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CHAI(チャイ)の経歴や人気曲・メンバー4人のプロフィールを紹介!

CHAI(チャイ)の経歴や人気曲・メンバー4人のプロフィールを紹介!

CHAI(チャイ)は2012年に結成された、双子のマナさん・カナさんがボーカル、ユナさんがドラム、ユウキさんがベースを担当するガールズバンドです。「NEOかわいい」をコンセプトに、ありのままの自分を愛することを楽曲としているCHAIは、全世界から注目を集めています。個性的で独特の世界観を持つCHAIは、若い女性の抱えるリアルなコンプレックスを肯定する歌詞が魅力です。

この記事ではCHAIの経歴や人気曲、4人のメンバーのプロフィールを紹介します。

1.CHAI(チャイ)とは?

CHAIは2012年に結成された4人組のガールズバンドです。「NEOかわいい」をバンドのコンセプトにしており、双子のマナさん・カナさんがボーカル、ユナさんがドラム、ユウキさんがベースを担当しています。

常識外れで癖が強く、強烈な個性と斬新な世界観をもつCHAIは、日本だけでなく海外からも注目を集めています。その個性によって、アメリカやイギリスでCDデビューを果たし、代表曲「ぎゃらんぶー」は、Spotify UKチャートTOP50にランクインしました。2018年には日本・アメリカ・イギリス・ヨーロッパを巡るワールドツアーも行うなど、今世界中が注目している勢いのあるアーティストです。

1-1.CHAIの経歴

CHAIはデビュー前、マナさん・カナさんと、同じ高校のユナさんの3人で、東京事変などのさまざまなアーティストの楽曲を演奏するコピーバンドを結成していました。高校卒業のタイミングでバンドは解散しましたが、マナさんは音楽を諦めきれませんでした。その後、大学で出会ったユウキさんをバンドに誘い、再度ユナさんも加わり4人でCHAIとして活動を始めます。

CHAIが大きな脚光を浴びたのは2016年のことでした。「グランプリ、いきなり米国フェス出演オーディション」という、ソニー・ミュージックエンタテインメントとアメリカのSXSWのコラボによって開催されたオーディションで、CHAIはグランプリを獲得しました。

2017年には1stアルバム「PINK」をリリースし、さらに、第10回CDショップ大賞2018に入賞するなど、音楽業界から大きな注目を集めました。2019年にリリースしたセカンドアルバム「PUNK」は、アメリカの音楽レビューサイト「Pitchfork」で評価8.3の高評価を獲得しています。また、2020年にはオーストラリアのサポートアクトを行うなど、世界中を飛び回り活動しています。

2.CHAIのメンバー4人のプロフィールを紹介!

CHAIの楽曲は容姿に対するコンプレックスや悩みを題材にしたものが多く、若い女性の抱えるリアルなコンプレックスを肯定する歌詞が魅力です。世界中から注目される、個性的で独特の世界観を持つCHAIのメンバーを紹介します。

2-1.マナ

名前 マナ
担当 ボーカル、キーボード
生年月日 4月15日
出身地 愛知県

マナさんは人一倍音楽への想いが強く、歌手になることが夢でした。高校時代に所属していた軽音部では常に「トップになりたい」という気持ちを持っていたそうです。バンドを組もうと積極的にメンバーを誘い、現在のCHAIが存在します。

天真爛漫な性格で、ライブではムードメーカー的存在です。また、曲作りのときは、マナさんが中心となって基本的なメロディを構成し、それを元にカナさんとユナさんがアレンジを加え楽曲が仕上がっていきます。

何事にも果敢に挑戦し、トップを目指したいという熱いパッションを持っています。

2-2.カナ

名前 カナ
担当 ボーカル、キーボード
生年月日 4月15日
出身地 愛知県

カナさんも小さい頃から歌手になることを夢見ていました。

マナさんとは一卵性の双子で、顔立ちがよく似ています。しかし性格は違い、天真爛漫なマナさんに対してカナさんはしっかり者でまとめ役という印象です。落ち着きのある緑や青などの寒色系の色が好きという点も、カナさんの性格を表しています。

カナさんは元々、大学卒業後は一般企業に就職しようとしていました。しかし就活が始まる時期に「もう一度バンドをやりたい」という気持ちから音楽の道に進むことを決断しました。

2-3.ユナ

名前 ユナ
担当 ドラム、コーラス
生年月日 8月30日
出身地 愛知県

マナさんとカナさんと同じ高校出身のユナさんは、ORANGE RANGEの元ドラマーのKATCHANさんのファンでした。当時、ドラムを演奏したいという強い思いから軽音部に入部しています。

