は癖の強さでも知られています。ここでは、京都府立呪術高等専門学校の生徒を紹介します。

2-1. 禪院真依

禪院家の禪院真希と双子で、呪力を弾丸に込める射撃と呪具の拳銃を扱います。術式「構築術式」で物を生み出せますが負荷が大きく、限られた手数を読みと駆け引きで補います。

家の価値観に振り回されやすい立場でも、言い返せる強さと自分を守る冷静さがあります。毒舌の奥に繊細さが覗き、負けず嫌いな努力がにじむ点が魅力です。狙いを外さない集中力と、勝てる距離を選ぶ計算高さが光ります。

2-2. 加茂憲紀

御三家・加茂家の血筋で、術式「赤血操術」により血液を自在に操ります。弓矢や槍状の血で中距離から制圧し、血の硬度や速度を変えて攻守を切り替えます。組織の代表として振る舞う責任感が強く、作戦を立てて味方の損耗を抑えるタイプです。

誇りと迷いを抱えつつも誠実さを手放さない姿が、硬派な魅力につながります。規律を重んじる一方で面倒見も良く、仲間の傷を最小にしたい姿勢が伝わります。

2-3. 西宮桃

西宮桃は箒に乗って飛行する術を使い、上空から索敵と支援を担います。機動力を生かして安全圏を保ち、味方の視界を広げたり進路を確保したりして流れを作ります。

言い方は辛口でも仲間への思いは強く、特に身内には優先して手を差し伸べます。小柄な体で前線を支える粘りと、現実的な判断で撤退も選べる強さが魅力です。箒は呪具として扱われ、飛行しながら小回りよく指示を飛ばせる点も強みです。

2-4. 三輪霞

新陰流の使い手で、刀と簡易領域を軸に近接戦を組み立てます。必中に頼らず、守りの技で危険を減らしながら一太刀の機会を待つ堅実さが持ち味です。礼儀正しく素直で、周囲の期待に応えたい気持ちが行動の原動力になります。

生活のために働く現実感もあり、身近な弱さと真面目さが同居するところに親しみが生まれます。自信のなさを笑いに変えつつも、剣を握ると真っ直ぐになる切り替えが印象に残ります。

2-5. 与幸吉・究極メカ丸

肉体に重い制約を負う代わりに膨大な呪力を得る「天与呪縛」の持ち主で、究極メカ丸を含む傀儡を遠隔操作します。多数の傀儡を使い分け、情報収集や通信、火力支援で離れた場所から戦局へ介入できるのが強みです。

感情を表に出しにくい一方で仲間を想う心は真っ直ぐで、普通の生活への憧れもにじみます。孤独と責任を抱えた頭脳派として、静かな存在感が残ります。機械的な外見と繊細な心の対比が効いており、台詞の重みが増します。

2-6. 東堂葵

屈強な体格と高い呪力を持つ実力者で、術式「不義遊戯」により拍手で位置を入れ替えます。相手の視界と間合いを崩し、味方の攻撃を通す連携も得意で、読み合いの密度が一段上がります。

豪快で奇抜な言動が目立ちますが、観察眼は鋭く、戦術の組み立ても速い人物です。相手の良さを見抜いて背中を押す兄貴分の包容力があり、熱さと頼もしさが魅力です。初対面で「好きなタイプ」を聞く癖も有名で、独特のノリが場を動かします。

3. 呪術高専の教師と関係者

呪術高専の教師と関係者は、生徒の育成と任務の最前線を支える存在です。授業や訓練だけでなく、危険な呪霊案件の指揮、情報共有、装備や医療の手配も担い、若い呪術師の判断と命綱を守ります。ここでは、呪術高専の教師と関係者を紹介します。

3-1. 五条悟

特級呪術師で、六眼と無下限呪術を扱います。距離を成立させない防御と高火力の術式で、相手の攻撃を封じながら主導権を握れる規格外の存在です。分析力も高く、状況に応じて最短の勝ち筋を選べる点が強みです。

