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神戸ワールド記念ホールのキャパは?座席からの見え方やアクセス方法も

神戸ワールド記念ホールのキャパは?座席からの見え方やアクセス方法も

神戸ワールド記念ホールは、兵庫県神戸市のポートアイランドに位置する多目的ホールで、別名は神戸ポートアイランドホールです。国内外のアーティストによる音楽ライブや、各種スポーツイベント、ファッションショーまで、さまざまな催しに対応しています。最大収容人数は約8,000人で、関西圏では中~大規模のイベント会場として知られています。

ライブに参加する上で気になるのが、各座席からの見え方やアクセスの利便性です。この記事では、神戸ワールド記念ホールのキャパ、座席の見え方、アクセス方法について解説します。

1. 神戸ワールド記念ホールのキャパとは

神戸ワールド記念ホールの最大収容人数は、2階・3階に設置された固定のスタンド席と、イベントごとに設営されるアリーナ部分の仮設席を合わせて約8,000席です。

過去には、以下のような国内外の著名アーティストがライブを開催しています。

【神戸ワールド記念ホールでライブしたアーティスト(敬称略)】

  • LADY GAGA
  • BIGBANG
  • TWICE
  • BTS(防弾少年団)
  • 東方神起
  • あいみょん
  • でんぱ組
  • 米津玄師
  • 私立恵比寿中学
  • RADWIMPS
  • 小田和正

など

音楽イベント以外では、世界ジュニア卓球選手権やフットサル全国選手権、ボクシング世界タイトルマッチ、ディズニー・オン・アイス、神戸コレクションなど、エンターテインメントからスポーツまで幅広いジャンルで活用されています。

1-1. ほかのライブ会場との比較

関西にあるほかのライブ会場と、神戸ワールド記念ホールの8,000人というキャパを比較する場合、以下の通りになります。

会場名 最大収容人数
ほっともっとフィールド神戸 35,000人
大阪城ホール 16,000人
GLION ARENA KOBE 10,000人
神戸ワールド記念ホール 8,000人
エディオンアリーナ大阪
(大阪府立体育会館)
6,131人

出典:神戸総合運動公園「ほっともっとフィールド神戸・G7スタジアム」

出典:日本政府観光局(JNTO)「大阪城ホール」

出典:GLION ARENA KOBE「GLION ARENA KOBE : TOTTEI」

出典:ワールド記念ホール「施設概要」

出典:大阪府立体育会館「施設案内」

神戸ワールド記念ホールは、ホットモットフィールド神戸や大阪城ホールのような大規模なライブ会場よりは規模が小さいと言えます。しかし、GLION ARENA KOBEやエディオンアリーナ大阪などのライブ会場に匹敵するキャパはあり、中~大規模なコンサートに向いている施設です。

2. 神戸ワールド記念ホールの各座席の見え方

神戸ワールド記念ホールには、ステージと同じフロアにある「アリーナ席」と、一段高くなっている「スタンド席」があります。それぞれに見え方の特徴があり、座席の場所によって楽しみ方も変わってきます。

アリーナ席はステージの近くで迫力を感じやすい反面、フロアが平坦なため、後ろの列だと前の人の頭やペンライトで見えづらくなることもあります。一方のスタンド席は、しっかり傾斜があるので、遠くからでもステージ全体を見渡しやすいのがポイントです。どちらの席にもメリットと注意点があるため、事前に座席表をチェックしておくと安心です。

2-1. アリーナ席

アリーナ席は、ステージと同じ高さのフロアに設けられる仮設席です。ライブによってブロックの分け方や花道の位置が変わるので、決まった席順はありません。ただし、大まかに15列ごとにA~Dの4ブロックに分けられ、1列目から60列目ほどまで座席が用意されることが多いです。

前方のAブロックは、出演者の顔が肉眼でも見えるほどの距離感で、ファンから「神席」と呼ばれることもある席です。Bブロックでも、表情はやや見えにくくなりますが、パフォーマンスや衣装はしっかり楽しめます。Cブロックになると、双眼鏡があるとより安心です。Dブロックは、ステージからの距離が50m以上になるため、演出や全体の雰囲気を楽しむスタイルがおすすめです。

