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ハイキューのキャラクターを全100人紹介!ポジションや特徴・魅力

ハイキューのキャラクターを全100人紹介!ポジションや特徴・魅力

「ハイキュー!!」の面白さは、強豪校のエースだけで決まりません。守備で流れを変えるリベロ、一本を託されるセッター、ブロックで相手の選択肢を削るミドル、そして背中で基準を示す主将や監督まで、役割の数だけドラマがあります。烏野、青葉城西、音駒、稲荷崎などがぶつかるたびに、価値観と戦い方が交差し、読み進めるほど心が動く瞬間が生まれます。

当記事では、各校のカラーとキャラクターの魅力やプレーの特徴などを紹介します。

目次

1. 烏野高校(宮城県)

烏野高校は宮城県の県立校で、スローガンは「飛べ」です。かつては全国に名を知られた強豪でしたが、近年は成績が落ち「落ちた強豪、飛べない烏」と呼ばれました。そこへ日向と影山が入部し、澤村主将を中心に菅原や東峰ら上級生も支えます。烏養コーチのもとで速攻を磨き、西谷の守備で粘ってつなぎ、田中の強打で流れを引き寄せます。

月島の読みも加わり、相手の長所を封じて勝ち筋を作る場面も増えました。低くても高くても役割を果たし、全員で勝つ。その姿勢が「飛べ」という言葉に重なります。再起をかけたチームの物語を象徴する校風です。

1-1. 日向翔陽

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:162.8cm
  • 誕生日:6月21日
  • 背番号:10

日向翔陽は、身長のハンデを運動能力と反射神経で埋める選手です。テレビで見た「小さな巨人」に憧れてバレーを始め、烏野でその夢を現実に近づけていきます。速攻の囮としてコートを走り回り、相手ブロックの目線を引き付けて味方の得点機会を増やす役割が得意です。

最初は技術が粗いものの、試合や練習で学び続け、レシーブやブロックにも食らい付いていきます。明るい性格でチームの空気を軽くしつつ、負けず嫌いで努力を止めない点も魅力です。影山のトスを信じて飛び続ける姿が、烏野の「飛べ」を体現しています。先輩たちの助言を素直に吸収し、どんな相手にも臆せずぶつかる姿勢が見ていて気持ちいい存在です。

1-2. 影山飛雄

  • ポジション:セッター
  • 身長:180.6cm
  • 誕生日:12月22日
  • 背番号:9

影山飛雄は、正確なトスと強気の配球で攻撃を組み立てるセッターです。試合中に状況を素早く整理し、最適な打点を作ることにこだわります。サーブやブロックでも前線に立てる体格があり、セットアップ以外でも得点に絡めます。中学時代の失敗を抱えつつ、烏野では「チームで勝つ」ための言葉選びや距離感を学び直します。

日向との変人速攻は象徴的で、相手の守備のリズムを崩す大きな武器です。冷たく見えがちな言動の裏に、誰より勝利に真剣な不器用さがあり、少しずつ仲間を信じていく過程が魅力です。「コート上の王様」と呼ばれた過去を越えて、相手だけでなく味方の強みも引き出すセッターへ変わっていく点に惹かれます。

1-3. 澤村大地

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:176.8cm
  • 誕生日:12月31日
  • 背番号:1

澤村大地は、烏野の主将としてチームを土台から支える存在です。派手な得点よりも、サーブレシーブやつなぎで崩れない安定感が光ります。相手の強打を正面から受け止め、ラリーを続けて流れを切らせない場面が多いです。試合が荒れたときほど冷静で、後輩の暴走を止め、必要な言葉で空気を締め直します。

ときに厳しく、ときに背中で示すリーダーシップで、部員が自然に付いていく魅力があります。烏野を再び強くしたいという責任感が芯にあり、勝負所で体を張る姿が胸に残ります。烏養コーチとも意見を交わしながら現場を回し、清水や谷地への気配りも欠かしません。グラウンド役としての信頼が、烏野の総力戦を成立させています。

1-4. 菅原孝支

  • ポジション:セッター
  • 身長:174.3cm
  • 誕生日:6月13日
  • 背番号:2

菅原孝支は副主将で、チームの雰囲気を整える潤滑油です。影山の加入で控えに回る立場になっても腐らず、必要な場面で流れを変えるトスやサーブで貢献します。テンポの違うトスや、相手ブロックの意識をずらす配球が得意で、短い出場時間でも試合を動かせる選手です。

後輩に対してはやさしい口調で寄り添いながら、締めるところは締めるので信頼が厚いです。及川に「爽やか君」と呼ばれるように印象は柔らかいですが、内側には負けん気が強く、スタメン争いにも真正面から向き合います。相手の強さに飲まれそうなときに声を出してリセットし、烏野の攻撃を落ち着かせる役回りも大きいです。控えでも主役級の存在感があります。

1-5. 田中龍之介

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:177.2cm
  • 誕生日:3月3日
  • 背番号:5

田中龍之介は、烏野のムードメーカーであり、勝負どころで点をもぎ取るスパイカーです。強面に見えて後輩思いで、日向や影山を自然にチームへ溶け込ませます。派手なエースではないものの、ライン際への打ち分けや粘りのフォローで得点を重ねるタイプです。

調子が悪くても臆さず打ち切る胆力があり、ブロックに止められても次の1本で取り返そうとするメンタルが魅力です。相手に煽られても最後はバレーで黙らせる姿勢が格好よく、烏野らしい熱さを背負っています。西谷との掛け合いでチームを盛り上げ、苦しい場面では自分が打つと宣言して仲間を鼓舞します。熱血なだけでなく実直さも伝わるキャラクターです。

1-6. 月島蛍

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:188.3cm
  • 誕生日:9月27日
  • 背番号:11

月島蛍は、長身と観察眼を武器に相手の攻撃を読むブロッカーです。皮肉っぽい言い方で周囲をからかいますが、コート内では状況を冷静に見て最適解を探します。ブロックは「止める」だけでなく「触って軌道を変える」意識が高く、守備の起点になりやすい選手です。

最初は熱量が低いように見えるものの、勝負の厳しさを知ってからは自分の武器に誇りを持ち、試合での表情が大きく変わっていきます。影山の配球を読んで一歩先に手を出すなど、頭脳派らしい駆け引きも魅力です。山口との関係では、淡々として見えて実は面倒見が良い一面も出ます。

1-7. 西谷夕

  • ポジション:リベロ
  • 身長:159.3cm
  • 誕生日:10月10日
  • 背番号:4

西谷夕は「烏野の守護神」と呼ばれるリベロで、守備の安心感が段違いです。強烈なスパイクを拾ってラリーを続け、攻撃につなげる仕事でチームの土台を作ります。床すれすれのボールにも迷いなく飛び込み、チャンスボールではトスで攻撃参加もこなします。感情表現が大きく、成功すれば全身で喜び、ミスをしてもすぐ切り替えるため、周りの空気も前向きになります。

小柄でも存在感が大きく、東峰の復帰を後押しする場面など、仲間を支える言動も魅力です。守備で流れを呼び込み、烏野の総力戦を成立させるキーマンと言えます。必殺技のローリングサンダーに代表されるように、派手さと実力を両立しています。熱い声掛けで味方の背中を押すところも頼もしいです。

1-8. 東峰旭

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:184.7cm
  • 誕生日:1月1日
  • 背番号:3

東峰旭は、烏野のエースとして高い打点とパワーで得点源になります。見た目は迫力がありますが性格は繊細で、過去の経験から自信を失う時期もありました。それでも仲間の支えでコートに戻り、ここぞで強打を決める姿が印象的です。相手ブロックが整っていても腕力で押し切れる一方、コースを打ち分ける工夫も増えていきます。

西谷の守備があってこそ思い切り振れる関係性も熱く、烏野の攻撃を背負う頼もしさが魅力です。普段は後輩にやさしく、謝るときは素直に頭を下げる誠実さがあります。試合では重いサーブで崩して得点につなげる場面もあり、攻守で流れを作れます。弱さを認めた上で立ち上がる強さが、エースの説得力につながっています。

1-9. 山口忠

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:179.5cm
  • 誕生日:11月10日
  • 背番号:12

山口忠は、月島と同じ1年生でありながら、コート内外の空気を明るくするムードメーカーです。月島を「ツッキー」と呼び、さりげなく背中を押す関係性も印象的です。序盤は出場機会が限られますが、ジャンプフローターサーブを武器として鍛え上げ、ピンチサーバーとして投入される場面が増えていきます。

緊張で手が震える瞬間も含めて、逃げずに一球へ向き合う姿が胸を打ちます。相手の受け手を崩すだけでなく、会場の空気を動かすサーブが入ったとき、烏野の攻撃テンポが一気に上がります。自分の弱さを認めた上で前に進む成長が読みどころです。

1-10. 縁下力

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:175.4cm
  • 誕生日:12月26日
  • 背番号:6

縁下力は、表に出る派手さよりも安定感でチームを支える2年生です。一度は部を離れた経験があり、その後に戻ってきたからこそ、練習の重みや仲間の大切さを誰より理解しています。試合では守備とつなぎで穴をつくらず、苦しい場面でも冷静に声を出して流れを整えます。

澤村が不在のときに代役として踏ん張る姿は、次期主将候補と言われる理由が伝わる場面です。派手なスパイクで目立つタイプではありませんが、位置取りや声かけで周囲の動きを整える力があります。熱量の高い選手をうまく受け止め、チームが崩れそうなときに踏ん張れるのが縁下の強みです。