普段は飄々として軽口も多い一方、生徒の命を最優先に動き、伸びしろを潰さない指導を選択します。圧倒的な強さと教師としての責任が同居し、最強ゆえの孤独が陰影を添えます。強さを誇示せず、結果で示す姿勢も印象的です。

3-2. 七海建人

一級呪術師で、術式「十劃呪法」により弱点の比率を見抜いて攻撃を通します。過不足ない力配分で戦い、危険を最小化する判断が早く、任務の進め方が実務的です。道具や段取りも整え、周囲が動きやすい土台を作れます。

感情に流されず線引きを守りつつ、若い呪術師が折れないよう必要な言葉だけを渡します。淡々とした物言いの奥に誠実さがあり、背中で守る大人像が魅力です。理想論に寄りすぎない現実感が、多くの読者に刺さります。

3-3. 家入硝子

呪術高専の医師で、反転術式による治療を扱う貴重な存在です。前線で戦うタイプではない一方、負傷者の生死を左右し、現場を継続させる要になります。緊急時の処置判断が速く、無駄のない所作で状況を落ち着かせます。

飄々とした態度で淡白に見えても、必要な処置を迷わず行い、仲間の限界を見誤りません。感情を過度に煽らない冷静さが現実味を生み、支える強さが光ります。戦えない立場で踏みとどまる覚悟が、信頼を積み上げます。

3-4. 夜蛾正道

呪術高専の学長で、呪骸を生み出す術式を扱う呪術師です。パンダの生みの親としても知られ、実戦だけでなく人材育成と統率で学校全体を支えます。厳格で妥協しない姿勢が軸ですが、生徒の迷いも受け止め、必要な言葉だけを残して前へ進ませる指導が印象的です。

規律と情のバランスが良く、表には出さない気遣いが随所に見えます。危険な世界で学ぶ若者を守る覚悟が、発言の重みに表れます。責任を背負う大人の格好良さがあります。

3-5. 伊地知潔高

呪術高専の補助監督で、帳の展開、移動や宿の手配、現場連絡、書類の整備など実務を担います。戦闘向きではなくても危険な任務に同行し、周囲を観察して必要な情報を集めます。

気配りが細かく、謝るべき場面では素直に頭を下げる誠実さが魅力です。地味な作業を積み重ね、前線の動きが止まらないよう支える姿に安心感があります。恐怖を抱えながらも職務を放り出さない点が、人物の強さとして光ります。裏方の努力が前線の強さを支えます。

3-6. 新田明

呪術師として現場に入り、負傷の進行を一時的に止める術式で味方を支えるサポート役です。治療の万能さよりも「今以上に悪化させない」選択が要で、撤退や治療班の到着までの時間を稼ぎます。

緊迫した場面でも声のトーンが落ち着いており、状況を冷静に共有して現場の混乱を抑えます。前に出過ぎず、必要な場面で確実に助ける距離感も魅力です。派手さより実務で勝負する姿勢が、呪術界のリアルを感じさせます。頼れる実務家タイプです。

3-7. 新田新

新田明の兄で、負傷の悪化を抑える系統の術式で仲間を支える呪術師です。派手な攻撃は少なくても、倒れかけた味方を踏みとどまらせる価値が大きく、戦線の継続に直結します。余計な感情を表に出さず、必要事項を端的に伝える冷静さが持ち味です。

危険を過小評価せず、最悪の事態を想定して動ける点も強みでしょう。誰かを守るために淡々と手を動かす姿が、静かな信頼につながります。目立たない貢献を積み重ね、周囲の信頼を静かに集めます。

4. 呪術界の術師たち

呪術高専の外にも、御三家の当主格やフリーで動く術師が存在します。術式の系統や戦い方、立ち位置の違いを押さえると、呪術界の広さと緊張感がより見えやすくなります。ここでは、呪術界の術師を紹介します。

4-1. 禪院直毘人

禪院家当主として君臨した1級術師で、投射呪法により相手の動きをフレーム単位で縛ります。高速の体術と判断で手数を奪い、相手が「反応する前」に形勢を決める戦い方が持ち味です。