エネルギッシュなパフォーマンスと持ち前の明るさを持つユナさんは、「周りの人を笑顔にしたい」という強い想いを持っています。楽曲制作のときは、ドラム担当ということもありユナさんがリズム担当です。

昨年2022年からは、「ゆなのみたい!しりたい!ききたい!」というポッドキャスト番組を始めています。

2-4.ユウキ

名前 ユウキ
担当 ベース、コーラス
生年月日 7月10日
出身地 岐阜県

ユウキさんはメンバーの中で唯一楽器未経験の初心者でした。大学でマナさんと友人になり、メンバーへ誘われ、興味本位で加入したことがきっかけです。メンバーに入った際、余っていたという理由でベース担当になりました。

何事も器用にこなす飲み込みの早いタイプのユウキさんは、イラストが趣味ということもあり、CHAIのジャケットのデザインを手がけることもあります。

また、2021年にはクリエイティブブランド「YMYM」を立ち上げるなど、音楽だけでなく幅広く活動しています。

3.CHAIのマナカナが務めた音楽番組「次世代ロック研究所」

ソニー・ミュージックエンタテインメントとtvkが制作した番組「次世代ロック研究所」は、マナさんとカナさんが初代MCを務めた番組です。インディーズで活躍する若手ロックバンドやアーティストを紹介し、次世代アーティストの開発とブレイクを目指すという内容です。毎回ゲストアーティストを呼び、トークやライブを行います。さらに、日本各地のライブハウスとそこで活動するバンドの紹介やコンテストなど、さまざまな企画がありました。

4.CHAIの人気曲を紹介!

CHAIはこれまで、「NEOかわいい」をコンセプトに、ありのままの自分を愛して肯定し、前向きな気持ちにさせてくれる楽曲を制作してきました。その中でもCHAIの代表曲を紹介します。

4-1.N.E.O

2017年にリリースされた1stアルバム「PINK」の収録曲です。誰にだってコンプレックスはあるけれど、見方を変えればコンプレックスだって可愛いという熱烈なメッセージが伝わってくる一曲です。世界中のコンプレックスで悩む若者の背中を押してくれます。

歌詞だけでなく、後ろで流れるベースやドラムのリズムも存在感があり、スキルの高さを感じられます。

ピンクの格好とセットでCHAIらしさ溢れたMVは、初めて見てみると思わず最後まで見入ってしまうような魅力的な楽曲です。

4-2.アイム・ミー

「アイム・ミー」は2018年にリリースされた3枚目のEP「わがまマニア」のなかの楽曲です。「わがままなわたしをみて」「きまぐれにわがまましたい」という歌詞から、自分の人生はわがままに、素直に自分らしく生きていきたいというメッセージが伝わってきます。

どこかレトロな雰囲気を感じさせる曲調と、独特な世界観のMVの映像は必見です。アイム・ミーのMVでは、桑田佳祐さんや米津玄師さんなど数々の有名アーティストの映像を手掛けてきた田辺秀伸さんが監督をしています。

4-3.ボーイズ・セコ・メン

「ボーイズ・セコ・メン」も、アルバム「PINK」の収録曲です。女の子に対して「ダメ男には気をつけろ」というテーマで歌っており、キャッチーでゆるい雰囲気が特徴です。「美容師 バンドマンや バーテンダーにはついてくなよ」など、聴いていて思わずクスッとなる歌詞があり、肩の力が抜けるような一曲です。

公開されているMVのセンスもずば抜けており、三角コーンを被り、作業服を着て踊る様子はCHAIらしさが溢れています。一度MVを見ると忘れられないほど強烈なインパクトがあります。

まとめ

CHAIは2012年に結成された、「NEOかわいい」をコンセプトにする4人組のガールズバンドです。双子のマナさん・カナさんがボーカルを、ユナさんがドラム、ユウキさんがベースを担当しています。

2016年のオーディションでグランプリを獲得する、代表曲「ぎゃらんぶー」がSpotify UKチャートTOP50にランクインするなど、CHAIは世界中で注目されています。

CHAIの楽曲には「N.E.O」や「アイム・ミー」、「ボーイズ・セコ・メン」など、容姿に対するコンプレックスや若い女性のリアルな悩みを題材にした楽曲が多いです。ありのままの自分を愛して肯定する音楽が、CHAIの魅力です。

※当記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しています

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