1-11. 成田一仁

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:180.2cm(後に180.9cm)
  • 誕生日:8月17日
  • 背番号:8

成田一仁は、控えに回る時間が長くても準備を怠らない2年生ミドルです。ブロックやつなぎの基本が丁寧で、急にコートへ入っても大きく崩れにくい安定感があります。菅原と組む場面では、速さよりも確実さを優先した攻撃で相手のリズムを崩すなど、状況に応じた判断も光ります。

名将・烏養一繋監督が一時的に復帰した時期に、縁下や木下とともに部から遠ざかった過去があり、戻ってからは地道に取り組む姿勢が強まります。レギュラーが苦しいときに交代で入れる選手がいる安心感は大きく、チームの総合力を底上げする存在です。

1-12. 木下久志

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:174.7cm(後に175.8cm)
  • 誕生日:2月15日
  • 背番号:7

木下久志は、雑音を遮断できる集中力が強みの2年生です。プレーそのものは堅実で、特にサーブを武器にするため努力を重ねます。山口と同じくピンチサーバーとして投入される場面があり、1本のサーブで流れを引き寄せる役割を担います。

過去に練習の厳しさで一度バレーから距離を置いた時期がありますが、戻ってからは自分にできる武器を探し続けます。サーブの精度を上げることに加え、西谷の練習に付き合うなど裏方の貢献も欠かしません。積み重ねでチームを強くするタイプの魅力が伝わる選手です。

1-13. 清水潔子

  • ポジション:マネージャー
  • 身長:166.2cm
  • 誕生日:1月6日

清水潔子は、烏野バレー部の運営を支える3年生マネージャーです。仕事ぶりは淡々として見えますが、必要な準備を着実にこなし、選手が練習と試合に集中できる環境を整えます。遠征や試合での段取り、備品管理などを的確に回す姿勢は、チームの信頼そのものです。

感情を大きく表に出さない分、ここぞで見せる言葉や行動が効きます。選手からは一目置かれる存在で、練習中にその背中が見えるだけで空気が締まる場面もあります。部に新しい風を入れるため谷地を誘った点も、長期的にチームを考える視野の広さが表れています。

1-14. 谷地仁花

  • ポジション:マネージャー
  • 身長:149.7cm
  • 誕生日:9月4日

谷地仁花は、インターハイ予選後に加わった1年生マネージャーです。最初は自信のなさや不安が前面に出ますが、日向たちのまっすぐさに触れ、「自分にもできることがある」と一歩踏み出します。得意のデザインを生かしてポスター制作を担い、遠征資金づくりにも貢献するなど、裏方としての成長が早い点が魅力です。

独特のたとえ話をする一面もあり、背の高い選手が集まる様子を「巨人の密林」と表現したように、視点が面白い人物です。心配性でも仕事は丁寧で、清水から受け継いだバトンを握り、烏野を支える柱になっていきます。

1-15. 武田一鉄

  • ポジション:顧問(監督)
  • 身長:166.5cm
  • 誕生日:1月10日
  • 背番号:設定なし

武田一鉄は、烏野バレー部の顧問を務める現代文教師です。バレー未経験でも、選手の話をメモしながら学び、必要な環境を整えることに全力を注ぎます。練習試合の交渉や遠征の手配など、コート外でチームを強くする動きが多い人物です。特に烏養繋心を何度も口説いてコーチに迎えた行動力は、烏野再建の起点になりました。

大声で叱咤するより、言葉で背中を押すタイプで、負けた後も前を向く視点を与えてくれます。選手の可能性を信じて外へつなぐ役割があり、チームの軸がぶれそうなときほど存在感が増します。監督としての覚悟が静かに伝わります。

1-16. 烏養繋心

  • ポジション:コーチ
  • 身長:178cm
  • 誕生日:4月5日
  • 背番号:なし

烏養繋心は、烏野OBであり、烏野を率いた名将・烏養監督の孫にあたる人物です。普段は坂ノ下商店の店番をしていますが、武田の熱意に押され、烏野のコーチとして指導に入ります。練習の目的をはっきり示し、反復の質を上げることで、チーム全体の底上げを狙うタイプです。厳しさの中にユーモアもあり、選手が自分で気づけるように導く指導が光ります。

当初は人に教える役割を好まない一方、バレーそのものは好きで、地域でもチームを作るほどの情熱があります。音駒との対戦を知ったことが、重い腰を上げるきっかけになりました。勝つために現実を見せつつ、選手の長所を伸ばすバランス感覚が魅力です。

2. 青葉城西高校(宮城県)

引用:x.com

青葉城西高校の横断幕は「コートを制す」です。宮城県屈指の強豪として、烏野高校や伊達工業高校などとしのぎを削ります。主将の及川徹を中心に、相手の弱点を読んで配球を変え、サーブで揺さぶり、ブロックとレシーブで粘って流れをつかむ総合力型のチームです。

速攻やコンビも使い分け、長いラリーでも崩れにくいのが特徴です。

個々の実力を束ねて最大値を引き出す試合運びが魅力で、堅実さと勝負強さの両方を備えています。派手さよりも練習と分析で勝ち筋を作るスタイルが光ります。

2-1. 及川徹

  • ポジション:セッター
  • 身長:184.3cm
  • 誕生日:7月20日
  • 背番号:1

及川徹は、天才肌に見える一方で、努力と分析で自分と味方を強くしてきたセッターです。相手ブロックの配置やレシーブの癖を読んでトスの質を変え、エースだけに頼らない攻撃を作ります。ジャンプサーブでも流れを変えられるため、点を取り切る場面での存在感が際立ちます。「大王様」と呼ばれることもあるカリスマ性があり、試合前に仲間へ声をかけて士気を上げる姿も印象的です。

飄々とした言動で周囲を振り回しがちですが、勝つために必要な役割を自分に課し、仲間の能力を引き出そうとする責任感も大きい人物です。岩泉とぶつかりながらも信頼を積み上げていく関係性も、青城らしさを象徴します。相手のレシーバーを狙うサーブの精度も高く、1点で空気を変えられるのが強みです。

2-2. 岩泉一

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:179.3cm
  • 誕生日:6月10日
  • 背番号:4

岩泉一は、青城のエースとして得点源を担い、強いスパイクでチームを引っ張る存在です。豪快さだけでなく、サーブレシーブやつなぎでも手を抜かず、一本目が乱れた場面でも粘って攻撃を成立させます。相手のブロックを見て打ち分ける冷静さもあり、苦しい局面で点を取り切る勝負強さが光ります。及川とは幼なじみで、遠慮のないツッコミ役としてチームの空気を締める役回りも印象的です。

堅実な守備から攻撃へつなぐ意識が高く、チームが苦しいときほど頼られます。厳しさの裏に面倒見の良さがあり、後輩にも必要なことをはっきり伝えて成長を促します。及川の多彩なトスを受け止め続けてきた相棒として、青城の攻撃の厚みを作っています。

2-3. 金田一勇太郎

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:189.2cm
  • 誕生日:6月6日
  • 背番号:12

金田一勇太郎は、長身を生かしたブロックと速攻で存在感を出すミドルブロッカーです。中学時代は影山と同じチームで、ぶつかり合った経験があるからこそ、組織としてのバレーにこだわる姿勢が見えます。粗さも残りますが、及川のトスに合わせて成長していくタイプで、試合の中で波に乗ると得点源になります。ブロックでは読みよりも高さで止める場面があり、相手スパイカーにプレッシャーをかけられます。

プレーがうまくいかないと感情が出やすい一方で、指摘を受け入れて修正できる素直さも魅力です。国見と同期として支え合いながら、試合の緊張感の中で一段伸びるところが見どころです。

2-4. 国見英

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:182.8cm
  • 誕生日:3月25日
  • 背番号:13

国見英は、「燃費よく」を体現するように、無駄な動きを抑えて力を残し、終盤に効いてくるウイングスパイカーです。普段は省エネ気味に見えますが、必要な場面では一気にギアを上げて得点やレシーブで貢献します。中学時代は影山と同じチームで、距離感のある態度の中にも実力者らしい冷静さがあります。

熱くなりやすい金田一と対照的で、コート内のバランスを取る存在としても魅力的です。体力を温存して後半に動けるため、相手が疲れてくるタイミングで一歩早く反応できるのが強みです。大きなリアクションで盛り上げるタイプではありませんが、淡々と仕事をこなして得点のきっかけを作ります。及川の配球に合わせてコースを打ち分ける場面もあり、静かながら試合を整える役割を担っています。

2-5. 京谷賢太郎

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:178.8cm
  • 誕生日:12月7日
  • 背番号:16

青葉城西の「壊し屋」と呼ばれる攻撃型の選手で、勢いに乗ったときの突破力が魅力です。助走から一気に打ち抜くスパイクは威力があり、相手ブロックの上から叩き込む場面も見られます。点を取るほどプレーが加速し、会場の空気を変えられる一方で、焦りが出ると強打一本に偏ってミスにつながることもあります。及川のトスで打ちやすい状況を作ったり、周囲が声をかけて切り替えを助けたりすると真価が出ます。

2-6. 渡親治

  • ポジション:リベロ
  • 身長:171.2cm
  • 誕生日:4月3日
  • 背番号:7

青葉城西の守備を支えるリベロで、安定したレシーブで攻撃の土台を作ります。強いサーブやスパイクを受けても乱れを最小限に抑え、及川がトスを上げられる形に整えるのが役割です。派手さより確実性を優先するタイプで、相手が狙ってくるコースに早く入って身体を作り、ボールを高く返して味方に時間を渡せます。渡がいることでブロッカーも強気に手を出せて、後ろで拾う連携が締まります。青城の「粘り」を形にするキーマンです。