口は悪くても勝つための現実的な選択を貫き、当主としての責任も背負います。老獪さと強者の余裕が同居し、味方を率いる迫力も魅力です。酒好きで軽口も叩きますが、危機では冷徹に盤面を読むギャップが印象的です。当主らしい重みも感じられます。

4-2. 伏黒甚爾

呪力を持たない天与呪縛の体質で、規格外の身体能力と呪具運用で戦います。気配を消す立ち回り、間合いの取り方、狙う急所の選び方が鋭く、相手の術式を力任せではなく技術で崩す点が強みです。

相手の油断や心理を突くのもうまく、最短で勝つ手段をためらいません。合理的で冷徹に見えつつ、狩人のような集中力と野性味が強烈な魅力です。過去や立場に縛られず、自分の価値を腕一本で証明する生き方も強く残ります。乾いたユーモアも癖になります。

4-3. 冥冥

黒鳥操術でカラスを使役し、偵察から攻撃まで一貫して組み立てられる術師です。情報を集めて優位を作り、勝負所では決定力の高い一撃に寄せる現実的な戦い方を取ります。距離を置いた態度でも仕事の精度は高く、冷静さが際立ちます。

損得勘定を前面に出す性格が独特で、感情に流されずに目的へ一直線に進む姿がクールに映ります。その割り切りがあるからこそ、呪術界の厳しさを映す鏡として存在感が出ます。言葉選びも淡泊です。

4-4. 憂憂

冥冥の弟で、補助寄りの運用に強い術師です。簡易領域を扱い、危険な攻撃を受け流しながら味方の安全を確保する動きが目立ちます。戦闘では前へ出るより、状況を整えて勝ち筋を支える役割を担います。年少らしい素直さがありつつ、任務では落ち着いて判断できるのも強みです。

派手さより確実性で信頼を積み上げるところに魅力があります。姉との距離感が独特で、行動原理が見える場面ほどキャラの濃さが増します。静かな忠誠心も見どころです。

4-5. 日下部篤也

1級術師として高専側に立ち、簡易領域などの技術で防御と反撃の形を作ります。派手な必殺技よりも状況判断と知識で味方を支え、危険を避けて生存率を上げる現実的な思考が特徴です。弱点やリスクを言語化できるため、周囲の行動も整理しやすくなります。

慎重さの裏に責任感があり、土壇場で踏みとどまり役割を果たす強さが光ります。勇ましさより現場感のある言葉が多く、読者の視点に近いところも支持されます。渋い良さがあります。

4-6. 猪野琢真

七海建人の後輩に当たる術師で、術式「来訪瑞獣」による多彩な手札を使います。単独で無双するより連携で力を発揮するタイプで、場面ごとに役割を切り替えられます。礼節を重んじる真面目さがあり、先輩への敬意や筋の通し方が人柄として伝わります。

無理に格好をつけず、任務に必要なことを地道に積み上げる姿勢が応援につながります。焦りや迷いを抱えても前を向く姿が、等身大の強さとして心に残ります。戦い方にも誠実さが出ます。

5. 呪術師と敵対する人物

呪術師と敵対する側にも、人間ならではの理屈や欲望があります。呪霊と手を組む者、個人の快楽で動く者など立場はさまざまです。背景を押さえると、物語の緊張や価値観の衝突が見えやすくなります。ここでは、呪詛師と敵対する人物を紹介します。

5-1. 夏油傑

呪霊操術の使い手で、呪霊を取り込んで球状にし、必要に応じて解放して使役します。偵察、拘束、火力など役割を切り替え、多数の呪霊で戦況を組み立てる戦術眼が強みです。表向きは穏やかな口調でも芯は冷たく、理想を語るほど危うさが増します。

仲間と大義の間で揺れる過去があり、静かな佇まいが強烈な存在感につながります。圧倒的な手札の多さに加え、言葉で人を導くカリスマ性もあり、敵でありながら筋の通った美学を感じさせます。信念が行動に直結するため、言動の重みが際立ちます。

