立川ステージガーデンは、多摩エリアで最大級となる約3,000人収容のライブホールで、音楽イベントを中心に幅広い公演が行われています。JR立川駅と多摩モノレール立川北駅の両方から徒歩圏内にあり、初めて訪れる方でも迷いにくい利便性の高い立地が特徴です。
ホール内は1階・2階・3階で視界の特徴が大きく異なります。当記事では立川ステージガーデンの各席からの見え方やキャパ、アクセス方法などを解説します。立川ステージガーデンで開催されるイベントに参加する方はぜひご覧ください。
1. 立川ステージガーデンのキャパは何人?
立川ステージガーデンの最大収容人数は3,018人です。内訳は1階スタンディング1,500人、2階は着席678席・立席154人、3階は着席686席です。収容できる人数は公演の構成により変動し、1階に椅子を設置する場合は約1,008席での運用になります。
多摩地区では数少ない2,000~3,000人規模の大型ホールで、音楽ライブを中心に幅広い演目に対応します。また、2階後方を開放して屋外スペースと一体利用できる構造のため、イベントの特性に合わせてレイアウトを柔軟に変えられるのも特徴です。
1-1. ほかのライブ会場との比較
立川ステージガーデンのキャパは、大規模ライブハウスとアリーナの中間帯に位置し、全国ツアーのホールクラスとして使いやすい規模です。関東のほかの会場との比較は次の通りです。
| 会場名 | 最大収容人数 |
|---|---|
| 立川ステージガーデン | 約3,000人 |
| さいたまスーパーアリーナ | 約37,000人 |
| ららアリーナ東京ベイ | 約10,000人 |
| 横浜アリーナ | 約17,000人 |
出典:LaLa arena TOKYO-BAY「「LaLa arena TOKYO-BAY」2024年4月17日竣工」
立川ステージガーデンは約3,000人規模で、いわゆる「ホールクラス」に該当します。さいたまスーパーアリーナや横浜アリーナのような1万人超のアリーナ規模に比べると小さめですが、中規模ならではの距離感の近さが魅力です。視界の確保や音響のまとまりが期待しやすく、アーティストをより近くに感じられる公演に適しています。
また、ららアリーナ東京ベイより小規模なため、落ち着いた雰囲気でライブを楽しみたいファンに向いた会場です。
2. 立川ステージガーデンの各座席からの見え方
立川ステージガーデンは階層ごとに視界の特徴が大きく変わります。1階はステージに最も近く臨場感が抜群な一方、2階は全体のバランスをつかみやすいエリア、3階は俯瞰で舞台全体を把握しやすい座席です。
ここでは、それぞれの座席からの見え方を紹介します。
2-1. 1階席
1階席はステージとの距離が近く、表情や細かな動きを肉眼で追いやすいのが魅力です。特に段差が始まる列の最前は、視界の抜けがよく、近さと見やすさのバランスが取れています。
一方で段差がない後方は、前列の頭が被りやすく、座席や機材に一部が隠れることもあります。公演によりパイプ椅子や千鳥配置が採用されるため、列番号が同じでも見え方が異なる点には注意が必要です。全体として、近さを重視する人には前方中央、安定した視界を求める人には段差直後の列が適した座席です。
2-2. 2階席
2階席はステージ全体を見渡しやすく、構成や動きをつかみやすい視界が特徴です。特に中央Cブロックの前方は視界が開け、バランスよく楽しめます。L・Rブロックは端に行くほど角度がつき、首をひねる時間が長くなりますが、最前付近であれば視界は比較的安定します。
空調が効きやすい列では肌寒く感じることがあり、軽い羽織りものがあると快適です。全体的に、バランスよく見たい人には中央寄り、臨場感と視界の広さを重視するなら最前列がおすすめです。
2-3. 3階席
3階席は会場全体を俯瞰したい人に向いており、Cブロックは特に視界が安定しています。ステージのフォーメーションや照明演出を広く捉えられる一方、L・Rブロックは列や番号によって見切れが大きくなりやすく、前方の頭で隠れる範囲が増えることがあります。
また構造上、Cブロックとサイドブロックは通り抜けができない区画があり、入場扉を間違えると遠回りになることがあります。サイドでも最前列は頭被りが少なく比較的見やすいですが、ステージ端の演出は死角になりがちです。初めて来場する場合や確実に楽しみたい場合は、できる限りCブロック寄りの席を選ぶと満足度が高くなります。
3. ライブ前後に使える立川ステージガーデンの周辺施設
おはようございます!
