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韓国ドラマ「おつかれさま」とは?キャスト11名のプロフィールを紹介

韓国ドラマ「おつかれさま」とは?キャスト11名のプロフィールを紹介

Netflixオリジナルの韓国ドラマ「おつかれさま」は、人生の終盤に差し掛かった男女の再会と新たな愛の物語を描いた感動作です。本作の大きな魅力の1つが、若手からベテランまでそろった豪華キャスト陣です。主人公の青年時代を演じるのは、歌手・俳優として活躍するIUさんとパク・ボゴムさん。また、中年期を演じるムン・ソリさんやパク・ヘジュンさんなど、演技派俳優がしっかりと物語を支えます。個性豊かな脇を固める俳優たちの存在も見逃せません。

当記事では、「おつかれさま」に出演する主要キャスト11名について、それぞれの役柄や過去の出演作、俳優としての魅力を紹介します。

1. 韓国ドラマ「おつかれさま」とは?あらすじを紹介!

Netflixオリジナルシリーズ「おつかれさま」は、2025年3月7日から配信が開始された全16話のヒューマンドラマです。演出は「ミセン-未生-」「マイ・ディア・ミスター」などで知られるキム・ウォンソク監督、脚本は「椿の花咲く頃」のイム・サンチュンさんが手がけており、韓国ドラマ界でも屈指の名コンビによる制作として大きな注目を集めました。

主演はパク・ボゴムさんとIUさんです。1950年代の済州島から現代のソウルまで、数十年にわたる時代の流れを背景に、オ・エスンとヤン・グァンシクという男女の人生を四季折々の情景とともに丁寧に描いていきます。物語は、詩人を夢見る少女エスンが母の死をきっかけに夢を閉ざしながらも、幼なじみグァンシクとの愛と苦難を乗り越え、家族とともに人生を築いていく姿を描いた感動作です。名監督と名脚本家のタッグ、そしてIUさんとパク・ボゴムさんの初共演が重なり、国内外で高い評価を得ています。

2. 「おつかれさま」のキャストを11名紹介!

韓国ドラマ「おつかれさま」は、時代を越えて描かれる壮大な物語にふさわしく、実力派俳優たちが世代ごとに役柄を演じ分けています。ここでは、主人公の青年時代から老年期を支える主要キャスト11名を紹介します。

2-1. オ・エスン(青年時代)/演:IU(イ・ジウン)

IUさんは、EDAMエンターテインメント所属のソロアーティストで、2008年に15歳で歌手デビューして以降、韓国を代表するシンガーソングライターとして活躍してきました。韓国では「国民の妹」とも称されるほど絶大な人気を誇っており、清涼感のある歌声と等身大の歌詞で多くのファンに支持される一方、近年は俳優としても高い評価を得ています。

演技活動では本名のイ・ジウン名義を使用し、代表作には「ドリームハイ」「マイ・ディア・ミスター」「ホテルデルーナ」などがあります。

2-2. ヤン・グァンシク(青年時代)/演:パク・ボゴム

パク・ボゴムさんは、シンガーソングライターを志していたものの、合格した事務所から俳優もしたほうがいいと勧められ、2011年に俳優としてデビューしました。その後、2015年のドラマ「恋のスケッチ~応答せよ1988~」で天才囲碁棋士役を演じ大ブレイクを果たします。以降「雲が描いた月明り」「ボーイフレンド」などの話題作に主演し、「国民の彼氏」と呼ばれるほどの人気を得ました。

温かな人柄と誠実な姿勢で知られ、俳優としての実力に加えて好感度の高さでも支持を集めています。今作では、主人公エスンの幼なじみであり支えとなるヤン・グァンシクの青年期を演じ、繊細な感情表現と誠実な眼差しで物語に深みを与えています。

2-3. オ・エスン(中年・老年時代)/演:ムン・ソリ

ムン・ソリさんは、成均館大学校で教育を学んだのち演劇の道に進み、2000年に映画「オアシス」でデビューを果たしました。脳性麻痺の女性を演じ、ヴェネツィア国際映画祭で新人俳優賞を受賞するなど、その演技力で国際的にも高い評価を受けてきた実力派女優です。

以降も数々の映画やドラマで存在感を放ち、繊細な内面描写から力強い役柄まで幅広く演じています。監督・プロデューサーとしても活動し、「映画を作る人」として作品に真摯に向き合う姿勢が印象的です。今作では、主人公オ・エスンの中年から老年期を演じ、重厚な人生の軌跡を静かな熱量で表現しています。

2-4. ヤン・グァンシク(中年時代)/演:パク・ヘジュン

パク・ヘジュンさんは、演劇出身の実力派俳優で、映画「非常宣言」では重厚な演技を披露し、大きな存在感を示しました。これまでに「ミセン-未生-」や「夫婦の世界」などの話題作に出演しています。特にミセンでは後輩思いな優しい窓際族の上司チョン課長を演じ、一躍有名になりました。悪役を演じることがこれまで多かったため、ダークな印象を持つ方も少なくありません。

若い頃は「第二のチャン・ドンゴン」と呼ばれた端正な顔立ちと、鍛え抜かれた身体を生かし、静かな熱量と危うさを感じさせる演技で観る者を惹きつけます。どのような役柄でも確かな存在感を放つ俳優です。

