BiS（ビス）の現メンバー3人を紹介！由来や代表曲も

BiSは、「新生アイドル研究会（Brand-new idol Society）」をコンセプトに結成されたアイドルグループです。メンバーチェンジを繰り返しながら活動しているのが特徴で、最近では2022年10月にヒューガーさんが新加入しました。形を変えても個性豊かなメンバーがファンを魅了し続けているグループです。

当記事では、BiSのメンバーチェンジを繰り返してきた歴史や魅力、また現メンバーについて解説します。BiSの代表曲も挙げるため、ぜひ記事を読んだ後は聞いてみてくださいね！

BiSとは、2010年に活動を開始し、2012年にシングル「PPCC」でメジャーデビューした異色のアイドルグループです。グループ名は「新生アイドル研究会（Brand-new idol Society）」の頭文字をとって、「ビス」と呼びます。

現在のBiSメンバーは、トギーさん、ナノ3さん、ヒューガーさんの3人です。また、渡辺 淳之介さんマネジメント、松隈 ケンタさんがサウンドプロデュースを担当しています。

BiSはもともと、ソロ活動をしていた第1期メンバーのプー・ルイさんが「アイドルになりたかった」と発言したことをきっかけに結成されました。結成当初は「アイドルになりたい4人組がアイドルを研究して、アイドルになっていく」というコンセプトで活動していました。

デビュー時の第1期メンバーは、2014年7月8日の横浜アリーナのライブをもって解散しています。第1期メンバーの解散後、第2期メンバーを経てメンバーチェンジを繰り返しながら2019年6月11日から現在まで第3期メンバーで活動中です。

2010年に結成した第1期メンバーは、プー・ルイさん、ヒラノノゾミさん、ヨコヤマリナさん、ナカヤマユキコさんの4人でした。BiSは結成から2014年に解散するまでの間に、何度もメンバーチェンジを繰り返します。

2013年にはファッションデザイナーのコシノジュンコさんが加入し、終身名誉メンバーとなり世間を騒がせました。最終的に解散当時のメンバーは、下記の通りです。

もともと解散を想定した活動だったこともあり、メンバーやプロデューサー含めアイドルのプロモーションに限界を感じたのが解散理由です。

2016年に第2期メンバーでの活動が再開しますが、2019年には第2期メンバーも解散します。第2期メンバーの解散と同時に、第3期メンバーへ向けてのオーディション開催が決定します。

メンバーの不仲が噂されていたBiSですが、リーダーのプー・ルイさんが脱退したこともありグループとして成り立たなくなったのが解散理由です。

第2期メンバーは、下記の9人です。

BiSが第3期メンバーで再結成されたのは、2019年の6月11日です。第3期のメンバーも第1期から引き続き、BiSの所属事務所であるWACKの代表取締役、渡辺 淳之介さんによってマネジメントされました。

第1期、第2期と経て、第3期となるBiSのプロデュースおよびマネジメントには気合の入り方が違いました。第3期では、BiSがこれまで成しえなかった武道館を目指して、普通のアイドルとは違った奇抜で異色なプロモーションを行っているのが特徴です。

話題性もあったBiSの第3期メンバー募集とあって、オーディションには2,000人を超える応募がありました。第3期のデビュー時は、見事オーディションを勝ち抜いた5人のメンバーで構成されました。ただし第3期からは、チャントモンキーさん、マナコ・チー・マナコさん、スズ・デスさん、イトー・ムセンシティ部さん、ネオ・トゥリーズさんの5人が既に脱退しています。

新たに加入したナノ3さん、ヒューガーさんを含めた3人で活動している現在のBiSメンバーを、以下で紹介します。

京都府出身のトギ―さんは、「WACK合同オーディション2019」にオキタユアとして参加していましたが一度落選しています。プロデューサーの渡辺さんは合同オーディション時にトギ―さんのことが気になっていたこともあり、BiSのオーディションに来た時点で合格と決めていました。

トギーさんは、クセのある可愛い声色が特徴です。メンバーのネオ・トゥリーズさんはトギーさんは態度が悪く、グループの問題児であるとインタビューで発言しています。しかし、トギーさんの真面目で芯のある人間性に、心をつかまれているファンも少なくありません。