2-7. 松川一静

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:187.9cm
  • 誕生日:3月1日
  • 背番号:2

青葉城西のブロックを支えるミドルブロッカーで、相手の攻撃を読んで手を出す駆け引きが魅力です。高さを生かしたワンタッチで相手の勢いを削り、守備が拾えるボールに変える役割を担います。感情を表に出しすぎず、相手の反応や癖を観察しながらプレーを組み立てる冷静さも強みです。隣の花巻や後衛の渡と連携して、狙われたコースを消しながら守備を助けます。派手な一撃より、失点の芽を細かく摘む仕事で青城の強さを支えています。

2-8. 花巻貴大

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:184.7cm
  • 誕生日:1月27日
  • 背番号:3

青葉城西のアウトサイドとして、攻守のバランスでチームを支える選手です。強打だけで押すより、状況に合わせてコースを打ち分けたり、相手ブロックの指先を狙ったりと、得点の取り方がうまいのが魅力です。レシーブでも大崩れしにくく、ラリーの中で次の一手を作れます。バックアタックや切り返しでも存在感があり、相手の守備を散らす役にもなります。周囲への目配りも利き、試合の流れを整える役回りを担えるところが頼もしさです。

2-9. 矢巾秀

  • ポジション:セッター
  • 身長:181.9cm
  • 誕生日:3月1日
  • 背番号:6

青葉城西の控えセッターで、試合の流れが苦しいときに入って空気を変えられる存在です。普段は軽いノリに見えても、チームの規律や先輩の舞台を大切にする真面目さがあり、状況判断も堅実です。及川ほど派手な配球ではなくても、丁寧にトスを上げて攻撃を成立させ、守備から攻撃への切り替えを整えます。出番が短くても「今の役目」を理解してプレーできるのが強みで、ピンチサーバーとして流れを切る役割を担う場面もあります。

2-10. 入畑伸照

  • ポジション:監督

青葉城西を率いる監督です。作中の描写からは、選手の自主性を尊重しつつ、勝負どころでは視点を切り替えさせる言葉を投げるタイプと読み取れます。実際、試合運びは選手に任せる方針で、司令塔である及川の存在もあって積極的に指示を出さないと説明されています。選手が判断しやすい土台を整えながら戦う指導者として、青城の強さを裏で支える存在です。

3. 伊達工業高校(宮城県)

伊達工業高校の代名詞は「伊達の鉄壁」です。徹底したリードブロックで相手のエースを止め、ワンタッチから守備につなげて切り返すスタイルが強みです。高さ・速さ・広さを備えたブロックが軸にあり、点の取り合いでも粘って相手のリズムを崩します。強打を正面から受け止める迫力も魅力で、相手に「簡単には通らない」と印象づけます。インターハイ予選後は新体制となり、二口堅治が主将としてチームを引っ張ります。

3-1. 青根高伸

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:191.8cm
  • 誕生日:8月13日
  • 背番号:7→1

青根高伸は、伊達工の鉄壁を象徴するミドルブロッカーです。寡黙で表情も硬めですが、ブロックに入ると相手のエースを「ロックオン」したように見据え、助走や腕の振りから打点とコースを読み取ります。止め切れなくてもワンタッチで勢いを削り、後衛が拾えるボールに変えるのが持ち味です。

高さだけに頼らず、リードブロックで相手の選択肢を狭めるため、周囲の守備も動きやすくなります。見た目は怖くても中身は素直で、チームの声かけに全力で反応するところも愛されポイントです。3年生引退後は背番号1を背負い、ブロックの中心として「まず止める」を体現し続けます。

3-2. 黄金川貫至

  • ポジション:セッター
  • 身長:191.5cm
  • 誕生日:7月9日
  • 背番号:7

黄金川貫至は、身長190cm超えの大型セッターとして伊達工の新しい武器になります。経験は浅く粗削りですが、真面目で実直な努力家なのが魅力です。高い打点でトスを上げられるため、スパイカーが打ちやすく、ブロックが強い伊達工でも得点パターンを増やせます。前衛に回れば自分も「3枚壁」の一員として高さを出せるのも強みです。

判断が追いつかず乱れる場面もありますが、言われたことを素直に吸収して伸びていくタイプで、二口にツッコまれながらも食らいつく姿がチームに勢いを生みます。失敗しても切り替えが早く、声を出して場を明るくできるため、堅い守備のチームに前向きな熱量を足してくれます。

3-3. 二口堅治

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:184.2cm
  • 誕生日:11月10日
  • 背番号:6→2

二口堅治は、伊達工の新主将としてチームを引き締めるウイングスパイカーです。口が悪く挑発的に見える場面もありますが、先輩たちが築いた鉄壁を守り、勝つために必要なことを言葉にできるのが強みです。攻撃ではブロックを弾く強打やスパイクサーブで流れを作り、守備では「3枚壁」の一角として前線を固めます。

周囲の粗さも受け止めながら戦う姿が頼もしく、黄金川の成長を促す役回りも含めて、伊達工らしい粘りを体現する存在です。試合中は相手を見てニヤッとするような強気さが出ますが、チームの乱れを整える視点も持っています。勝負所で「ここは止める」と腹をくくるメンタルが、伊達工のブロック戦術を支えます。

3-4. 鎌先靖志

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:186.8cm
  • 誕生日:11月8日
  • 背番号:1

鎌先靖志は、3年生ミドルとして「鉄壁」の中核を担います。熱量の高い声かけと、相手のエースに真正面から立ちはだかるブロックが魅力です。止め切れなくてもワンタッチで攻撃の勢いを落とし、後衛が拾いやすいボールに変えて切り返しの起点を作ります。

高い手を真っすぐ出せるため、相手が「打ち切れない」感覚になりやすいのも強みです。攻撃では速攻や押し込みで点を奪い、守備のチームに攻撃面の押しを足せます。ブロックの連動を整える役回りも担っており、壁の形を微調整しながら失点を減らします。

3-5. 茂庭要

  • ポジション:セッター
  • 身長:176.3cm
  • 誕生日:9月6日
  • 背番号:2

茂庭要は、インターハイ予選時の主将で、堅い守備を落ち着かせる司令塔です。相手ブロックやレシーブの乱れを見て、無理に派手な攻撃に寄せず、まず点を取り切る配球を選びます。鉄壁で拾ったボールを丁寧に組み立て直し、ラリーの中で少しずつ優位を作るのが得意です。

トスは堅実でも、相手が寄せた瞬間に空いたコースへ振るなど細かい駆け引きもできます。ミスが流れを変えやすい守備型チームで、茂庭の安定感は味方を強気にさせる魅力があります。

3-6. 作並浩輔

  • ポジション:リベロ
  • 身長:164.1cm
  • 誕生日:8月30日
  • 背番号:13

作並浩輔は、小柄でも反応が速く、鉄壁の後ろを支える守備の要です。ブロックで弾いたボールを正確に上げ、切り返しの一手を作ります。強打に対しても体を低く保ち、面を作って丁寧に返せるため、伊達工の「拾ってもう一回」を成立させます。サーブレシーブでボールを前に出しすぎないので、セッターが走らされにくく攻撃の形を保てる点も強みです。相手の狙いどころを察して立ち位置を調整し、味方に共有できるところも含め、鉄壁を完成させる存在です。

3-7. 小原豊

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:186.2cm
  • 誕生日:12月15日
  • 背番号:12(インターハイ予選)→3(春高予選)

小原豊は、伊達工の得点源になれるアウトサイドで、高さを生かした強打とブロック参加の両方で存在感を出します。鉄壁で拾っても点が取れなければ勝てないため、小原の決定力はチームの幅を広げます。大きな体でコートをカバーし、苦しいボールでも打点を確保して返せるのが強みです。攻撃では一本で決めるだけでなく、相手の手に当ててチャンスボールを作る意識もあり、ラリーで優位を作りやすいタイプです。

3-8. 女川太郎

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:175.2cm
  • 誕生日:12月14日
  • 背番号:8

女川太郎は、伊達工の2年生アウトサイドで、鉄壁の中でも「つなぎ」を途切れさせない役回りが光ります。突出した高さで押すタイプではありませんが、守備の戻りが速く、ラリーでボールを落とさない意識が強いのが魅力です。ワンタッチの落下点に素早く入れると、前の壁がさらに活きます。ニックネームが「パンタロン」とされるなど、チーム内でいじられやすい雰囲気もあり、硬派な伊達工の中で空気を和らげる存在でもあります。派手さより堅実さで貢献し、鉄壁の「もう一回」を続けるために欠かせません。

4. 白鳥沢学園高校(宮城県)

白鳥沢学園高校の横断幕は「強者であれ」です。全国常連の強豪で、宮城では「王者」と呼ばれる存在です。個々の実力を最大限に発揮させる「足し算」のバレーが特徴で、絶対的エースの牛島若利を軸に、堅実なつなぎと高いブロックで主導権を握ります。

派手なコンビよりも、決定力と再現性を積み重ねて相手を押し切る王道型です。相手の勢いを受け止めてから、確実な一撃で返すため、点差以上に圧を感じさせます。「獅子奮迅」の言葉通り、一本の得点へ迷いなく集中する姿が印象的で、主将・副主将を中心に役割分担が明確なチームです。

4-1. 牛島若利

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:189.5cm
  • 誕生日:8月13日
  • 背番号:1