5-2. 羂索

脳を入れ替えて他人の肉体を渡り歩く術で暗躍し、額の縫い目が象徴的です。乗っ取った立場や術式を利用して情報と手札を増やし、直接戦う前に盤面を整えてから動きます。呪霊や呪詛師を使い分け、偶然に見える出来事も計算に組み込む点が恐ろしいところです。

淡々と合理を語る冷徹さと、長期戦を当然とする執念が重なり、正体が掴めない不気味さがあります。敵味方の常識を軽く踏み越え、笑顔のまま恐い提案をする温度差も特徴で、会話シーンだけでも背筋が冷えます。目的のためなら手段を選ばない点が最大の脅威です。

5-3. 重面春太

術式「奇跡」によって致命傷を回避するような生存力を持ち、呪具の刀で奇襲を仕掛けます。弱った相手や混乱した場面を狙い、勝てる状況だけを選んで動く狡猾さが特徴です。強者に媚び、危険を嗅ぐと即座に逃げる身軽さも目立ちます。

卑怯さが前面に出る分、作品の緊張をかき回し、読者の怒りや嫌悪を引き出して物語の加速に貢献する人物です。本人の矮小さが、呪いの世界の理不尽さを際立たせるため、悪役の中でも記憶に残りやすいタイプです。周囲を巻き込む厄介さも含め、要注意人物です。

5-4. 組屋鞣造

呪具職人の呪詛師で、柄が人の手になった刀など、呪いを宿す武器を作ります。道具を通じて危険を増やすため、本人が前線に出なくても被害が広がり得る点が厄介です。欲望に正直で倫理観が薄く、相手の苦痛を素材のように扱う冷酷さがにじみます。

異様な造形と発想が作品の怖さを補強し、裏方型の脅威として短い出番でも印象を残します。武器が出回るだけで被害が連鎖しやすく、戦闘能力とは別軸の危険を示す存在として物語に厚みを与えているキャラクターです。

6. 呪霊と特級呪霊

呪霊は人の負の感情から生まれる存在で、特級呪霊は災害級の脅威に当たります。発生源となる感情や環境が能力の傾向に反映されやすく、戦い方も多彩です。ここでは、代表的な呪霊を紹介します。

6-1. 漏瑚

火山を思わせる外見の特級呪霊で、炎と高温を操り広範囲を焼き払います。瞬間的な爆発力に加え、近距離でも火力を落としにくい点が強みです。相手の距離感を崩し、逃げ場を奪う攻め方も得意でしょう。

短気で誇り高く、人間を見下しつつも呪霊側の理想には忠実です。荒々しい言動と意外な論理性のギャップが印象を残します。強さへの執着が行動を加速させ、挑発に乗る幼さも見せます。敵味方を問わず強者を測ろうとする姿勢が魅力です。

6-2. 花御

森や自然を象徴する特級呪霊で、植物を伸ばして拘束や防御、広域攻撃までこなします。硬い防御と持久力を備え、正面から崩しにくい点が厄介です。根や枝で視界と動線を奪い、味方の援護にもつなげます。

口数は少なめで、自然への価値観を軸に淡々と判断します。静かな佇まいの奥に怒りが潜み、圧の強さが不気味さを際立たせます。攻撃の派手さよりも、確実に追い詰める堅実さが怖さの核になります。人間への嫌悪を語る場面では思想性も感じられます。

6-3. 陀艮

海を連想させる特級呪霊で、水や潮を操るような技で空間を支配します。領域内では環境そのものが脅威となり、複数相手でも主導権を握りやすいタイプです。水圧や流れで動きを鈍らせ、分断して各個撃破に持ち込みます。

普段は軽い雰囲気でも、獲物を追い詰めると冷酷さが前に出ます。緩急のある振る舞いが恐さを強め、油断しにくい相手として印象に残ります。遊びの延長のように戦う一方で、決着の瞬間だけ容赦が消えます。残酷さが際立ちます。

6-4. 真人

人の恐れや嫌悪を映す特級呪霊で、魂の形を変えて肉体を改変する術を持ちます。触れた相手を変形させる即効性と、学習して成長する適応力が脅威です。攻撃だけでなく、相手の精神を揺さぶる言葉で判断を狂わせるのも得意です。

