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【まとめ】ハイキュー!!の歴代OP・ED主題歌・人気曲を一覧で紹介!

アニメ・映画「ハイキュー!!」の歴代OP・ED主題歌の魅力を紹介

ハイキュー!!は高校バレーボール全国制覇を目標に、部活に打ち込む男子高校生の青春を描いた漫画・アニメです。作中の舞台は宮城県が中心となっており、バレーボールの技や戦略などリアルな描写が、多くのファンの心を掴んでいます。連載終了後も人気は途絶えず、2024年2月16日からは「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が放映されています。

当記事では、アニメ「ハイキュー!!」の歴代OP・ED主題歌を紹介します。ハイキュー!!の楽曲を思い出したいという方は、ぜひお役立てください!

1.ハイキュー!!の歴代のOP主題歌一覧

「ハイキュー!!」は、集英社の週刊少年ジャンプで2012年から2020年まで連載された、古舘 春一先生が描いたバレーボール漫画です。単純で素直かつ負けず嫌いな主人公が、個性豊かなメンバーとともに成長していく物語です。

主人公である日向翔陽は小学生のころ、テレビで見た小柄な体格ながらバレーボールのコート内で大活躍する「小さな巨人」に魅せられたことからバレーボールを始めます。中学卒業後は仙台の強豪「宮城県立烏野高校」のバレーボール部に入部。中学時代に天才セッターと呼ばれていた影山飛雄と出会います。中学時代、最初で最後の公式戦で惨敗を喫したライバルの影山とともに、高校バレーの全国大会を勝ち抜くための熱い戦いが繰り広げられます。

TVアニメ化されたハイキュー!!には、さまざまなアーティストがOP曲を担当し、話題となりました。以下では、採用されたOP曲を一覧で紹介します。

順番 話数 曲名 アーティスト名
1 第1期 第1クール
第1話~13話
イマジネーション SPYAIR
2 第1期 第2クール
第14話~25話
Ah Yeah!! スキマスイッチ
3 第2期 第1クール
第1話~13話
アイム・ア・ビリーバー SPYAIR
4 第2期 第2クール
第14話~25話
FLY HIGH!! BURNOUT
SYNDROMES
5 第3期
第1話~10話
ヒカリアレ BURNOUT
SYNDROMES
6 第4期 第1クール
第1話~13話
PHOENIX BURNOUT
SYNDROMES
7 第4期 第2クール
第14話~25話
突破口 SUPER BEAVER

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2.ハイキュー!!の歴代OP主題歌を紹介!

ハイキュー!!のOP曲は、ストーリーの熱い展開を盛り上げてくれるような、躍動感や疾走感にあふれる曲が多く起用されていることが特徴です。ここでは、ハイキュー!!の歴代OP主題歌を紹介します。

2-1.イマジネーション/SPYAIR

SPYAIRの「イマジネーション」は、ハイキュー!!の初代OPテーマ曲です。第1期の1話から13話にかけて起用されました。イマジネーションは、ハイキュー!!のストーリーに発想を得たメンバーが作詞作曲を担当しています。

駆け抜ける勢いとテンポ感のあるメロディが特徴で、一途にバレーボールに向き合う登場人物たちの姿勢を思い起こさせる1曲です。Billboard Japanのアニメチャートで2位を獲得しました。

2-2.Ah Yeah!!/スキマスイッチ

スキマスイッチの「Ah Yeah!!」は、第1期の2クール目で使用された曲です。スキマスイッチのデビュー11年目の楽曲として、強い制作意欲をもって作られました。スキマスイッチの中でも新境地的なサウンドになっています。

「試合前の心境」をテーマに書き下ろされていて、力強い歌詞とダイナミックな曲調が印象的な楽曲です。「Ah Yeah!!」の曲調がOP映像とぴったりマッチしていたことも、多くのアニメファンを感動させました。

2-3.アイム・ア・ビリーバー/SPYAIR

「アイム・ア・ビリーバー」は、初代OPテーマを担当したSPYAIRがハイキュー!!と2度目のタイアップを果たし、第2期1クール目のOP曲として起用された曲です。

ハイキュー!!の初代OPテーマ「イマジネーション」の流れを受け継いだ王道のロックナンバーとなっています。実際に、SPYAIRのメンバーのUZさんが「イマジネーションをさらに進化させた曲にしたかった」と話しています。

「アイム・ア・ビリーバー」の歌詞は、次なるステージへの強い意志やひたむきさが伝わる、ピンチな状況でも諦めない烏野高校バレー部メンバーの熱い想いを連想させる仕上がりです。

2-4.FLY HIGH!!/BURNOUT SYNDROMES

BURNOUT SYNDROMESの「FLY HIGH!!」は、ハイキュー!!の第4代目のOP曲です。第2期の第2クールのOP曲として起用されました。FLY HIGH!!はBURNOUT SYNDROMESのメジャーデビューシングルにもかかわらず、大人気TVアニメ「ハイキュー!!」の主題歌に大抜擢されました。

タイトルの「FLY HIGH!!」がそのまま歌詞に使われ、躍動感のある曲調とオープニング映像が見事に重なっています。小柄な主人公が高く飛び上がるイメージとマッチした世界観が人気の理由です。

2-5.ヒカリアレ/BURNOUT SYNDROMES

「ヒカリアレ」は第3期のOP曲です。第2期の2クール目を担当したBURNOUT SYNDROMESが再び起用されたことも話題を呼びました。

TVアニメ第3期「烏野高校VS白鳥沢学園高校」はファンの間でも高い人気があるエピソードです。ボーカルの熊谷さんは「烏野が絶対に敵わない高い山(白鳥沢)に立ち向かっていくという試合の神聖さが、光あれという聖書の中で好きな言葉に結びついた」と語っています。

頂上決戦という試合にふさわしい歌詞・曲調に、多くのファンが魅了されています。また、「ヒカリアレ」のMVは、文学調になっている歌詞をプロジェクターで投影して表現し、YouTubeでMVが公開されると2週間足らずで100万回再生を突破しました。

2-6.PHOENIX/BURNOUT SYNDROMES

第4期「ハイキュー!! TO THE TOP」の第1クールのOP曲に採用された曲です。BURNOUT SYNDROMESは大阪を中心に活動する3人組ロックバンドで、PHOENIXは3度目のオープニングテーマを担当した曲になります。

第4期のストーリーは、ちょうど春の全日本バレーボール高等学校選手権大会に向けて盛り上がりを見せる展開に入ります。壁にぶつかっても立ち上がっていく前向きなアニメの方向性を、ボーカル熊谷和海さんの熱い歌声がさらに盛り上げている1曲です。

2-7.突破口/SUPER BEAVER

「突破口」は、第4期「ハイキュー!!TO THE TOP」の第2クールで起用された、7代目OPテーマ曲です。ハイキュー!!の第4期2クール目では烏野高校と「最強の挑戦者」である稲荷崎高校の試合が描かれていて、「突破口」は白熱する戦いを盛り上げます。

作詞作曲を担当した柳沢亮太さんは、ハイキュー!!という学生スポーツの「今、この瞬間にかける想い」が自分たちの今のスタンスとすごくリンクしていたと話しています。「目の前に壁があっても正面からぶつかろう」という、何かに挑んでいる人たちの心を鼓舞するようなメッセージが感じられる楽曲です。

3.ハイキュー!!の歴代のED主題歌一覧

ハイキュー!!の魅力は、登場人物の細かな心情を表した描写と、バレーの世界を飾らず忠実に表現したリアルさです。音が伝わってくるような強烈なスパイクや選手たちの迫力ある動きが丁寧に描かれており、実際に目の前で試合を見ているような臨場感があります。登場するバレーの技に、漫画にありがちな人間離れした技はありません。練習を積めば会得できそうなリアルな技術が満載です。

バレー未経験の読者まで引き込まれる魅力的な描写によって、漫画は累計発行部数5,500万部を超え、アニメ化や舞台化も実現する人気作品となりました。

ここからは、アニメに起用されたエンディングテーマを一覧で紹介します。

順番 話数 曲名 アーティスト名
1 第1期 第1クール
第1話~13話
天地ガエシ NICO Touches the
Walls
2 第1期 第2クール
第15話~25話
LEO tacica
3 第1期 OVA 星をつかまえて 石崎ひゅーい
4 第2期 第1クール
第1話~13話
クライマー Galileo Galilei
5 第2期 第2クール
第14話~25話
発熱 tacica
6 第3期
第1話~10話
マシ・マシ NICO Touches the
Walls
7 第4期 第1クール
第1話~13話
決戦スピリット CHiCO with
HoneyWorks
8 第4期 第2クール
第14話~25話
One Day SPYAIR

4.ハイキュー!!の歴代ED主題歌を紹介!

ハイキュー!!のエンディングテーマは、躍動感や疾走感があるOP曲と異なり、落ち着いた曲調の楽曲が多く起用されていることが特徴です。ここでは、ハイキュー!!の歴代ED主題歌を紹介します。

4-1.天地ガエシ/NICO Touches the Walls

ハイキュー!!の初代エンディングテーマ、NICO Touches the Wallsの「天地ガエシ」は、アニメを代表する1曲です。アニメを盛り上げる最初のアーティストとして、数々の人気アニメの曲を手掛けてきたNICO Touches the Wallsが採用されました。

15枚目のシングル曲としてリリースされた天地ガエシは、「リベンジ」がテーマとなっています。軽快なギターサウンドから始まり、疾走感のある爽やかなメロディが特徴です。たとえ逆境にあっても、悔しさをバネに立ち上がるチームの姿をイメージさせます。

4-2.LEO/tacica

「LEO」は第1期第2クールに起用された、2代目EDテーマです。tacicaのメンバーである猪狩さんは「自分の想いのままに制作していて、ハイキュー!!のアニメのために書き下ろしてはいない」と話しています。

しかし、「LEO」のやわらかな曲調が、主人公のライバルである「孤独の王様」影山飛雄の苦悩を繊細に表現しているとして、話題を呼びました。タイトルの「LEO」の名前の由来は、楽器メーカー「フェンダー」の創業者レオ・フェンダーです。

4-3.星をつかまえて/石崎ひゅーい

石崎ひゅーいさんの「星をつかまえて」は、コミックス第15巻の限定版にも同梱されたアニメDVD(OVA)のED曲で、3代目EDテーマです。OVAの灰羽リエーフが登場するスピンオフ作品「ハイキュー!!リエーフ見参!」は、作者の古舘春一さん監修のオリジナルエピソードです。

「星をつかまえて」は、石崎ひゅーいさんらしい軽やかな雰囲気の音楽と、仲間を大切に思う熱い歌詞が魅力的な楽曲です。石崎ひゅーいさんは、「部活や学校、青春をキーワードとして、自分がスポーツをしていた中高生のころを思い出して作った」と話しています。

4-4.クライマー/Galileo Galilei

Galileo Galileiの「クライマー」は、第2期 第1クールのED曲です。Galileo Galileiのボーカルの尾崎雄貴さんはハイキュー!!の大ファンで、アニメのために書き下ろしました。「クライマー」は、Galileo Galileiにとって10枚目のシングル曲です。

クライマーのギターサウンドとともに響くストレートな歌詞は、山の頂を目指すクライマーのように、目標に向かって一歩ずつ前進するチームの姿と重なります。

4-5.発熱/tacica

「発熱」は、第2期第2クールで使用された5代目EDテーマです。2代目EDテーマに起用された「LEO」のtacicaが再び起用されました。前タイアップ曲の「LEO」はアニメ主題歌であることを意識せずに制作しました。しかし、今回はハイキュー!!のために書き下ろした曲としています。

tacicaは「発熱」について「烏野のメンバーだけではなく、すべてのチームや人物が持つであろう内から湧き出る熱を思って制作した」と話しています。

4-6.マシ・マシ/NICO Touches the Walls

「マシ・マシ」は第3期「ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校」に使われた、6代目EDテーマです。初代EDテーマを担当したNICO Touches the Wallsが再び起用されました。初代EDテーマの「天地ガエシ」は軽快な曲だったものの、今作の「マシ・マシ」はクラップ音とホーンが楽しい気持ちにさせてくれるポップソングとなっています。

ボーカルの光村龍哉さんは、「ロックバンドとスポーツに共通する信頼関係やチームプレイを歌にすれば、作品にリンクした楽曲になると確信していた」と話しています。

4-7.決戦スピリット/CHiCO with HoneyWorks

CHiCO with HoneyWorksの「決戦スピリット」は、第4期 第1クールのED曲です。第7代目のED曲として使用されました。CHiCO with HoneyWorksにとって12枚目のシングル曲となり、初のスポーツ系アニメのタイアップ曲です。

歌詞には、登場キャラクターを連想させる表現やセリフが盛り込まれています。ハイキュー!!の内容に寄り添って作られており、ファンの心を掴むED曲となりました。

4-8.One Day/SPYAIR

「One Day」は第4期第2クールに使用された8代目EDテーマです。SPYAIRがハイキュー!!の曲を担当したのは、「イマジネーション」「アイム・ア・ビリーバー」に続いて3回目です。

サビの「どこまでだって行ける僕らは」という歌詞は、聞いた人に元気を与え、前向きにしてくれます。SPYAIRは楽曲について、「稲荷崎戦のシーンを彷彿とさせる歌詞や、どこまでも高く飛んでいけそうな、爽快感があるサウンドになった」と語っています。

5.映画「ハイキュー!!」の主題歌を紹介

映画「ハイキュー!!」は、原作の中でも高い人気を誇るエピソード「烏野高校VS音駒高校」、通称「ゴミ捨て場の決戦」を描いた作品です。烏野高校は春高バレー2回戦で優勝候補の稲荷崎高校に勝ち、3回戦で因縁のある音駒高校と対戦することになります。

烏野高校と音駒高校はかつてライバル関係にありましたが、コーチの引退により一時は交流が減っていました。しかし、主人公の日向たちが烏野高校バレーボール部に入部してからは、音駒高校と何度も試合をするようになり、絆を深めた仲間になりました。

両者の戦いは校名の「カラス」と「ネコ」の名前から「ゴミ捨て場の決戦」と呼ばれていたものの、現メンバーではまだ公式戦で対決していません。今作は、何度も戦ったライバル関係の烏野高校と音駒高校が、ついに公式戦初対決に臨むことになるエピソードです。

以下では、映画「ハイキュー!!」で起用された楽曲を紹介します。

5-1.オレンジ/SPYAIR

「劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」の主題歌オレンジは、ハイキュー!!と過去に3作タイアップしているSPYAIRが担当しました。オレンジのCDは2024年2月14日に期間生産限定盤が発売されています。

メンバーのMOMIKENさんが、「バレーボールはつなぐ球技であることが印象的だった」として、過去にタイアップした3曲をつないで歌詞を書いています。映画の監督からは、主題歌のテーマを「青春の終わり」にしてほしいと言われたとのことです。楽曲はストリングを響かせ、青春の切なさや、未来の希望を感じさせます。

まとめ

ハイキュー!!は週刊少年ジャンプで2012年から2020年まで連載されたバレーボール漫画です。主人公である日向翔陽とライバルである影山飛雄を中心に、高校バレー全国制覇を目指す熱いストーリーが展開されます。漫画からテレビアニメ化し、2.5次元舞台化も実現した大人気作品です。

アニメを盛り上げるOP曲には、躍動感あふれる楽曲が多く起用されました。ED曲ではOP曲とは異なり、落ち着いた曲調の楽曲が選ばれています。アニメをこれから見る方や見返す方は、ぜひ主題歌と映像にも注目してください!

※当記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています

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