2-5. チョン・グァンネ/演:ヨム・ヘラン

ヨム・ヘランさんは、演劇で20年近くキャリアを積み上げた実力派女優です。もともと国語教師を目指していましたが、大学の演劇サークルをきっかけに俳優の道へ進みました。舞台を中心に活動したのち、「ディア・マイ・フレンズ」でテレビドラマに本格進出。「トッケビ」では主人公の叔母役を好演し、「椿の花咲く頃」「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」などのヒット作でも高く評価されました。

緻密な役作りと圧倒的な表現力で、どのような役柄にも深みを与える名バイプレイヤーです。「おつかれさま」でもその演技力を遺憾なく発揮しています。

2-6. ヨム・ビョンチョル/演:オ・ジョンセ

オ・ジョンセさんは、長い無名時代を経て、40代でブレイクを果たした遅咲きの実力派俳優です。慶尚南道生まれ、京畿道育ちで、地元のスーパーを両親が営んでおり、地元では知られた存在でした。映画「アポジ」でエキストラ出演後、約16年間で100本以上の作品に出演し、地道にキャリアを積み重ねてきました。

2019年のドラマ「椿の花咲く頃」で演じたノ・ギュテ役で一気に注目を集め、演技賞も受賞。人間味あふれる演技と誠実な人柄で、多くの視聴者の心をつかんでいます。

2-7. オ・ハンム/演:チョン・ヘギュン

チョン・ヘギュンさんは、舞台出身の実力派俳優で、映画「殺人の告白」で注目を集めた名バイプレイヤーです。演劇活動を経て映像作品に本格進出したのは30代と遅咲きながら、その存在感のある演技で次々と話題作に出演しています。特に悪役や裏のある人物を演じるときの圧倒的な説得力に定評があります。

しかし、実際の本人は繊細で怖がりな性格だと語っており、演技とのギャップも魅力の1つです。「シグナル」「マイ・ディア・ミスター」などの名作でも印象的な演技を披露し、多くの視聴者の記憶に残る存在となっています。

2-8. キム・チュンノク/演:ナ・ムニ

ナ・ムニさんは、「演技は楽しくないけれど好き」と言い、60年以上にわたり韓国の映画・ドラマ界で活躍を続けるベテラン女優です。気丈で口は悪いが情に厚い「ヨクジェンイ・ハルモニ(毒舌ばあさん)」の役柄で多くの人に親しまれ、映画「アイ・キャン・スピーク」「怪しい彼女」でも圧倒的な存在感を放ちました。

今作では、主人公の母の義母として登場し、長年積み重ねた表現力と存在感で物語に深みを与えています。年齢を重ねてもなお現役で活躍する「国民の母」ナ・ムニの演技は、今も多くの視聴者を惹きつけています。

2-9. パク・マクチョン/演:キム・ヨンリム

キム・ヨンリムは、1960年代に声優として活動を始め、その後俳優へと転身した韓国のベテラン女優です。厳格で貫禄ある役柄を多く演じてきた一方、シットコム「男三人女三人」ではコミカルな一面も披露し、若い世代にも親しまれる存在となりました。「虎をも制する目つき」と称されるほどの強い存在感は、ドラマ「てんとう」で本物の虎を睨み退けたという逸話にも表れています。

歴史ドラマでも重厚な演技を見せ、長年にわたり視聴者の心に残る役柄を演じ続けてきました。年齢を重ねても衰えぬ気迫とカリスマ性で、多くの俳優からも一目置かれる存在です。

2-10. クォン・ゲオク/演:オ・ミネ

オ・ミネさんは、演劇やドラマを通じて長年キャリアを積んできた韓国の実力派女優です。特に近年は人気ドラマ「ペントハウス」やNetflix作品「ザ・グローリー」などに相次いで出演。家庭的な母親から毒のある人物まで幅広く演じ分けられる表現力で、名脇役として確かな存在感を放ってきました。

今作ではヤン・グァンシクの母役を演じ、多くのファンから好評を得ました。ファンに愛されるあまり、オ・ミネさんを詐称したSNSアカウントが開設されたほどです。本人は「個人的な連絡や金銭的要求はしないので気をつけてください」と注意を呼びかけています。

2-11. ヤン・ウンミョン/演:カン・ユソク

カン・ユソクさんは、「神のクイズ:リブート」(2018)で俳優デビューし、「浪漫ドクター キム・サブ2」「スタートアップ: 夢の扉」などで注目を集めました。2020年にはWebドラマ「うまくなりたい」で初主演を果たし、以降も多数の話題作に出演しています。

明るく好奇心旺盛な性格で、グミが大好物というチャーミングな一面もファンに親しまれています。今作では、ムン・ソリさん演じるエスンの息子を演じました。問題児な一面もあるものの、どこか憎めない魅力で視聴者の心をつかんでいます。

まとめ

韓国ドラマ「おつかれさま」では、IUさんやパク・ボゴムさんをはじめとする豪華キャストが世代ごとに登場し、登場人物の人生を丁寧に描いています。中年期や老年期の演技にはムン・ソリさんやパク・ヘジュンさんら実力派がそろい、ストーリーに深みを与えています。

また、ヨム・ヘランさんやオ・ジョンセさんなど個性豊かな俳優陣の存在も、作品の魅力を引き立てる重要な要素です。キャストの経歴や役柄に注目することで、ドラマをより一層楽しめるでしょう。

※当記事は2025年7月時点の情報をもとに作成しています

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