無邪気な口調で残酷な実験を楽しみ、善悪の感覚が通じにくい存在として描かれます。子どもっぽさと底知れなさの同居が強烈で、登場するたびに空気を冷やします。相手の反応を観察して手口を変えるため、対策が読まれやすい点も厄介です。

6-5. 祈本里香・リカ

乙骨憂太に憑いた特級過呪怨霊で、圧倒的な呪力と近接戦の破壊力を持ちます。腕力と再生に近い耐久力で押し切るだけでなく、乙骨の呪力を増幅させるように働く点が特徴です。巨大な腕や爪で相手を圧倒し、守る対象への執着が戦闘力に直結します。

普段は凶暴に見えても、根底には守護の意思があり、愛情と恐怖が同居します。悲しさを抱えた存在として、強さに物語性が宿ります。行動は一途で、乙骨の感情に反応して力が揺れるところも印象的です。

7. 呪物と呪具に深く関わる存在

呪術高専(東京校・京都校)は、呪術師を育てる教育機関です。校内には呪物庫や呪具の保管設備があり、特級呪物の封印を維持しながら回収任務も担います。訓練と実戦を往復する環境が、呪物と呪具を巡る事件の最前線につながっています。

7-1. 両面宿儺

「呪いの王」と呼ばれ、死後は特級呪物「宿儺の指」20本として残った存在です。指を巡る回収と争奪が物語の起点になり、器となる者の人生や勢力図まで変えていきます。圧倒的な呪力量に加え、相手を見下ろす余裕と一瞬で命を奪う残酷さが同居します。

善悪の物差しではなく自身の快不快で裁く態度が徹底しており、言葉選びや振る舞いにも不気味な美学が漂います。恐怖と引力を同時に生む悪役として描かれます。

7-2. 脹相

「呪胎九相図」の長男で、人と呪いの混血という特異な出自を持ちます。術式は赤血操術で、自身の血や付着した血を操り、間合いに応じて攻防を切り替えられる点が強みです。呪力を血に変換できる体質のため、血を使う戦法と相性が良いとされています。

兄として弟を守る責任感が非常に強く、そのためなら危険も引き受けます。技の選択が理詰めで、状況対応の巧さが戦闘シーンの見どころになり、弟への言葉も胸を打ちます。

7-3. 壊相

「呪胎九相図」の次男で、毒性を帯びた血を媒介にする触爛腐術を扱います。血を浴びせて相手の動きを奪う発想が厄介で、近距離の乱戦でも決定打を作れます。さらに極ノ番「翅王」で血を翅状に展開し、広範囲へ飛ばして制圧する攻撃も見せます。

血塗と協力して触爛腐術「朽」を発動できる点も特徴です。弟と並んで戦う姿が強く記憶に残り、背中を見られることを嫌うなど妙に人間くさい癖も人物像を濃くします。

7-4. 血塗

「呪胎九相図」の三男で、兄の壊相と同じく触爛腐術を使う存在です。大きく裂けた口から毒血を吐きかけ、当てた血を起点に相手を追い詰めます。壊相ほどの殺傷力は強調されない一方で、兄と連携して術式「朽」を通しやすくする役割が目立ちます。

奇妙に愛嬌のある動きと声が油断を誘い、次の瞬間に毒血が襲う落差が怖さを増します。兄を疑わず慕い、身を挺して支えようとする姿が、短い登場でも印象を残します。

まとめ

呪術廻戦には、呪術師、教師、呪霊、呪詛師など、多彩なキャラクターが登場します。東京校と京都校の生徒たちは、それぞれ独自の術式と個性を持ち、呪霊に立ち向かいます。虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇といった主要人物から、特級呪術師の五条悟、呪いの王と呼ばれる両面宿儺まで、その強さや背景は実に幅広いです。

特級呪霊の真人や漏瑚、呪胎九相図の脹相たちも、物語に緊張感と深みを与えています。それぞれの能力や人物像を理解することで、呪術廻戦の世界観をより深く楽しめるでしょう。

※当記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています

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