牛島若利は、左利きの強打で得点を量産する、白鳥沢の絶対的エースです。高い打点と体の強さで、ブロックの上からでも押し切る決定力が最大の武器です。コースを打ち分けるというより、威力でねじ込む直線的な強さがあり、レシーブ側に「上げてもまた打たれる」圧を残します。サーブでも相手の守備を崩し、得点まで最短距離で運ぶのが持ち味です。

淡々と見えて勝利への執着が強く、一本に対する集中力も一級品です。主将としてチームの基準を引き上げ、終盤でも迷いなくトスを集められる信頼感があります。白布の安定したトスを受け止め、いつでも同じ質で打ち切る再現性が魅力です。対策されても崩れにくいシンプルな強さが、最後まで脅威になります。

4-2. 白布賢二郎

  • ポジション:セッター
  • 身長:174.8cm
  • 誕生日:5月4日
  • 背番号:10

白布賢二郎は、白鳥沢の攻撃を整える、堅実さが光るセッターです。強烈なスパイカー陣を前にしてもトスの精度がぶれにくく、流れが悪い場面ほど落ち着いて選択します。自分が目立つより、牛島の得点を最大化することに徹する姿勢が印象的です。相手ブロックの位置を見て、左右や高さを微調整しながら、打ちやすい一球を供給します。

牛島に頼り切りにならず、大平の安定した決定力や天童の速攻も混ぜて相手の読みをずらす点も見どころです。短い声かけで攻撃のスイッチを入れ、ミスが出ても淡々と立て直すため、終盤でもゲームが崩れにくくなります。「目立たないセッター」を貫く姿勢が、白鳥沢らしさを支えています。堅実で迷いが少ないトス回しが、攻撃の強さを安定させます。

4-3. 天童覚

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:187.7cm
  • 誕生日:5月20日
  • 背番号:5

天童覚は、「読み」で止めるブロックが持ち味のミドルです。相手の癖や流れを見て、あえて賭けに出るような動きでスパイクを刺しにいきます。決まったときの破壊力は抜群で、会場の空気ごとひっくり返す存在です。相手スパイカーの表情や助走の角度まで観察し、次の一手を先回りするため、対戦相手からは不気味さすら感じられます。

言動は軽快ですが、ブロックで試合の流れを作るという役割を理解しています。一方で外すこともありますが、チーム全体が特性を織り込んで守備を組むため、天童が当たり始めると白鳥沢の守りが一段と強く見えます。勝負所で相手の心を折りにいく駆け引きが、天童の魅力です。速攻でも存在感を出し、相手の注意を散らします。

4-4. 大平獅音

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:182.7cm
  • 誕生日:10月30日
  • 背番号:4

大平獅音は、白鳥沢の副主将で、攻守の安定感が際立つウイングです。牛島ほど派手ではないものの、ブロックの上から押し込むパワーと、堅いレシーブでラリーを支えます。サーブレシーブで崩れにくいので、白布は攻撃の選択肢を保ちやすく、結果として牛島の決定力も生きます。得点面でも要所で確実に決め、相手が牛島対策に寄せた隙を突く役回りが光ります。

大平が大崩れしないため、白鳥沢は試合の土台が揺れにくく、終盤の競り合いでも落ち着いて戦えます。味方のミスにも動じにくく、淡々と仕事を積み上げる姿勢が頼もしいです。派手さよりも「確実に点を取る」強さを体現する存在と言えます。副主将として声を荒げずに周囲を整え、チームの集中を保ちます。

4-5. 五色工

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:181.5cm
  • 誕生日:8月22日
  • 背番号:8

五色工は、白鳥沢の1年生ウイングで、次代のエース候補として注目される存在です。勢いのあるスパイクと負けず嫌いな性格で、コートに入ると空気が少し熱くなります。実力者ぞろいのチームで「自分も戦力になる」と示そうとする姿は、成長物語としても魅力です。荒さはありますが、一本決めたときの爆発力があり、相手に流れを渡したくない場面で勢いを足します。

守備やつなぎの部分では先輩たちに学ぶ段階で、失点しても次の一本で取り返そうとする気持ちの強さが見えます。牛島の背中を追いながら、自分の強さを形にしていく過程が楽しみなキャラクターです。サーブやブロックも含めて伸びしろが大きく、試合経験を積むほど武器が増えていきます。

4-6. 川西太一

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:188.3cm
  • 誕生日:4月15日
  • 背番号:12

川西太一は、白鳥沢の中でも冷静に試合を見て動けるミドルです。派手さよりも状況判断の良さが光り、相手の攻撃パターンを読んでブロックで止めにいく堅実さが魅力です。寡黙で表情も崩れにくい一方、得点時に仲間と喜ぶ場面もあり、チームに溶け込む自然体が印象に残ります。ブロックの読みが当たったときの静かな強さがあり、牛島若利の攻撃を支える影の要としても見どころです。

4-7. 山形隼人

  • ポジション:リベロ
  • 身長:174.3cm
  • 誕生日:2月14日
  • 背番号:14

山形隼人は、白鳥沢の守備を支えるリベロです。強烈なスパイクを受けても切り替えが早く、次のラリーへ集中できるタフさが持ち味です。守備範囲の広さと安定感でチームの土台を作り、乱れたボールも丁寧につないで攻撃へ回します。派手な得点はなくても、失点を減らす仕事で存在感を出すタイプです。チームメイトへの声掛けやフォローも描かれ、守備だけでなく空気を整える役としても頼れる印象です。

4-8. 瀬見英太

  • ポジション:セッター
  • 身長:179.5cm
  • 誕生日:11月11日
  • 背番号:3

瀬見英太は、攻撃色の強いセッターとして語られることが多い存在です。自分の手でブロックを振り切るトスを選ぶなど、勝負へのこだわりがプレーに出ます。一方で、ジャンプサーブの威力も武器で、流れを変える役割も担います。正セッターの白布賢二郎と対照的な個性が、白鳥沢の層の厚さを感じさせます。「控え」で終わらない反骨心があり、出番が来たときに一気に空気を持っていくところが魅力と言えます。

4-9. 鷲匠鍛治

  • ポジション:監督
  • 身長:169cm

鷲匠鍛治は、白鳥沢を全国常連に導く名将として描かれます。高さとパワーを軸に「個の力」を磨く方針で、選手の長所を伸ばす采配が特徴です。厳しい言葉が目立ちますが、勝つための基準が明確で、チームの土台を作る立場として筋が通っています。烏野高校との対比も含め、作品のテーマを際立たせる存在です。監督という立場上、背番号は付いていませんが、存在感はコート内の誰にも負けない重みがあります。指導者像も読みどころです。

5. 条善寺高校(宮城県)

条善寺高校の横断幕は「質実剛健」。本来は堅実さと粘り強さを示す言葉ですが、作中の条善寺は「アソビ」をモットーに、足で上げたり即興で形を変えたりと、型にはまらない自由な攻撃を繰り出す“お祭りチーム”として描かれます。テンションの高さと運動能力で一気に流れを持っていく一方、相手にペースを握られると脆さも出やすいのが特徴です。

5-1. 照島遊児

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:177.2cm
  • 誕生日:4月18日
  • 背番号:1

条善寺バレー部の主将で、試合を“アソビ”に変えてしまうムードメーカーです。勢い任せに見えて、相手の想定外を狙う発想があり、足で上げるなどの大胆なプレーもさらっと決めます。チャラい見た目と軽いノリが目立ちますが、点を取る匂いがした瞬間の切り替えが速く、強打で流れを引き寄せられるのが強みです。相手の空気を揺さぶる声かけも上手で、味方が乗ると連鎖的にプレーが派手になっていきます。自由さが暴走しそうなときでも、主将としてまとめ役に回れるのも魅力です。

5-2. 三咲華

  • ポジション:マネージャー
  • 身長:163.2cm
  • 誕生日:5月30日

条善寺高校男子バレー部のマネージャーで、明るさだけでなく芯の強さも感じさせる存在です。ノリで突っ走りがちなチームに対して、必要な場面ではズバッと指摘し、空気を整える役回りを担います。選手の勢いを大事にしつつ、甘えが出そうな瞬間にブレーキをかけられるのが魅力です。練習や試合では準備や段取りの面でも支えになり、選手が“遊び心”を武器として出せる土台を作っています。

6. 和久谷南高校(宮城県)

和久谷南高校は横断幕「粘りを見せろ」の通り、守りからしぶとく食らいつくスタイルが持ち味です。烏野との春高予選では、エースの中島猛を中心に、ブロックアウトや粘り強いラリーで流れを引き寄せます。セッター花山一雅の強気なトス、ムードメーカーの川渡瞬己の勢いも相まって、相手に簡単に点を渡しません。

個性が強い部員をまとめる主将の存在感も大きく、攻守のバランスで勝負するのが魅力です。豪快な一発というより、積み重ねで勝ち筋を作るので、玄人っぽい面白さがあります。土台の強さが伝わる学校です。

6-1. 中島猛

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:173.4cm
  • 誕生日:8月20日
  • 背番号:1

中島猛は和久谷南の主将で、技巧派のエーススパイカーです。スパイクの腕の振り方や角度を変えてブロックアウトを狙い、体格差があっても得点につなげます。繫心から「小さな巨人に最も似ている」と評されるほどで、派手な一撃よりも読みと工夫で点をもぎ取るタイプです。烏野戦では日向を意識する描写もあり、同じ「小柄なエース」としての負けん気が見えます。

