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名探偵コナン|ラムの正体が確定?これまでの展開もあわせて解説!

名探偵コナン|ラムの正体が確定?これまでの展開もあわせて解説!

名探偵コナンに登場する黒ずくめの組織は、主人公の工藤新一が江戸川コナンとなるきっかけをつくった悪の組織です。その組織のNo.2であるラムは、存在がほのめかされることがあってもこれまで正体不明でした。しかし、最近となってラムの正体が確定し、それがどのキャラクターか気になる方もいるでしょう。

この記事では、これまでの黒ずくめの組織の動きやラムとのかかわりなどを振り返りながら、ラムが脇田に確定したいきさつを詳しく解説します。確定前に候補とされていた若狭留美や黒田兵衛についても触れるので、ぜひご一読ください。

1.名探偵コナンに登場する「ラム」とは

ラムとは、青山剛昌さんによって「週刊少年サンデー」で連載されている漫画作品「名探偵コナン」の登場人物です。ラムは黒ずくめの組織のNo.2であり、ボスの側近に当たる位置付けであるとされています。黒ずくめの組織は、主人公の工藤新一が江戸川コナンになるきっかけとなった組織です。現在のラムは2代目で、初代ラムは現在のラムの父親が担っていました。

事故によって目に傷を負った過去があり、片方の目に義眼をつけています。ラムの特徴については屈強な大男・女のような男・年老いた老人といったさまざまな噂があり、正体が判明するまでは性別から年齢まで一切不明でした。さらにラムであると思われる姿さえも影武者の可能性があるという点から、ミステリアスな存在であることが分かります。

2.【名探偵コナン】これまでのラム・黒ずくめの組織の動き

これまで黒ずくめの組織は、作中でさまざまな動きを見せてきました。漫画1巻では、工藤が訪れた遊園地で怪しい取引を行います。取引の現場を見られた黒ずくめの組織の構成員ジンは、工藤に薬を飲ませ、工藤を子どもの姿に変えました。

86巻では、ラムの特徴が灰原哀によって語られ、ラムの正体に一歩近づきます。その後回を追うにつれ、黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則といったラムの疑いがある人物が続々と現れます。

2-1.ラムや黒ずくめの組織とかかわりの深い「羽田浩司殺人事件」

羽田浩司殺人事件は、ラムや黒ずくめの組織に迫っていく上で大きな鍵となる事件です。将棋の四冠王である羽田は、趣味であるチェスの大会に出場すべく渡米したところ、ホテルで殺害されているのが発見されました。さらに同じ日、同じホテルにて資産家のアマンダが謎の死を遂げます。アマンダの死後、ボディーガードである浅香が失踪したため、浅香が容疑者として手配されます。

当事件の真相は、ラムが犯人であり、毒薬である「アポトキシン4869」を用いて羽田を殺害したというものでした。自分自身の正体に近づいた浅香を始末すべく、アマンダを拉致して浅香をおびき出そうとしたところ、ラムの予想に反して浅香を庇ったアマンダが毒薬を飲み死亡します。

その後追手から逃げていた浅香を羽田が部屋に匿ったのち、ラムに見つかります。ラムは羽田から浅香の居場所を聞き出そうとするものの、羽田は口を割らなかったため、耐えかねたラムは羽田を毒殺しました。羽田たちが残したダイイングメッセージによってコナンたちは黒ずくめの組織の秘密に近づいたことから、ジンはこの事件を「ラムがぬかった事件」と称しています。

3.【名探偵コナン】ラムの正体は脇田に確定?

ラムの正体は、脇田兼則であると判明しました。脇田は各地を転々とする料理人であり、出っ歯とちょび髭が特徴的な中年の男性です。現在は、毛利探偵事務所の横にある「米花いろは寿司」で板前をしています。一人称は「アッシ」で、推理が好きなことから毛利小五郎に弟子入りしています。しかしひょうきんな姿は表向きの顔で、裏では威厳を持った冷酷な人物です。

黒ずくめの組織のバーボンに対し「Time is money(時は金なり)」とメールを送るせっかちな性格で、長きに渡って黒ずくめの組織に所属しています。「時は金なり」をローマ字に変換し、文字を入れ替えると「WAKITA KANENORI」となるという読者への伏線も用意されていました。

