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アニメ「薬屋のひとりごと」3期の放送決定!主要キャラクターも紹介

アニメ「薬屋のひとりごと」3期の放送決定!主要キャラクターも紹介

アニメ「薬屋のひとりごと」は、後宮を舞台に薬師・猫猫(マオマオ)が毒と薬の知識を武器に数々の事件を解き明かす物語です。続編の制作が発表され、「3期は何話まで放送されるのか」「いつから放映予定なのか」という疑問を抱いている人もいるでしょう。

当記事では、第3期の放送内容やこれまでのアニメ化範囲、今後の展開予想、主要キャラクターとキャスト声優の情報を解説します。新シーズンが始まる前に、基本的な情報を振り返っておきましょう。

1. アニメ「薬屋のひとりごと」とは?

アニメ「薬屋のひとりごと」は、日向夏先生原作の同名小説をもとにした後宮ミステリー作品です。原作は漫画によるコミカライズも展開され、シリーズ累計発行部数は4,000万部を突破しています。2023年10月から第1期が放送され、2025年1月には第2期もスタートするなど、幅広い世代に愛されている人気アニメです。

舞台は大国の後宮。花街で育ち薬師をしていた少女・猫猫(マオマオ)が毒見役として宮中に仕え、毒や薬の知識を駆使して数々の難事件を解き明かしていきます。冷静沈着で毒好きな猫猫と、美貌と謎めいた魅力を併せ持つ宦官・壬氏(ジンシ)の掛け合いも見どころの1つです。

2. アニメ「薬屋のひとりごと」3期の放送が決定!放送日はいつから?

2025年7月4日に放送されたアニメ第2期の最終話・第48話「はじまり」の放送終了後、続編決定が発表されました。併せて公開された超ティザーPVでは、壬氏が楼蘭から紙を受け取る場面や広がる麦畑など、物語の新たな舞台を予感させるシーンが描かれています。

現時点では、続編がTVアニメ第3期として放送されるのか、あるいは別形式で展開されるのかは明らかにされていません。放送局や動画配信サービスでの配信情報もまだ公開されていませんが、1期・2期と同じく日本テレビ系列での放送が有力視されています。従来のスケジュールを踏襲するなら、放送開始は2026年春ごろになると考えられています。

3. アニメ「薬屋のひとりごと」3期は何話まで?原作のどこまでアニメ化?

アニメ「薬屋のひとりごと」3期の放送話数や原作のどこまでを描くのかは、現時点では公式に発表されていません。ファンの予想としては、1期・2期と同様に全24話の2クール構成になるのではないかとの声が多くあります。

その場合、原作小説第5巻から第6巻にかけての内容が描かれると考えられ、2期終了時点から続く物語が展開される可能性が高そうです。具体的な範囲や話数は未定ですが、続報への期待が高まっています。

3-1. 1期・2期は原作のどこまでアニメ化された?

アニメ「薬屋のひとりごと」1期は、原作小説第1~2巻の内容を描き、第24話「猫猫と壬氏」で最終回を迎えました。漫画版では、スクウェア・エニックス版が8巻40話「見送り」まで、小学館のサンデーGX版が8巻30話「見送りの舞」までに対応しています。小説は現時点で16巻まで刊行されていますが、アニメ化されたのは物語の序盤にあたります。

続く2期は2025年1月から6月まで放送され、全24話で小説3~4巻をアニメ化しました。楼蘭妃の入内や壬氏暗殺未遂事件、外国の特使の来訪など、1期で張られた伏線が回収され、最終的に「子の一族の謀反」が収束するところで幕を閉じています。

4. アニメ「薬屋のひとりごと」のキャラクター・キャスト声優

「薬屋のひとりごと」には個性豊かなキャラクターが登場し、魅力的な声優陣が命を吹き込んでいます。主人公・猫猫や壬氏をはじめ、後宮を彩る妃や宦官たちの関係性が物語を深めています。ここからは、主要キャラクターとキャストを紹介します。

4-1. 猫猫(CV. 悠木碧)

猫猫は花街育ちの薬師で、毒と薬に異常なほどの執着を持つ少女です。好奇心と正義感から事件に首を突っ込み、やがて後宮で毒見役を務めることになりました。玉葉妃の娘の命を救ったことで壬氏にその才を認められ、一度は後宮を離れるも再び呼び戻され、翡翠宮で妃や御子を守るため日々奔走しています。

猫猫役を演じる悠木碧さんは、多彩な演技力で知られる実力派声優です。「魔法少女まどか☆マギカ」の鹿目まどかや「僕のヒーローアカデミア」の蛙吹梅雨、「幼女戦記」のターニャなど、数々の人気キャラクターを演じてきました。さらに「原神」の蛍や「ペルソナ5」の佐倉双葉など、ゲーム作品でも活躍しています。

4-2. 壬氏(CV. 大塚剛央)

壬氏は後宮を管理する立場にある宦官で、その美貌は「もし女性であれば傾国」と称されるほどの人物です。後宮で絶大な権力を持ち、厄介な問題が起きるたびに猫猫へと持ち込み解決を図っています。命を狙われた事件では猫猫の機転で危機を脱するなど、二人の関係は物語を動かす重要な軸となっています。

声を担当する大塚剛央さんは、近年注目を集める若手声優の1人です。「【推しの子】」のアクアや「トリリオンゲーム」の天王寺陽、「メダリスト」の明浦路司など、幅広い役柄を演じて話題となりました。繊細な心理描写から力強い演技まで自在にこなす実力を持ち、劇場アニメやゲーム、吹き替えでも活躍しています。

4-3. 高順(CV. 小西克幸)

高順(ガオシュン)は壬氏のお目付け役を務める武官で、後宮では宦官として活動しています。マメで気が利き、信頼も厚い人物で、ときに奔放な言動を見せる壬氏を諫める役回りも担います。猫猫からは「癒やし系」と評される穏やかな雰囲気の持ち主ですが、各所からの無茶ぶりに翻弄される苦労人でもあります。

声を演じる小西克幸さんは、力強さと柔らかさを兼ね備えた演技で多くのファンを魅了しているベテラン声優です。「鬼滅の刃」の宇髄天元や「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のディアボロ、「テイルズ オブ シンフォニア」のロイドなど、幅広い人気キャラクターを担当しています。第9回声優アワード助演男優賞を受賞するなど高い評価を得ており、近年も数々の話題作で活躍を続けています。

4-4. 玉葉妃(CV. 種﨑敦美)

玉葉妃(ギョクヨウヒ)は、皇帝から最も寵愛を受けていると言われる上級妃・四夫人の1人「貴妃」です。娘・鈴麗の命を救ったことをきっかけに猫猫を侍女に迎え、厚い信頼を寄せています。懐妊が分かってからは猫猫を毒見役として呼び戻し、妃としての立場と母としての思いの狭間で物語を彩る重要人物です。

声を担当する種﨑敦美さんは、幅広い役柄を自在に演じ分ける人気声優です。「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャーや「葬送のフリーレン」のフリーレン、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のダイなど、少年少女から大人の女性役まで巧みに表現しています。「わんだふるぷりきゅあ!」では犬飼いろは/キュアフレンディ役を担当していました。

4-5. 梨花妃(CV. 石川由依)

梨花妃(リファヒ)は、現帝の妃で四夫人の1人「賢妃」です。気品ある凛とした佇まいを持ちながらも、おしろいに含まれていた毒により中毒を起こして子どもを失い、自身も重い病に伏してしまいます。やつれた姿となりながらも猫猫の懸命な看病で命を取り留め、以降は彼女を深く信頼するようになります。

声を演じる石川由依さんは、数多くの代表作を持つ実力派声優です。「進撃の巨人」のミカサ・アッカーマンや「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のヴァイオレット、「NieR:Automata」の2Bなどを担当しています。透明感のある声質と確かな演技力で、気品と芯の強さを併せ持つ梨花妃の人物像を見事に体現しています。

まとめ

アニメ「薬屋のひとりごと」は、後宮を舞台に薬師・猫猫が持ち前の知識と洞察力で数々の事件や陰謀に挑む物語です。3期では原作5巻以降が描かれる可能性が高く、今後の展開に多くの注目が集まっています。

猫猫や壬氏をはじめ、玉葉妃や梨花妃などの個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間模様と、それを彩る豪華声優陣の演技は、作品をより奥深いものにしています。新シーズンを存分に楽しめるよう、今後の物語の展開に備えて、原作や過去のアニメシリーズを振り返ってみてはいかがでしょうか。

※当記事は2025年10月時点の情報をもとに作成しています

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