自由奔放な家族や個性派の部員を「動物園」と言いながらも、最後はしっかりまとめるあたりに人の良さと頼もしさが出ています。卒業後は地元企業に勤めつつバレーも続け、ポジション転向まで経験しています。視野の広さと柔軟さが、主将としての説得力につながっています。

6-2. 川渡瞬己

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:174.2cm
  • 誕生日:6月11日
  • 背番号:2

川渡瞬己は愛称「タビ」で呼ばれる、勢いとノリの良さが魅力のウイングスパイカーです。中学時代に白鳥沢の白布賢二郎と同じチームだったという縁もあり、意外な交友関係もあります。観客から「パイナップルヘッド」と言われる個性的な髪型も相まって、試合中の存在感は抜群です。エースにボールが集まる場面で自分が囮になれる器用さがあり、派手な得点だけでは測れない貢献が魅力です。明るさで試合の流れを変える選手です。

6-3. 白石優希

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:177.2cm
  • 背番号:4

白石優希は和久谷南のウイングスパイカーで、主将の中島猛を支える戦力の1人です。派手なキャラ付けは少なめですが、その分「堅実に点をつなぐ役」を担いやすく、粘りのチームカラーに合っています。ジャンプ最高到達点は310cmとされ、ブロックアウトやコースの打ち分けを意識できる高さがあります。攻撃で無理をしない分、守備から崩れないのが強みで、相手のブロックやレシーブが整っているときほど価値が出ます。

6-4. 花山一雅

  • ポジション:セッター
  • 身長:176.6cm
  • 誕生日:4月16日
  • 背番号:5

花山一雅は、セッターとして落ち着いた配球で攻撃の形を整えます。穏やかで肩の力が抜けた性格で、主将の中島を立ててチームの空気を保つ役回りも印象的です。試合ではツーアタックも見せ、状況判断でテンポを変えられる点が魅力です。

6-5. 鳴子哲平

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:184.7cm
  • 背番号:8

鳴子哲平は、寡黙で表情も硬めですが、試合中に要所で笑顔を見せる場面もあります。高さを生かしたブロックで前衛を固め、ラリーを長くする和久谷南の方針に合う存在です。主張は控えめでも、粘りを積み上げます。

6-6. 秋保和光

  • ポジション:リベロ
  • 身長:172.5cm
  • 背番号:10

秋保和光は、リベロとして後衛の守備を担い、拾ってつなぐ局面で存在感を出します。ミスをすると悔しさが表に出やすい性格とされますが、その分だけ一球への集中が高いタイプです。粘りのバレーを成立させる土台を支えます。

6-7. 松島剛

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:186.2cm
  • 背番号:11

松島剛は、1年生ながら高さがあり、中央の壁として相手の速攻を警戒します。気が弱く静かな性格とされ、やさしい雰囲気も描かれます。それでも試合では役割を受け止め、粘って一回で返す守備設計を前線から支えます。

6-8. 鬼首正臣

  • ポジション:監督(指導者)

鬼首正臣は和久谷南の監督として、試合中は冷静に状況を見て声をかけます。烏野戦ではタイムアウトで「まだ相手がミスする余地がある」と伝え、主将の中島に日向へ“本物の小さな巨人”を見せるよう促しました。粘りの意思決定を支える存在です。

7. 音駒高校(東京都)

「繋げ」を合言葉に掲げる音駒高校は、徹底した守備と粘りでラリーを落とさず、ボールをつなぎ続けるスタイルが特徴です。派手な一撃よりもレシーブと連係を軸に試合を組み立て、「護りの音駒」と呼ばれる堅実さで勝負します。相手の癖を拾い、守りから攻撃へ切り替える判断も速い点が強みです。主将を中心に声かけと役割分担が明確で、長いラリーでも集中を切らしません。失点後の立て直しも速いチームです。

7-1. 黒尾鉄朗

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:187.7cm
  • 誕生日:11月17日
  • 背番号:1

黒尾鉄朗は音駒の主将です。ブロックの駆け引きが巧みで、相手の助走やトスの癖を見ながらコースを消し、ワンタッチで守備につなげます。ラリーが長くなるほど強さが出やすく、一本のブロック得点以上に相手の攻撃を「嫌な形」に変えるのが上手いタイプです。言葉選びも計算しており、状況に応じて励ましと刺激を使い分けます。

後輩が焦った場面でも具体的な指示を出し、プレーの優先順位を整理してくれる点が頼もしいところです。研磨の判断を信じて動ける関係性も含め、チームの中心としての安定感が魅力です。攻守の切り替えが速く、終盤でも足を止めずに戦術を更新できる柔軟さも光ります。相手に合わせた微調整を積み重ね、勝ち筋を探します。

7-2. 孤爪研磨

  • ポジション:セッター
  • 身長:169.2cm
  • 誕生日:10月16日
  • 背番号:5

孤爪研磨は、音駒の頭脳役です。派手に見せるよりも、相手が嫌がる場所へ確実にボールを運び、守備の粘りを得点へ結び付けます。ブロックの隙間やレシーブの弱点を見抜く観察力が高く、相手の対応が遅れた瞬間に配球を変えて主導権を取りにいきます。体力面では省エネ気質ですが、勝負が動く瞬間には迷わずリスクを取る冷静さも持ち味です。

黒尾の要求に応えながらも、自分の判断で試合を動かす芯の強さがあり、音駒の「背骨で脳で心臓」と評される中枢としての魅力が際立ちます。味方の得意不得意を把握し、山本の気持ちが先走る場面では一本落ち着かせるトスを選ぶなど、チームの温度管理も担います。日向のような予測外の選手に対しても学習が速く、対応策を組み立てる過程自体が見どころです。

7-3. 夜久衛輔

  • ポジション:リベロ
  • 身長:165.2cm
  • 誕生日:8月8日
  • 背番号:3

夜久衛輔は、守備の要として「護りの音駒」を体現する存在です。鋭いスパイクやブロックアウトを正面で受け切り、乱れたボールでも次の攻撃につながる形へ整えます。コート全体を見渡し、味方の立ち位置が崩れた瞬間に声を出して修正するなど、守備の司令塔としての役割も大きい選手です。後輩への指導も厳しく、リエーフの未熟さを放置せずに具体的な課題へ落とし込む姿勢が印象に残ります。小柄でも一歩目の速さと反応で勝負できる点が、リベロの格好良さとして伝わります。

相手エースに狙われても表情を変えず、一本一本を同じ温度で処理できる精神面の強さも魅力です。レシーブで流れを切らさないからこそ、黒尾や研磨の戦術が生き、音駒の粘りが得点に直結します。

7-4. 灰羽リエーフ

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:194.3cm
  • 誕生日:10月30日
  • 背番号:11

灰羽リエーフは、高身長と跳躍を武器にした大型ミドルです。粗さは残るものの、ネット際での存在感は抜群で、音駒に不足しがちな「高さ」の選択肢を増やします。勢いで前へ出がちな性格がチームのリズムを崩す場面もありますが、先輩たちの指導を受けて基礎を積み上げ、守備から入る音駒の約束事を学んでいきます。ブロックは身体能力だけでなく読みが重要だと理解していくところが見どころです。

研磨の配球に合わせて一本で仕留める場面が増えるほど、音駒の戦い方に新しい幅が生まれます。明るいキャラクターでチームの空気を軽くする役割もあり、厳しい場面での切り替えを助けます。未完成だからこそ伸びしろが分かりやすく、成長が楽しめます。

7-5. 山本猛虎

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:176.7cm
  • 誕生日:2月22日
  • 背番号:4

山本猛虎は、音駒の次期エース候補で、根性とパワーで押し切るタイプのスパイカーです。身長は突出していませんが、踏み込みと体の使い方で打点を作り、強いコース打ちで点を取りにいきます。感情が表に出やすく熱くなりがちですが、守備を軽視しない点が音駒らしく、レシーブでも粘って得点機を作ります。研磨とは性格が正反対で衝突もありますが、具体的な課題を共有できるようになると一気に成長する関係です。

勝負所で声を上げてチームを鼓舞し、流れを引き寄せる姿にエースの魅力が詰まっています。相手に狙われても下を向かず、拾ってからまた打ち切る意志が強い点も印象的です。攻守の両方で泥臭く働くからこそ、音駒の「つなぐ」戦い方に合います。

7-6. 海信行

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:176.5cm
  • 誕生日:4月8日
  • 背番号:2

海信行は、副主将としてコート内外を落ち着かせる存在で、音駒の「繋げ」思想を体現するオールラウンダーです。派手に得点を量産するタイプではありませんが、ブロックフォローやレシーブでボールを生かし、次の攻撃につなげる仕事が丁寧です。ラリーが長引いても表情が崩れにくく、相手の流れを切るような安定感があります。攻撃では確実に返球して陣形を整える選択が目立ち、チームの土台を支えます。

黒尾鉄朗や夜久衛輔の個性が強い学年でも、状況を見て自然に支える立ち回りが魅力です。声を荒らげるより、必要な確認を短く伝えて全体を整えるタイプで、守備の約束事を守り続ける姿勢が信頼につながります。レギュラー陣が攻め急ぎそうな場面で一度つなぎを優先し、次の一本で取り切るという音駒らしい勝ち方に貢献します。

7-7. 福永招平

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:178.3cm
  • 誕生日:9月29日
  • 背番号:6

福永招平は、極端に口数が多い選手ではありませんが、淡々としたプレーで相手の守備を崩すウイングスパイカーです。スパイクは力任せではなく、コースの打ち分けやタイミングの工夫で得点に結び付けます。守備でもボールを丁寧に返し、ラリーを切らさない役回りが得意です。