— 立川ステージガーデン (@T_StageGarden) March 29, 2021
週の始めは気持ちの良い晴天になりました😊
昨日「春」の投稿をしたのですが、、一転
今日は「夏日」になるとか💦
皆さま体調にはくれぐれもお気をつけください!
そしてそして
元気で次のLIVEをお迎えくださいね😉#花粉対策#UV対策もですね#今日は満月 pic.twitter.com/JkiWHrdd2W
立川ステージガーデン周辺には、ライブ前後の時間をより充実させてくれるスポットが多く、食事や買い物、休憩を快適に楽しめる環境が整っています。特に隣接する複合施設「GREEN SPRINGS」は、文化・自然・空の開放感をテーマにした新街区で、ライブ参加者に人気のエリアです。広々とした芝生広場やスカイデッキ、アート作品が点在する街並みは散策にも最適で、落ち着いた雰囲気のカフェや飲食店が多数あります。
買い物や食事を楽しみたい場合は、徒歩圏内の「ららぽーと立川立飛」も便利です。ファッション・雑貨・家電など多彩なショップがそろい、フードコートやレストランも充実しています。また、立川駅直結の「エキュート立川」はアクセス性が高く、ライブ前後の移動の合間に立ち寄りやすいスポットです。テイクアウト可能なグルメやスイーツ、使い勝手の良い雑貨店がそろい、遠方から来る人にとっても便利な拠点になります。電車に乗る前のちょっとした買い物にも最適で、混雑を避けてサッと食事を済ませたいときにも活用できます。
これらの施設はすべて立川ステージガーデンから徒歩圏内のため、ライブの前後もスムーズに過ごせます。イベントだけでなく立川エリアを1日を通して楽しみたい方はぜひ訪れてみましょう。
4. 立川ステージガーデンの最寄り駅までのアクセス方法
立川ステージガーデンは、JR立川駅と多摩モノレール立川北駅の2駅から徒歩圏内にあり、都心や近隣エリアからのアクセスが良好な会場です。どちらの駅からも歩きやすいルートが整備されているため、初めて訪れる人でも迷いにくい環境です。
ここでは、立川駅・立川北駅それぞれへのアクセス方法を解説します。
4-1. 立川駅までのアクセス方法
JR立川駅は多摩地域の交通の中心として機能しており、複数路線が乗り入れる利便性の高い駅です。JR中央線快速・特快のほか、南武線や青梅線も利用でき、東京都心・神奈川方面・青梅方面へ幅広くアクセスできます。
新宿駅からは中央線の中央特快・青梅特快を利用すると約25分で到着し、乗り換えも不要です。東京駅へは約43分、池袋・渋谷・品川へも乗り換え1回で到達できるため、遠方からの来場にも適した駅と言えます。
立川駅から立川ステージガーデンまでは徒歩約8分で、駅北側の通路からGREEN SPRINGS方面へ向かうとスムーズです。周辺は案内表示が多く、歩道も広いため、ライブ当日の混雑時でも比較的移動しやすいでしょう。
4-2. 立川北駅までのアクセス方法
多摩モノレールを利用する場合は、立川北駅が最寄りとなり、こちらも立川ステージガーデンまで徒歩約7分の距離です。立川北駅からGREEN SPRINGSまでの導線は屋外ですが、視界が開けており初めてでも分かりやすいルートです。
立川駅周辺が混雑しやすい時間帯は、あえて立川北駅を利用することでスムーズに移動できることもあります。多摩地域からモノレールで来場する方にとっては最も利用しやすいルートです。
まとめ
立川ステージガーデンは、約3,000人という適度な規模とアクセスの良さが魅力で、初めて訪れる方でも安心して利用できるライブホールです。周囲にはGREEN SPRINGSをはじめとした商業施設や飲食店が集まり、ライブ前後の過ごし方の幅も広がります。駅からの導線も分かりやすく、遠方からの来場にも適した環境が整っている点も便利です。
立川ステージガーデンは、立川エリアの魅力とともに、公演そのものに集中できる環境がそろった会場です。あらかじめ座席ごとの見え方や周辺スポットを把握し、ライブ当日をより快適に楽しみましょう。
※当記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています










