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韓国ドラマ「恋するムービー」のキャスト6名を紹介!あらすじ・見どころも

韓国ドラマ「恋するムービー」のキャスト6名を紹介!あらすじ・見どころも

夢に向かって突き進む20~30代の若者たちの葛藤と恋愛模様を、繊細かつリアルに描いた韓国ドラマ「恋するムービー」。Netflixで2024年2月に配信開始となるや否や、共感度の高いストーリーと実力派キャストの共演で話題を呼んでいます。

当記事では、「恋するムービー」の作品情報・あらすじと、登場人物を演じたメインキャストのプロフィールを紹介します。ファン必見のドラマ情報を深掘りしますので、ぜひご一読ください。

1. 恋するムービーとは?概要・あらすじを紹介!

「恋するムービー」は、動画配信サービス・Netflixで2024年2月14日から独占配信スタートとなった韓国ドラマです。全10話構成で、20代と30代の男女がそれぞれの夢や恋に揺れながら、自分らしさを模索する姿を描いた青春群像劇です。

監督を務めるのは、「ホテルデルーナ~月明かりの恋人~」や「スタートアップ: 夢の扉」などで知られるオ・チュンファンさん。脚本は「その年、私たちは」のイ・ナウンさんが担当しています。恋や夢がうまく言葉にできない日々を丁寧に描く本作は、20代・30代のリアルな葛藤と成長を繊細に描写しており、多くの共感と人気を集めています。

オ・チュンファン監督とイ・ナウンさんは本作を「私たち自身の物語」と語り、曖昧で不完全な恋や人生の中にある「映画のような一瞬」を丁寧に表現しています。共感しながら観られるラブストーリーや青春ロマンスを求める人にぴったりの韓国作品です。

1-1. 恋するムービーのあらすじ

映画オタクで俳優志望のギョムは、オーディションの場で助監督のムビと出会い、一目惚れします。アプローチを重ねて心を通わせていきますが、ある日突然ムビの前から姿を消してしまいます。一方、ギョムの友人・シジュンとその恋人ジュアは、作曲家と脚本家を目指してお互いの道を選び、別れる決断をします。

5年後、30代になった4人は再会を果たします。夢を追い続けた彼らは、それぞれの現実とどう向き合い、かつての恋と向き合うのでしょうか。若さゆえの情熱や苦味、人生の選択に揺れる彼らの姿が、繊細かつリアルに描かれています。

2. 恋するムービーのキャストを6名紹介!

Netflix韓国ドラマ「恋するムービー」に出演する主要キャスト6名を紹介します。実力派から注目の若手まで、物語を彩る魅力的な人気俳優のプロフィールや代表作・出演ドラマをチェックしてみましょう。

2-1. コ・ギョム/演:チェ・ウシク

コ・ギョムは、自らの映画愛を信じて俳優を目指す、情熱にあふれた青年です。オーディションに挑戦して現実の厳しさに直面しながらも、助監督ムビと出会い、彼女に惹かれます。人懐っこさと映画への情熱で周囲の心を動かすギョムは、恋と夢のはざまで揺れながらも、次第に成長していきます。

コ・ギョム役を演じるのは、韓国を代表する俳優のチェ・ウシクさんです。ドラマ「チャクペ 相棒」で俳優デビューを果たした後、「根の深い木」や「屋根部屋のプリンス」などに出演し、注目を集めました。映画「巨人」で新人賞を受賞して以降は、「新感染 ファイナル・エクスプレス」や「オクジャ」などの話題作に出演します。

「パラサイト 半地下の家族」では、物語の核となる一家の長男キム・ギウ役を演じ、国際的にも高い評価を得ました。さらに、ドラマ「その年、私たちは」では恋愛に揺れる青年を好演し、幅広い層の支持を集めました。「恋するムービー」でも、温かみのある演技で物語に深みを与えています。

2-2. キム・ムビ/演:パク・ボヨン

キム・ムビは、助監督として映画の現場で働く冷静で芯のある女性です。幼い頃から映画に没頭していた父に対して複雑な思いを抱き、「映画なんて大したことない」と証明するために、あえて映画監督を目指すというユニークな動機を持っています。俳優志望のギョムと出会い、最初は彼を煙たがるものの、真っ直ぐな思いに少しずつ心を開いていきます。

ムビ役を演じるのは、韓国のトップ女優パク・ボヨンさんです。映画「君の結婚式」や「フィッシュマンの涙」、ドラマ「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」「力の強い女 カン・ナムスン」などで多彩な役柄をこなしてきました。これまで明るく愛らしいイメージが強かったパク・ボヨンさんですが、「恋するムービー」ではシニカルで感情を抑えたキャラクターに挑戦しました。制服姿や喫煙シーンなど、これまでにない一面を見せた本作で、演技の幅広さを証明しています。「明るい役だけでなく、多様な姿を見せたい」と語る彼女の意欲が、作品全体に深みを与えています。

2-3. ホン・シジュン/演:イ・ジュニョン

ホン・シジュンは、自称“天才作曲家”として夢を追い続ける青年です。現実は厳しく、無名のままアルバイトと実家の支援で生活を続けています。学生時代から付き合っていたジュアと別れた後も、再会によって心が揺れ動き、過去と向き合うことになります。親友ギョムと同様、夢と現実のギャップに悩みながらも、成長を重ねていく姿が印象的です。

シジュンを演じるのは、俳優イ・ジュニョンさんです。U-KISSのジュンとしてアイドル活動を経て、現在は俳優業に専念しています。「マスクガール」では強烈な悪役を演じて話題となり、「勇敢な市民」や「バッドランド・ハンターズ」などの映画にも出演しています。ドラマ「予期せぬ相続者」では財閥家の息子役を務め、「おつかれさま」では純情な青年を演じるなど、幅広い役柄に挑戦しています。「恋するムービー」では、繊細な感情表現で再び“俳優イ・ジュニョン”の魅力を強く印象づけています。

2-4. ソン・ジュア/演:チョン・ソニ

ソン・ジュアは、ホン・シジュンの元恋人であり、ギョムの学生時代の友人です。かつて7年にわたりシジュンと交際し、彼を支えながら作曲家の夢を応援してきましたが、次第に自身も影響を受け、脚本家を志します。別れを選んだものの、夢を叶えた後に再会を果たし、心の揺れと向き合うことになります。

ジュアを演じるのは、話題作に次々と出演する女優チョン・ソニさんです。映画「写真」でデビュー後、「ボーイフレンド」で注目を集め、「花様年華~君といた季節~」「青春ウォルダム 呪われた王宮」といったドラマでも印象的な演技を披露してきました。Netflixシリーズ「寄生獣-ザ・グレイ-」では主演を務め、寄生生物に感染した女性という難しい役柄を熱演しました。「恋するムービー」では、夢と恋に揺れる大人の女性を繊細に演じ、物語に深みを与えています。

2-5. コ・ジュン/演:キム・ジェウク

コ・ジュンは、主人公ギョムの兄であり、両親を早くに亡くした後は父親代わりとして弟を支え続けてきました。2人で映画を観る時間は、ギョムにとって何よりも大切な思い出です。やがてジュンは不慮の事故に遭い、ギョムの心に深い影を残す存在となります。

ジュンを演じるのは、モデル出身の俳優キム・ジェウクさんです。2002年にドラマ「勝手にしやがれ」でデビューし、「コーヒープリンス1号店」で注目を集めました。その後も「赤と黒」「彼女の私生活」「クレイジーラブ」など多くの作品で主演を務め、甘いマスクと繊細な演技力で幅広い役柄をこなしています。「ボイス~112の奇跡~」では冷酷な殺人鬼役に挑み、演技の幅を証明しました。日本語も堪能で、映画「蝶の眠り」では中山美穂さんと共演し、全編日本語の演技に挑戦しました。「恋するムービー」では、弟への深い愛情を抱える兄として、優しさと喪失感を繊細に表現しています。

2-6. ウ・ジョンフ/演:チャ・ウミン

ウ・ジョンフは、ムビの幼なじみであり、幼少期に病弱だった彼をムビが守ってきたという背景を持つキャラクターです。ムビに対して淡い想いを抱きながら、成長後も彼女をそっと見守り続ける存在として描かれています。派手さはないものの、心優しく誠実な一面が印象的な役どころです。

このジョンフを演じるのは、新鋭俳優のチャ・ウミンさんです。2021年にウェブドラマ「フロリダ飯店」でデビューし、以降「スタディーグループ」「埋もれた心」「弱いヒーロー」などで存在感を発揮してきました。中でも「恋するムービー」では、等身大の青年をリアルに演じることの難しさと向き合い、自身の話し方や周囲の友人の言動を参考にして演技を構築したと語っています。繊細な感情表現を得意とし、俳優としての成長が期待されるチャ・ウミンさんは、今後のさらなる活躍が期待される俳優の1人です。

まとめ

「恋するムービー」は、夢と恋のはざまで揺れる若者たちのリアルな感情を、丁寧な描写と豪華キャストで表現した青春群像劇です。俳優を目指すギョムと、映画の現場で働くムビの出会いを軸に、登場人物たちはそれぞれの選択と再会を通じて、自分自身と向き合っていきます。

チェ・ウシクさんやパク・ボヨンさんをはじめとする実力派キャストが集結し、ドラマの世界観をより豊かにしています。シーンごとに込められた感情や成長の描写は、視聴者の心に深く残ることでしょう。まだ視聴していない人は、このドラマを通じて自分自身の「映画のような一瞬」に出会ってみてください。

※当記事は2025年6月時点の情報をもとに作成しています

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