2022年2月18日に足の疲労骨折のため無期限の活動休止を発表しましたが、8月6日のライブで電撃復帰しています。

ナノ3（ナノナノナノ）さんは、2021年にBiSとASPが合同で行った新メンバーオーディションを経て途中加入した埼玉県出身のメンバーです。

加入当初、赤目と鼻血加工の写真をアップし、Twitterアカウントのフォロワーが25,000人を超えるまで素顔は公開していませんでした。加入から1か月後、見事にフォロワーが25,000人を超えたので翌日に素顔が公開されました。

身長は153cmと小柄で、頑張り屋で明るい性格をしています。メンバーからも陽気で温かく、しゃべっているだけで元気をもらえると愛されています。

ヒューガーさんは、2022年7月に応募がスタートした「WACK合同オーディション2022 in SUMMER」を経て、BiSへの加入が決定したメンバーです。

Twitterアカウントのフォロワー25,000人を目指して奮闘中で、ヒューガーさんを含めた新体制BiSは2022年11月23日のイベントでお披露目されました。

ヒューガーと言う名前は、バーガーと同じ発音です。身長は160cmないくらいで、アコギとベースが少し弾けるといった特技もあります。

イトー・ムセンシティ部さんは、40分歩かないとコンビニにたどり着けないほどの新潟県の田舎から、オーディション合格を機に上京してきたメンバーです。メンバーになる前からBiSが好きで、かっこいいと思う仕事がアイドルであったことからBiSのオーディションを受けました。

渡辺 淳之介さんから「恥部」という愛称をつけられるほど、グループの中ではエロ担当と言われています。しかし実際は、卑猥な言葉は恥ずかしくて言葉にできません。

楽曲ではサウンドプロデューサーの松隈さんから艶っぽい声色を生かして、「エロいお姉さんっぽく歌って」と言われています。

ネオ・トゥリーズさんは、ネオトゥリの愛称で親しまれている、歌唱力に定評のあるメンバーです。物事に興味のない中で唯一歌うことが好きで、BiSやBiSHなどを知り歌ったり踊ったりしてみたいと強く感じたことからオーディションを受けました。

暗いキャラクターと抜群の歌唱センスにギャップがあり、少しハスキーで存在感のある声色が魅力です。カラオケでは邦楽ロックグループの男性アーティストの曲を歌うことが多いとアンケートでは言っています。

高い歌唱力と初見でも真似できそうなダンスが持ち味のBiSですが、ロックを基調とした楽曲は第1期の頃から受け継がれています。

第3期BiSのお披露目でも披露された「STUPiD」や「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」は、研究員（BiSファンの名称）からも鉄板と言われている楽曲です。またGREEN DAYをオマージュしたと言われる、BASKET BOXも人気の一曲です。

ここでは、第1期から第3期までの代表的な3曲をご紹介します。

第3期BiSとして初めてレコーディングした曲でもあるSTUPiDは、2020年2月5日にリリースされたメジャー2ndアルバム「LOOKiE」に収録されています。ストレートで飾らない歌詞をロックなメロディーに爆発させた楽曲です。

STUPiD (NEW TYPE ver.）のMVは2022年12月現在で再生回数100万回を突破しており、アイドルらしからぬ姿を晒したBiSの魅力が詰まっています。真似しやすいダンスにも注目してください。

ODD FUTUREは第1期BiSの5枚目のシングル「STUPiG」のカップリング楽曲です。各メンバーがそれぞれ主役となるドキュメント映像を基に作られた、6本のMVが公開されたことでも知られています。

ドキュメント映像は、車中泊や炊飯器持参の自炊、差し入れ買い食い禁止という過酷な条件で行なった全国ツアー「BiS after all」の前半戦に密着した映像です。

BISBISは、第2期BiSの再出発に相応しい神曲とも言える楽曲です。Are you ready?のカップリング曲であり、TVアニメ「遊☆戯☆王VRAINS」のタイアップ楽曲にもなりました。

当時メンバーのプー・ルイさんが1人で出演したMVが制作されました。しかし、卒業を受けて、2019年Verの再レコーディング＆再MV撮影が行われました。

BiSとは、2010年に結成し、メンバーを入れ替えながら活動している異色のアイドルグループです。第1期は2010年から2014年12月まで、第2期は2016年から2019年まで、第3期は2019年6月から現在までと結成・解散を繰り返しています。

アイドルらしからぬ過激なパフォーマンスと、どの時期であっても個性豊かなメンバーが在籍していることが魅力のグループです。現在はトギーさん、ナノ3さん、ヒューガーさんの3人で活動しています。今後益々活躍の場を広げていく第3期のメンバーには、目が離せません！

※当記事は2022年12月時点の情報をもとに作成しています