アリーナ席は段差がないため、後方の席では視界が遮られることもあります。周りに背の高い人が多いとステージが見えにくい場合もあるので注意しましょう。

2-2. スタンド席

スタンド席は2階・3階に設置された固定席で、傾斜があるため後方の列でもステージが見やすいのが魅力です。

前列(1~3列目)ではステージとの距離もそれほど遠くなく、フォーメーションや動きがよく見えます。中列(4~9列目)は、全体のパフォーマンスが見渡せて、照明演出やステージ構成をしっかり楽しめる位置です。

後列(10列目以降)になるとステージまでの距離はありますが、大きなスクリーンも使われるので、演出をじっくり楽しむには十分です。SNSなどでも「思っていたよりよく見えた」という声が多く、スタンド席の満足度は高めです。

スタンドの左右の席はステージを真横から見る位置になるため、一部見えにくい場面もあります。ただし、出演者がステージ端まで来ると肉眼でしっかり表情を見やすいのが魅力です。

アリーナ席と比べると、総じてスタンド席はステージまでの距離が遠めです。どの席でも双眼鏡を用意しておくと楽しみやすいでしょう。

3. 神戸ワールド記念ホールへのアクセス方法|最寄り駅も紹介

神戸ワールド記念ホールは、神戸市中央区のポートアイランド内にあり、全国各地からの交通アクセスがしやすい立地です。最寄り駅はポートライナーの「市民広場駅」で、駅からは徒歩3~4分で移動できます。また、三宮駅を経由すれば電車・新幹線・飛行機・車など、さまざまな交通手段からスムーズにアクセス可能です。

以下では、電車・新幹線・車・飛行機の4つの交通手段によるアクセス方法を解説します。

3-1. 電車

神戸ワールド記念ホールへのアクセスで便利なのが、三宮駅経由のルートです。三宮駅からポートライナー「市民広場駅」までは約10分、そこから徒歩約3~4分で到着します。ポートライナーは運行本数も多いため、待ち時間が少なく、イベント後の帰路も比較的スムーズです。

三宮駅へは、JR・阪神・阪急・地下鉄など各線が集結しており、関西圏からのアクセスが良いのも魅力です。例えば大阪駅からはJR新快速で約20分、京都駅からは新快速で約50分、梅田駅(阪神)からは特急で約32分で到着します。これらの電車を使って三宮駅まで移動し、そこからポートライナーに乗り換えるのが基本ルートとなります。

3-2. 新幹線

イベント遠征をする方が新幹線で訪れる場合は、山陽新幹線の「新神戸駅」が最寄りです。新大阪駅からはのぞみやひかりで約13分、姫路駅からはのぞみが約18分、ひかりが約26分で到着します。新神戸駅からは神戸市営地下鉄に乗り換えて2分で三宮駅へ行けるため、新幹線利用でも移動はスムーズです。

三宮駅からはポートライナーに乗り換え、「市民広場駅」で下車すれば、徒歩数分で神戸ワールド記念ホールに着きます。

3-3. 車

車で訪れる場合は、周辺の高速道路からアクセスできます。大阪方面からは阪神高速3号神戸線の「京橋」出口または「生田川」出口を利用すると便利で、それぞれホールまで約7~9分です。岡山・姫路方面からも「京橋」出口が最寄りとなっています。

また、阪神高速5号湾岸線を利用する場合は、「住吉浜」出口からハーバーハイウェイを経由し、ポートアイランド降り口から約3分ほどで到着できます。イベント開催時には周辺道路が混雑することもあるため、時間には余裕を持って移動するのが安心です。

3-4. 飛行機

飛行機を利用する場合、最もアクセスが良いのは「神戸空港」です。空港駅からポートライナーを使えば約8分で「市民広場駅」に着きます。歩く時間を考慮しても、空港から10分以内で到着できる利便性の高さが魅力です。

大阪(伊丹)空港や関西国際空港を利用する場合は、まず三宮駅までリムジンバスで向かいます。伊丹空港からは約40分、関空からは約65分で三宮に到着します。そこからはポートライナーで約10分、徒歩で約3~4分で会場に到着します。

まとめ

神戸ワールド記念ホールの座席は平面のアリーナ席と傾斜のあるスタンド席に分かれており、席ごとに視界や臨場感が異なります。どのエリアでもライブを十分に楽しむことが可能ですが、事前に座席の特徴を把握しておくとより快適です。

また、最寄りの市民広場駅からは徒歩3~4分の距離にあり、新幹線や飛行機など各種交通機関からのアクセスも良好です。遠方から訪れる場合でもスムーズに会場に到着できるため、初めての来場者でも安心です。

※当記事は2025年6月時点の情報をもとに作成しています

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