こうしたアナグラムの名前であることもあり、メンバーの1人であるウォッカからは「ふざけた名前」と呼ばれています。正体が判明したのは、漫画100巻における1066話です。アニメでは、1079話で明かされました。ラムが車の中で変装し、脇田の姿でいろは寿司に入っていったシーンによって判明します。

3-1.読者がコナンよりも先に正体を知る異例の展開に

ラムの正体が明かされたことについて注目すべきなのは、ラムの正体を読者が先に知ったという点です。名探偵コナンでは基本的に、正体不明だったキャラクターが誰であるか明かされる際、作中でコナンが知るのと同じタイミングで読者も知ることとなるのが通例でした。しかし今回のラムに関しては、完全なるイレギュラーです。正体が脇田であることはコナンよりも読者が先に知ることとなる、衝撃的な展開を見せます。

ラムの正体が読者に明かされた時点では、まだコナンはラムの正体を知りません。今後コナンが脇田の裏の顔に気づくことがあれば、それは物語における大きなターニングポイントであると言えるでしょう。

4.【名探偵コナン】脇田以外にもラム候補はいた?

ラムの正体が脇田であると判明するまでは、脇田に加え2人の候補がおり、さまざまな考察がなされていました。以下からは、ラム候補とされていた登場人物の作中でのポジション・活躍や、ラムではないかと思われていた理由について徹底解説します。

4-1.若狭留美

若狭は、コナンが通学している学校「帝丹小学校」の1年B組で副担任を担当している先生です。37歳の女性で、おっちょこちょいで怖がりな性格をしています。一方で「3人の強盗団を1人で蹴散らかした」「襲撃してきたプロゴルファーを取り押さえた」といった活躍を見せる、謎めいた人物です。

若狭の名前をローマ字にして並び替えると「IM ASACA RUM」になることや、さまざまな事件にかかわっていることなどから、ラム説が濃厚とされていました。さらに、強いストレスを感じると右目が見えなくなる点も義眼のラムを連想させます。

若狭の正体は、羽田浩司殺人事件において容疑者とされていた浅香でした。資産家のボディーガードを務めていることから、複数人の敵にも負けない強い力を持っています。

4-2.黒田兵衛

黒田は、長野県警の捜査一課課長を務める人物です。50歳の男性で、冷静沈着な性格が特徴です。黒田は事故によって負傷し、10年近く意識不明の状態となっていました。事故の際、顔に火傷を負い、右目が義眼となります。意識を取り戻してからは長野県警に出向し、コナンの実力を信頼してコナンと協力し事件を解決するなどの活躍を見せます。

大柄かつ義眼である点がラムの特徴にマッチしている点や、10年の空白期間があることなどから、ラム候補に挙げられていました。しかしその正体は、ラムではなく公安における裏理事官であることが判明します。

5.【名探偵コナン】ラムの声優は誰が担当する?

ラムの声優は、脇田役を演じていた千葉繁さんである可能性が高いでしょう。千葉さんは、1954年生まれの男性声優です。ベテランであり、声優だけでなくタレントや俳優などとしても活躍しています。1976年、22歳にアニメ「ドカベン」にて声優デビューしました。アドリブを得意技としており、アドリブ王と呼ばれることもあります。千葉さんの演じるキャラクターは、名脇役や悪役が多めとなっています。

代表作は、「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男、「ディシディア ファイナルファンタジー」ボスキャラのケフカ・パラッツォなどです。さらに名探偵コナンの中では、映画「11人目のストライカー」の登場人物である山森慎三の声なども担当していました。

まとめ

名探偵コナンに登場する黒ずくめの組織のNo.2ラムの正体は脇田に確定しました。脇田は表の顔は毛利探偵事務所の隣にあるお寿司屋さんの板前です。ラムが脇田に確定したことで、他の候補として挙げられていた若狭留美・黒田兵衛への疑いは晴れました。

なお、漫画やアニメでは、視聴者がコナンよりも先に脇田の正体を知るという演出がされました。今後、コナンと黒ずくめの組織・ラムがどのように関係していくか目が離せない展開となっています。

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