普段は無表情に近いのに、思いついた瞬間に小さく吹き出す癖があり、唐突にダジャレを挟むギャップも魅力です。得点後に派手に煽らず、次の一本に集中する姿勢が周囲のリズムを整えます。山本猛虎のような熱量の高い選手を横で支え、ネット際と後衛のバランスを崩さないところが強みです。

7-8. 芝山優生

  • ポジション:リベロ
  • 身長:162.5cm
  • 誕生日:12月16日
  • 背番号:12

芝山優生は、守備の要であるリベロとして、上級生の夜久衛輔を支える1年生です。体格は大きくありませんが、ボールに食らい付く粘りと、確実に返球する意識が強みです。強打に対して無理に一発で返そうとせず、まずコート内に収めてラリーを継続させる選択が音駒らしい役割です。レギュラーではない時間も、ベンチから相手の癖を観察し、入った瞬間に守備の基準を落とさない姿勢が頼もしいところです。

7-9. 犬岡走

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:185.3cm
  • 誕生日:11月1日
  • 背番号:7

1年生ながら高い運動能力を持つミドルブロッカーで、速い攻撃に対応できる機動力が魅力です。長身を生かしたブロックだけでなく、相手の速攻に付いていくフットワークが光ります。経験の浅さが出る場面でも切り替えが早く、次のラリーで取り返そうとする前向きさがチームの空気を明るくします。

また、チーム事情に合わせて役割を変える柔軟さも見どころで、状況に応じたポジション変更も行います。得点源というより、相手の攻撃を減速させて味方が拾える形を作る選手で、ラリーが長い試合ほど存在感が増します。成長途中の粗さを含めて、将来性を感じさせるキャラクターです。

7-10. 手白球彦

  • ポジション:セッター
  • 身長:172.2cm
  • 誕生日:1月14日
  • 背番号:9

手白球彦は、控えセッターとしてチームを支える1年生で、試合の流れを読みながら堅実にトスを配給します。スター選手の派手さはありませんが、レシーブが乱れた場面でも無理のない選択でラリーを続け、音駒の守備からの組み立てを崩しにくいのが強みです。短い出場時間でも役割がぶれにくく、相手の狙いどころを見てトスの組み立てやテンポを調整します。司令塔が交代してもチームの約束事が揺れないように支える存在で、ベンチワークを含めて「繋げ」を実行するタイプと言えます。

7-11. 直井学

  • ポジション:コーチ

直井学は、音駒高校バレー部のOBであり、現在はコーチを務めています。現役時代はセッターをしていましたが、万年ベンチでした。コーチの活動としては、勝ち急がず、一本を丁寧につなぐ価値を理解しているため、選手の焦りを抑えながら実戦的な助言を入れられるのが強みです。猫又監督の方針を現場に落とし込む役としても動き、熱量よりも冷静な観察でチームを整えます。本人の主張が前に出すぎない点も、音駒のスタイルと相性が良い魅力です。

7-12. 山本あかね

  • ポジション:応援団長
  • 身長:144.3cm
  • 誕生日:3月13日

山本あかねは、山本猛虎の妹で、中学2年生の13歳です。オレンジがかったふわふわのツインテールに猫のピン留め、左手首のシュシュ、黒セーラー服という外見が目印です。音駒に女子マネージャーやチアがいない状況を補うように応援席をまとめます。試合の流れだけでなく、プレー中の判断まで読み取れるほどバレーに詳しく、リエーフを「最高身長」「決定力になり得る」と評する情報力も持ち味です。

7-13. 猫又育史

  • ポジション:監督
  • 身長:169cm

猫又育史は、「ボールを落とした方が負け」という原則を徹底し、つなぎを最優先に据える指導者です。選手に細かく介入しすぎず、ラリーの中で自分たちで最適解を選べるように育てるため、音駒の“粘って勝つ”強さが磨かれます。烏野との因縁の背景にも関わる人物で、長年の執念が「ゴミ捨て場の決戦」の重みを支えます。穏やかな口調と負けず嫌いの芯の強さが同居している点も魅力です。

8. 梟谷学園高校(東京都)

梟谷学園高校の合言葉は「一球入魂」です。全国でも上位に入るエースの木兎を軸に、攻撃で主導権を握るチームです。木兎は調子に波がありますが、周囲が声かけとフォローで流れを整え、一本を取り切る形へ戻します。速い切り替えで相手ブロックの読みを外し、得点を積み上げる攻撃型でありながら、チームワークで勢いを維持できるのが強みです。観客を味方にする熱量も特徴です。

8-1. 木兎光太郎

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:185.3cm
  • 誕生日:9月20日
  • 背番号:4

木兎光太郎は、全国トップクラスの決定力を持つ主砲で、勢いに乗ると得点を連発します。一方で気分の上下が激しく、些細な失点やブロックで“調子落ち”に入ることもあります。その波を自覚した上で、再点火できるのが木兎の強さです。高い打点からの強打だけでなく、ブロックの手を見て打ち分ける器用さもあり、相手が対策を立てても簡単には止まりません。

赤葦の配球や周囲のフォローでスイッチが入った瞬間、チーム全体の攻撃が一段上がります。落ち込んだときの言動は子どもっぽいのに、立て直した後は相手の嫌がるコースを迷わず選び、得点の形を作り直します。味方の一本を全力で褒め、流れを引き寄せる姿は梟谷の象徴と言えます。頼もしさもあります。

8-2. 赤葦京治

  • ポジション:セッター
  • 身長:182.3cm
  • 誕生日:12月5日
  • 背番号:5

赤葦京治は、冷静な判断で攻撃を組み立てる司令塔です。木兎の調子を最優先で観察し、点が取りやすい形を探して配球を調整します。相手ブロックの位置や守備の癖を見ながら、同じセットの中でもテンポやコースを微妙に変えるため、攻撃が単調になりません。木兎が落ちた場面でも感情に飲まれず、必要な言葉だけを選んで立て直しを促します。

トスの精度が高く、乱れたレシーブでもスパイカーが振り切れる位置へ運べるのが強みです。さらに自分でも堅実に得点やつなぎをこなし、派手さはなくても失点を増やしません。周囲からの信頼も厚く、上級生の意見も吸い上げて判断に反映します。木兎が観客を巻き込むタイプなら、赤葦は試合の温度を一定に保つタイプで、両者の対比が梟谷の面白さになります。

8-3. 木葉秋紀

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:178.8cm
  • 誕生日:9月30日
  • 背番号:7

木葉秋紀は、梟谷のバランサーとして攻守で穴を作りにくいウイングスパイカーです。木兎が目立つ試合でも、木葉はレシーブやカバーでラリーをつなぎ、次の攻撃につなげます。点が欲しい局面では堅実に決め切り、無理をしない判断で失点を減らします。スパイクはコースの打ち分けがうまく、相手のブロックが厚いときも強打だけに頼りません。

上級生としてチーム全体を見渡し、木兎が沈みかけたときに自然に声をかけて空気を整えるのも得意です。木兎と赤葦の関係を理解した上で、必要な場面では自分が得点役に回る柔軟さもあります。口調はさっぱりしていて、木兎に対しても遠慮なく現実的な助言を入れますが、最後は必ず味方を立てる温かさがあります。梟谷の攻撃が止まりそうな場面で一本をつなぐ仕事人です。

8-4. 鷲尾辰生

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:187.8cm
  • 誕生日:8月29日
  • 背番号:2

鷲尾辰生は、ネット際を締めるミドルブロッカーで、梟谷の攻撃型スタイルを守備面から支えます。高いブロックで相手のコースを限定し、ワンタッチを取りやすい形を作るのが得意です。派手なアピールは少ないものの、淡々と仕事を積み重ねる安定感があります。速攻やブロードなどの攻撃参加でも相手の注意を引き、木兎や木葉が打ちやすい状況を作ります。

木兎の波に左右されにくく、チームが浮き沈みする時間帯でもプレーの基準を落としません。上級生として後輩に安心感を与え、守備が拾えるブロックを作る意識でチーム全体の粘りを底上げします。強打を止め切れない場面でも、手の形を残して勢いを殺すなど、次のプレーを前提にした守備が光ります。

8-5. 猿杙大和

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:181.5cm
  • 誕生日:8月2日
  • 背番号:3

猿杙大和は、梟谷学園の3年生ウイングスパイカーです。攻撃参加だけでなく、守備やつなぎの局面でも安定感を出し、上級生としてチームの土台を支えるタイプです。派手に前へ出る役回りではない分、要所での堅実さが光ります。

8-6. 小見春樹

  • ポジション:リベロ
  • 身長:164.7cm
  • 誕生日:1月23日
  • 背番号:11

小見春樹は、梟谷学園の3年生リベロです。木兎を持ち上げつつ、仲間へのボケやツッコミでチームを盛り上げる人物です。プレー面では、派手な得点よりも「落とさない」「つなぐ」を積み重ね、攻撃陣が力を出し切るための下地を作るところが魅力です。

8-7. 尾長渉

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:191.3cm
  • 誕生日:4月14日
  • 背番号:12

尾長渉は、梟谷学園の1年生ミドルブロッカーです。チーム内トップの身長で、春高でレギュラー入りを果たした選手です。高い打点を生かしたブロックや速攻で存在感を出せる点が強みで、上級生中心の梟谷の中でも将来性を感じさせます。

9. 戸美学園高校(東京都)

