ノウハウ

ららアリーナ東京ベイのキャパは?座席からの見え方・アクセス方法を紹介

ららアリーナ東京ベイのキャパは?座席からの見え方・アクセス方法を紹介

2024年5月、千葉・南船橋に誕生した「LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ東京ベイ)」は、最大収容人数約11,000人を誇る多目的アリーナです。三井不動産とMIXIが共同開発した施設で、すり鉢状の座席構造や大型モニターなど、臨場感を重視した最新設計が話題となっています。開業以降、人気アーティストが次々とライブを開催しています。

当記事では、ららアリーナ東京ベイのキャパや座席ごとの見え方、アクセス方法を詳しく紹介します。

1. ららアリーナ東京ベイのキャパは?

LaLa arena TOKYO-BAY(ららアリーナ東京ベイ)は、三井不動産とMIXIが共同で開発し、2024年5月に開業した多目的アリーナです。最大収容人数は約11,000人で、イベントによってはステージ構成などに応じて座席数が調整されます。もともと千葉ジェッツの本拠地だった船橋アリーナの約2倍の規模を誇り、観客に臨場感を届けるすり鉢状の座席設計が特徴です。最上階の4階席からでもステージとの距離を近く感じられ、音響や照明演出の面でも高い評価を受けています。

また、423インチの大型吊り下げモニターや全長120mのリボンビジョンを備え、ライブパフォーマンスやスポーツイベントをより迫力ある空間に演出します。これまで、Mr.Children、NEWS、Adoさん、あいみょんさん、三浦大知さんなど、数多くの人気アーティストがステージに立っています。地域のランドマークとしても注目を集める新世代アリーナです。

1-1. ほかのライブ会場との比較

ららアリーナ東京ベイの最大収容人数は約11,000人で、国内の主要ライブ会場の中では中規模クラスに位置します。もともと千葉ジェッツの本拠地だった船橋アリーナ(約6,000人)の約2倍にあたり、より多くの観客を収容できるようになりました。

横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナと比べるとややコンパクトですが、ステージとの距離が近く、臨場感を重視した構造が特徴です。また、東京ドームのような大規模会場とは異なり、観客一人ひとりがアーティストとの一体感を味わえるのが魅力です。大型アリーナの迫力とホール公演の親密さを両立させた、バランスの取れたキャパシティと設計が高く評価されています。

会場名 最大収容人数
ららアリーナ東京ベイ 約11,000人
船橋アリーナ 約6,000人
横浜アリーナ 約17,000人
さいたまスーパーアリーナ 約37,000人
東京ドーム 約55,000人

出典:LaLa arena TOKYO-BAY「「LaLa arena TOKYO-BAY」2024年4月17日竣工」

出典:船橋市総合体育館「メインアリーナ」

出典:横浜アリーナ「会社情報 沿革」

出典:埼玉県「さいたまスーパーアリーナ」

出典:東京ドームシティ|東京ドーム「東京ドームとは」

2. ららアリーナ東京ベイの各座席からの見え方

ららアリーナ東京ベイではアリーナ席から4階席まであります。ここでは、実際のライブを想定した座席ごとの特徴やステージの見え方を紹介します。

2-1. アリーナ席

1階アリーナ席は、ららアリーナ東京ベイの中でも最もステージに近い特等席で、ライブの臨場感を全身で味わえるエリアです。普段はバスケットボールコートとして使われている平面部分に座席が設置され、イベントによってはスタンディング形式になることもあります。エンドステージ形式の場合、前方の席ではアーティストの表情や衣装のディテールまで肉眼で見える距離感です。

中央付近の席でも全体のパフォーマンスを十分に楽しめますが、後方になるとステージの一部が見えにくくなることもあります。センターステージや360度ステージ構成では、座る位置によって視界が大きく異なるため、チケット購入時には座席表の確認が重要です。音の迫力や照明演出を間近で体感できる点が、アリーナ席の魅力です。

2-2. 2~3階席

2階席はアリーナを囲むように設けられたスタンド席で、角度がついているためステージ全体を見渡しやすい構造です。両サイド前方の座席は距離が近く、アーティストの動きもはっきり見えます。中央付近ではやや距離を感じるものの、照明や映像演出を含めてバランスよく楽しめるポジションです。特に2階の最前列は近すぎず遠すぎず、ライブ全体の迫力を感じながら臨場感を味わえる理想的な位置と言えます。演出面では天井から吊るされたセンタービジョンや、周囲を囲むリボンビジョンが活躍するため、表情などの細部も映像でしっかり確認できます。

一方、3階席は一般販売のスタンド席ではなく、VIP専用のエリアです。北側には「VIPラウンジ」と11室の「VIPルーム」、南側には赤を基調とした「VIP BOX」やカジュアルなラウンジが設けられています。専用エントランスやエレベーターを利用でき、食事を楽しみながら観覧できるなど、特別な空間として設計されています。

2-3. 4階席

4階席は、ららアリーナ東京ベイの中でも最上階に位置するスタンド席で、ステージ全体を俯瞰で楽しめるのが特徴です。高さがある分、アーティストとの距離は遠く感じられるものの、照明や映像、ステージ演出の全体を一望できます。ライブ全体の構成やフォーメーションの変化を把握しやすく、音響のバランスも良好です。中央付近の席では、ステージ全体がしっかり視界に入り、双眼鏡を使えば表情や衣装の細部まで確認できます。

両サイド(上手・下手)の席もステージからの距離はありますが、角度のある設計により視界は良好です。特に4階席は傾斜が強めにつけられており、前列の人の頭が視界を遮りにくいのも利点です。臨場感というよりは全体演出を堪能したい人向けで、照明演出や映像の迫力を体感したいファンにおすすめのエリアと言えます。

3. ららアリーナ東京ベイへのアクセス方法

ららアリーナ東京ベイは、電車・バス・空港からのアクセスが整っており、県外からの来場にも便利な立地です。ここでは、主要な交通手段別にアクセス方法を紹介します。

3-1. 電車での移動方法

ららアリーナ東京ベイへ電車で向かう場合、最寄り駅はJR京葉線・武蔵野線の南船橋駅です。南口から徒歩約6分とアクセスが良く、駅からアリーナまでは歩行者デッキでつながっているため、天候の悪い日でも比較的快適に移動できます。

また、京成本線の船橋競馬場駅からも徒歩約16分で到着可能です。公演当日など混雑が予想される場合は、時間に余裕を持っての移動がおすすめです。どちらの駅も東京駅や舞浜駅からのアクセスが良く、都心や千葉市方面からの来場にも便利です。

3-2. バスでの移動方法

ららアリーナ東京ベイへは、京成本線・船橋競馬場駅やJR津田沼駅からバスでもアクセスできます。船橋競馬場駅南口からは、京成バス「ららぽーとTOKYO-BAY行き」に乗車し、「ららぽーとTOKYO-BAY北館バスロータリー」で下車。下車後は徒歩でアリーナまでアクセス可能です。

また、JR津田沼駅南口からは平和交通の「津田沼・ららぽーとTOKYO-BAY線」を利用し、同じく北館バスロータリーで下車します。どちらのルートも本数が多く、ショッピングや食事も楽しめる「ららぽーとTOKYO-BAY」直通のため、ライブ前後の立ち寄りにも便利です。

3-3. 空港からの移動方法

空港からららアリーナ東京ベイへ向かう場合は、羽田空港・成田空港のどちらからも公共交通機関でアクセスできます。羽田空港からは、空港バスで「海浜幕張駅」まで移動し、そこから徒歩でJR海浜幕張駅へ。JR京葉線に乗り換えて南船橋駅で下車し、徒歩約6分で到着します。

一方、成田空港からは京成成田空港線アクセス特急で東松戸駅へ向かい、武蔵野線に乗り換えて南船橋駅へ。どちらのルートも乗り換えが1~2回必要ですが、所要時間は約1時間30分前後が目安です。遠方からの来場者にも利便性の高いアクセス環境が整っています。

まとめ

ららアリーナ東京ベイは、三井不動産とMIXIが共同開発し、2024年5月に開業した多目的アリーナです。最大収容人数は約11,000人で、船橋アリーナの約2倍規模。すり鉢状の座席構造により、どの席からもステージを近く感じられるのが特徴です。

423インチの大型モニターや全長120mのリボンビジョンを備え、音響・照明演出も高く評価されています。これまでにMr.Children、Adoさん、あいみょんさんなどが公演を行い、ライブやスポーツイベントの新拠点として注目を集めています。アクセス面でもJR南船橋駅から徒歩約6分と好立地で、国内外から多くの来場者が訪れる人気会場です。

※当記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています

関連記事