戸美学園の横断幕のフレーズは「正々堂々」です。戸美学園は、派手さはないものの、勝ち筋を優先する現実派で、都内屈指の実力校と紹介されています。主将が心理戦を仕掛け、審判や会場の空気まで味方に付けて試合を運ぶ点が大きな特徴です。相手の感情を揺さぶりつつ、自分たちは崩れない形を作るため、観戦側の印象も含めて戦略の一部に組み込みます。一方で、気迫のプレーで周囲の「卑怯」という評を黙らせる熱さも持ち合わせます。

9-1. 大将優

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:178.6cm
  • 誕生日:7月1日
  • 背番号:1

大将優は、戸美学園バレー部の主将です。 相手の弱点や空気の流れを読んで揺さぶりを入れ、試合を自分たちの土俵に乗せる頭脳派です。審判の印象や観客の視線まで含めて考え、点を取るための手段として振る舞いを使い分けます。言葉で挑発する場面もありますが、目的は相手の集中を削ぐことにあり、勝利への執着が強いタイプです。

チームの印象が悪く見えても構わないという割り切りがあり、主将として全員の勝ちやすさを最優先にします。いざラリーになると気迫のプレーで周囲の評価を覆す熱さも見せ、戦術だけで終わらない「本気」が伝わります。彼女の山架美華がいると、照れや弱さがのぞく点も魅力です。

9-2. 沼井和馬

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:178.8cm
  • 誕生日:8月4日
  • 背番号:4

沼井和馬は、戸美学園男子排球部の本来のエースです。春高東京都代表決定戦の準決勝(VS井闥山)で親指を脱臼し、音駒戦はピンチサーバーとして出場しました。 それでも威力あるサーブで崩し、短い出場機会で存在感を残します。

9-3. 潜尚保

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:180.6cm
  • 誕生日:9月9日
  • 背番号:12

潜尚保は、作中、負傷した沼井の代わりに出場した選手です。基本的に無気力で何を考えているのか分からないため、試合で相手に考えを読み取られないことが強みです。技術面は確かで、フォームを褒めるなど作中では多方面から称賛されるシーンもありました。

9-4. 山架美華

※画像左

  • 身長:156.3cm
  • 誕生日:12月19日

山架美華は戸美学園3年生で、大将優の彼女です。バレーに熱中している大将優が退屈に感じ一度はフッたものの、実際の試合を見てから考えが変わり復縁しています。復縁後は春高を一緒に観戦するほど仲良しになりました。

10. 井闥山学院高校(東京都)

井闥山学院高校の横断幕は「努力」です。全国大会の常連校で、東京都の強豪として全国でも上位候補に挙げられます。作中では詳細な試合描写が多くない一方、春高優勝最有力候補と評されるほどの層の厚さが示唆されています。主将の飯綱掌が司令塔としてチームをまとめ、全国三大エースの1人で通称「関東のサクサ」とされる佐久早聖臣や、高校ナンバーワンリベロと紹介される古森元也など実力者がそろう点が特徴です。

10-1. 飯綱掌

  • ポジション:セッター
  • 身長:181.4cm
  • 誕生日:4月27日
  • 背番号:1

飯綱掌は、井闥山学院高校3年のバレー部主将です。セッターはトスの選択で攻撃の形を作るため、試合の流れを読む力と判断の速さが求められます。飯綱掌は、主将のセッターとしてチームを率いる存在です。春高優勝最有力候補と言われる中で、物語では右足を痛めて途中退場しました。短い登場でも、強豪校の中心にいる安心感が伝わる点が魅力です。

10-2. 佐久早聖臣

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:189cm
  • 誕生日:3月20日
  • 背番号:10

佐久早聖臣は、井闥山学院高校2年のウイングスパイカーで、全国三大エースの1人として扱われます。身長189cmと高さがあり、得点源になりやすいポジションで存在感を発揮します。通称「関東のサクサ」とも呼ばれ、潔癖で神経質な一面や、努力を惜しまない完璧主義が特徴です。自分の中の基準が高い人物像が語られ、強豪校の象徴として印象に残ります。

10-3. 古森元也

  • ポジション:リベロ
  • 身長:180.2cm
  • 誕生日:7月30日
  • 背番号:13

古森元也は、井闥山学院高校2年のリベロで、高校ナンバーワンリベロとされる実力者です。身長180.2cmで、守備の要としてチームの安定感を支えます。古森元也は堅実さで勝利に貢献する存在として語られ、強豪校の強さを裏付ける点が魅力です。

11. 稲荷崎高校(兵庫県)

稲荷崎高校の横断幕は「思い出なんかいらん」です。勝利だけを見据える姿勢が、コートの空気まで張りつめさせます。春高2回戦で烏野と対戦した、優勝候補筆頭の兵庫の強豪校です。

宮侑の多彩なトスワークが攻撃を組み立て、宮治との双子連携で相手の読みを外します。日向と影山の速攻を初見で再現するほど観察眼と適応力が高く、強いサーブやブロックも絡めて攻守の切り替えで流れを一気に持っていく破壊力が持ち味。相手を翻弄しながら、試合の熱量を押し上げるチームです。

11-1. 宮侑

  • ポジション:セッター
  • 身長:183.6cm
  • 誕生日:10月5日
  • 背番号:7

宮侑は、稲荷崎の攻撃の起点で、スパイカー陣を絶妙に使い分けて相手の守備を揺さぶる司令塔です。相手の反応を見ながら配球のリズムを変え、ブロックの的を絞らせません。双子の宮治とは反射的に噛み合う連携が持ち味で、日向と影山の速攻を初見で再現する場面が示す通り、観察と再現の速さが突出しています。

さらに、トスの質で打ち手の気分まで左右し、味方の長所を引き出すゲームメイクも見どころ。切り札を増やし続ける姿勢が、怖さでもあり面白さでもあります。一瞬の判断が攻撃の形を決め、観客の視線もさらいます。

11-2. 宮治

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:183.8cm
  • 誕生日:10月5日
  • 背番号:11→2

宮治は宮侑の双子で、侑のことを「ツム」と呼びます。侑が組み立てる攻撃を受け止め、決め切るフィニッシャーとして存在感を発揮します。双子ならではの相性で、相手の武器を見て即座に再現する柔軟さも稲荷崎の強さを支える要素です。普段は派手な言動より合理性を優先し、必要な場面で淡々と仕事を遂行します。

連携プレーでは、互いの一手先を読んで動けるため、ボールがどこへ来ても攻撃に変えてしまう怖さがあります。言葉数は多くなくても芯がぶれず、チームが揺れたときに落ち着きを取り戻させる役回りも印象的です。

11-3. 北信介

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:175.2cm
  • 誕生日:7月5日
  • 背番号:1

北信介は稲荷崎の主将で、コートに立つと空気が締まるタイプのウイングスパイカーです。派手なワンプレーで目立つより、レシーブからつなぎ、確実に返す判断を積み重ねて流れを崩しません。周囲が勢いに飲まれそうな場面でも、やるべき手順に立ち返らせるのが持ち味です。強豪校を強豪校のまま維持する「土台」として、日々の準備を当たり前に続ける真面目さが魅力です。

試合中の声かけは必要最小限でも、言葉が軽くならず、受け取った側が自然に背筋を伸ばします。高圧的に引っ張るのではなく、行動で示して周囲を動かすリーダー像が印象的。背番号1に象徴される責任感が、稲荷崎の攻守のバランスを静かに支えています。

11-4. 尾白アラン

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:184.7cm
  • 誕生日:4月4日
  • 背番号:4

尾白アランは稲荷崎の3年生で、背番号4を背負う得点源のウイングスパイカーです。宮侑の配球を高い決定力に変える存在で、攻撃が停滞しそうな場面でも一本で流れを押し戻せる頼もしさがあります。派手なパフォーマンスより、点を取る仕事に集中する実戦的な強さが魅力です。相手にマークされても、チームの中で自分に求められる役割を理解し、淡々と結果を積み上げます。

双子の奇襲やテンポの変化が効かないときでも、アランが確実に得点することで攻撃の芯が保たれるため、稲荷崎の「優勝候補らしさ」を象徴する存在と言えます。周囲の空気を読んで熱くなりすぎず、必要なときに声を出せるバランスも見どころ。エースとしての責任を背負いながら、チーム全体を前へ進めます。

11-5. 角名倫太郎

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:185.7cm
  • 誕生日:1月25日
  • 背番号:10

角名倫太郎は、相手ブロックの隙やタイミングのずれを突くクレバーさが魅力です。体幹の強さを生かし、打点やコースを微妙に変えて得点につなげます。宮侑の速いテンポにも合わせやすく、横へ流れる攻撃でも失速しにくい点が強みです。

感情を大きく表に出さず淡々としている一方で、相手の反応を観察して楽しむような一面もあり、試合の空気を静かに揺らします。ブロックでもコースを絞る判断が速く、相手の選択肢を削ってチームを助けます。落ち着いたプレーが続くからこそ、ここ一番の一撃が際立ちます。

11-6. 銀島結

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:180.3cm
  • 誕生日:8月21日
  • 背番号:5

銀島結は、熱量の高いプレーでチームを押し上げるスパイカーです。強気に攻める姿勢が持ち味で、流れが悪い場面でも自分から得点を狙いにいきます。一方で責任感が強く、決め急いでミスにつながるときもあり、落ち着きを促される場面が印象的です。

攻撃だけでなくレシーブでも粘り、ラリーの中で次の得点機会をつくります。感情表現が豊かなぶん周囲の空気を動かす起点になりやすく、勢いに乗ったときの強さが際立ちます。

11-7. 大耳練

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:191.5cm
  • 誕生日:2月17日
  • 背番号:2

大耳練は、稲荷崎の高さを支えるミドルブロッカーです。191cm超の身長を生かしたブロックが中心で、相手スパイカーの助走や打点を読み、コースを狭めていきます。攻撃面では速攻で相手の守備をずらし、宮侑の配球の幅を広げます。ブロックで止め切れない場面でもワンタッチを取って後衛につなげる意識が高く、ディフェンスの質を底上げします。

相手の速攻にも落ち着いて対応し、味方が守りやすい形を整える点が頼もしいところです。高さと堅実さの両方を備えているため、強い相手と当たるほど価値が伝わります。

11-8. 赤木路成

  • ポジション:リベロ
  • 身長:174.2cm
  • 誕生日:4月12日
  • 背番号:15

赤木路成は、最後尾からチームを支えるリベロです。強いサーブや鋭いスパイクに対しても食らいつき、ボールを落とさない粘りが持ち味です。1本を拾うたびに攻撃機会が増え、稲荷崎の厚い攻撃を成立させます。後衛の位置取りや声掛けで味方を整え、ブロックと連動した守備を作る点も魅力です。ひたむきさが伝わるプレーが多く、守備で流れを変える役割を担います。

11-9. 理石平介

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:185.2cm
  • 誕生日:3月13日
  • 背番号:14

理石平介は、稲荷崎の控え選手かつピンチサーバーです。強力なジャンプサーブの持ち主であるものの、作中では真面目な性格、またゆえに弱気な気持ちが現れた「入るサーブ」を打ってしまい、味方の応援団からブーイングが入りました。その後に再度チャンスを貰い、サービスエースを取っています。

11-10. 小作裕渡

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:181.0cm
  • 背番号:13

小作裕渡は、春高の烏野戦でピンチサーバーとして出場した選手です。

12. 鴎台高校(長野県)

横断幕の言葉は「習慣は第二の天性なり」です。鴎台高校は、サーブとブロックを武器にする強豪校で、反復で精度を上げる“積み上げ型”の強さが光ります。星海の得点力、昼神の読みのブロック、主将・諏訪の安定感が噛み合うことで、相手の攻撃を少しずつ削り、粘り強い勝負に持ち込みます。

12-1. 星海光来

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:169.2cm
  • 誕生日:4月16日
  • 背番号:5

星海光来は、「現・小さな巨人」と呼ばれる鴎台のエースです。身長の印象を覆す高い跳躍と、打点を生かした強打で得点を重ねます。スパイクだけでなくサーブでも流れを変え、守備面でも穴になりにくい総合力が魅力です。

低身長を話題にされることを嫌いながら、侮られた相手が驚く展開を内心楽しむ負けん気の強さも印象的です。影山が日向以上に安定したジャンプと評するように、空中での姿勢制御が巧みで、ブロックに当てて外す駆け引きも上手いタイプ。強気な言動の裏で、自分の武器を冷静に磨き続けるストイックさがあり、攻守の両面で相手に考える時間を与えないテンポが、鴎台の強さを象徴します。

12-2. 昼神幸郎

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:190.4cm
  • 誕生日:2月3日
  • 背番号:6

昼神幸郎は、「不動の昼神」の異名を持つ、全国屈指のブロッカーです。相手の助走やトスの癖を読み、ブロックでコースを消して攻撃の選択肢を狭めます。以前は自分を追い詰めがちな面がありましたが、星海の言葉をきっかけに落ち着いたプレースタイルを築きました。

感情に振り回されず淡々と最善を積み重ねる姿勢が、鴎台の“習慣”を体現しています。ブロックで止め切るだけでなく、ワンタッチで切り返しを生む判断も速く、相手に「決めきれない」感覚を植え付けるのが巧いところ。攻撃面では速攻の要としても機能し、堅実さが魅力です。

12-3. 白馬芽生

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:203.3cm
  • 誕生日:6月27日
  • 背番号:10

白馬芽生は2m超の高さで存在感を放つウイングスパイカーです。高所から落ちてくるスパイクとブロックは単純に脅威で、相手の視界とコースを大きく制限します。一方、バレーを始めたのは高校からで、サーブは平均的、レシーブは得意ではないため後衛では角を守ることが多い選手です。

巨体を誇りにしつつも根は素直で、星海に軽くいなされるやり取りがチームの空気を和らげます。守備の穴を周囲が埋めると、攻撃で一気に点差を動かせる“振れ幅”が強みで、伸びしろも大きいタイプ。

12-4. 諏訪愛吉

  • ポジション:セッター
  • 身長:177.8cm
  • 誕生日:6月8日
  • 背番号:1

諏訪愛吉は、鴎台の主将でセッターです。常に穏やかでチームをまとめ、堅い基盤の上に最適解を積み重ねるタイプです。サーブはジャンプフローターの使い手で、星海・昼神と並ぶ強力さとされます。派手な演出よりも、相手のズレを丁寧に突き、長いラリーでも崩れにくい配球が魅力。

昼神や別所のブロックポイントを生むためのリズム作りも得意で、星海に意識が寄った瞬間にミドルや白馬を通して視線を散らします。静かな統率力で個性の強い後輩を強みに変える、要の司令塔と言えます。

12-5. 別所千源

  • ポジション:ミドルブロッカー
  • 身長:186.7cm
  • 誕生日:3月22日
  • 背番号:8

別所千源は、1年生ながらブロックの強い鴎台でミドルブロッカーのレギュラーを張る実力者です。表情も口調も冷静ですが、内心では文句やダジャレを考えているというギャップが面白さです。

ブロックでは読みと反応で相手のコースを狭め、昼神と並ぶ壁として機能します。ミドルとしては高さだけで勝負せず、相手セッターの視線や助走の角度から次を読むのが持ち味。ワンタッチで切り返しを増やし、星海の攻撃回数を確保する下支えにもなります。静かな闘志が魅力です。

12-6. 野沢出

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:181.8cm
  • 誕生日:9月1日
  • 背番号:4

野沢出は鴎台の3年生で、星海や昼神のような「分かりやすい武器」が目立つ中で、一本ごとの精度で試合を整えるタイプとして存在感を放ちます。派手な一撃より、サーブレシーブからのつなぎ、切り返しの場面での判断の早さなど、ミスを減らす仕事が魅力。ウイングスパイカーとして前衛にいる局面でも、ブロックと連動してコースを絞り、後衛が拾える形を作る役割を担います。

最近の悩みが「最近と言わずモテたい」とされるあたりに、真面目さの中の素直さも見えます。卒業後は埼玉でWebマーケティングを務める設定です。

12-7. 戸倉リアム

  • ポジション:セッター
  • 背番号:12

戸倉リアムは、鴎台の1年生控えセッターです。烏野戦では白馬に代わり、「二枚替え」でピンチサーバーとして途中出場します。ベンチから入っても動きが硬くならず、状況を整理して“やるべきこと”を淡々と実行できる点が魅力です。

鴎台は交代選手でも戦い方が変わらないチームですが、戸倉はその象徴的な存在です。短い出場時間でも試合の流れに関わる役割を担い、終盤の局面を任されること自体がチームからの信頼を示しています。名前の由来は戸倉上山田温泉とされています。

12-8. 乗鞍功

  • ポジション:ウイングスパイカー
  • 身長:185.0cm
  • 背番号:7

乗鞍功は、鴎台の長身控えウイングスパイカーです。烏野戦では守備力強化の狙いで諏訪に代わって途中出場し、同時にセッター対角の選手も入れ替える「二枚替え」の一角を担います。単なる高さ要員ではなく、交代によって守備とサーブのターンを作り直すためのカードとして使われる点が特徴。短時間の出場でもブロックの位置取りやワンタッチで相手の決定打を鈍らせ、後衛が拾える形を作って切り返しの安定につなげます。名前の由来は乗鞍高原温泉とされています。

12-9. 上林鯨一郎

  • ポジション:リベロ
  • 身長:173.2cm
  • 誕生日:11月29日
  • 背番号:13

上林鯨一郎は、鴎台の3年生リベロ。最近の悩みが「気ィ抜くと光来にレシーブ負ける」とされる通り、全国レベルの相手を前提に基準を上げ続ける選手です。星海の得点力が注目されやすい一方で、守備の土台を崩さない上林の存在が鴎台の強さを支えます。拾って終わりではなく、次の攻撃を成立させる丁寧さが魅力。卒業後は長野で社会福祉士になる設定もあり、誠実さが感じられる点も印象的です。

12-10. アーロン・マーフィ

  • ポジション:監督

アーロン・マーフィは、鴎台高校バレー部の監督です。セリエAのコーチ経験や、日本で2部リーグのチームを1部リーグに上げた経験がある“名将”として紹介されます。鴎台に着任してからは、基礎面ではサーブとブロック、メンタル面では試合の波に左右されない姿勢を鍛え上げ、確実に結果を出してきた存在です。年齢は68歳で、妻子持ちです。

まとめ

「ハイキュー!!」には、勝ち方の哲学が違う学校がそろい、その分だけキャラクターの魅力も広がります。烏野の挑戦心、音駒の「繋げ」に象徴される粘り、稲荷崎の勝利へ振り切った緊張感、鴎台の積み上げの強さなど、チームカラーがプレーと会話に表れます。

個人の才能と努力、仲間との噛み合わせ、敗北の受け止め方まで描かれるため、同じ1点でも重みが変わります。気になる学校や選手を起点に読み返すと、試合の見え方が一段深まるでしょう。

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