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DAY6(デイシックス)とは?メンバー4人のプロフィールを紹介

DAY6(デイシックス)とは?メンバー4人のプロフィールを紹介

DAY6(デイシックス)は、JYPエンターテインメントから2015年にデビューした韓国発のバンドです。メンバーが自ら楽器を演奏し、作詞作曲も手掛ける点が特徴で、実力派バンドとして「信じて聴くDAY6」と評されるほど高い評価を得てきました。兵役による活動休止期間を経て完全体として復帰し、2020年代もライブや音源で存在感を示し続けています。

当記事では、DAY6のメンバーとその魅力、代表曲を詳しく解説します。

1. DAY6(デイシックス)とは?

DAY6(デイシックス)は、韓国の大手芸能事務所JYPエンターテインメントに所属するボーイズバンドです。2PMやGOT7、TWICEなど人気グループを擁する同事務所から、初めてバンド編成でデビューしたグループとして注目を集めました。

2015年9月7日にミニアルバム「The Day」でデビューし、タイトル曲「Congratulations」を発表。アイドル的な魅力に加えて、メンバー自身が楽器を演奏し作詞作曲を担う点が特徴です。その実力は「信じて聴くDAY6(믿듣데)」と呼ばれるほど高く評価され、韓国国内外で人気を拡大。2018年には日本デビューも果たし、以降はアジアや世界各国でツアーを行うなど国際的な存在へと成長しています。

1-1. DAY6の経歴

DAY6の歩みは、2012年にソンジンさん、ジュニョクさん、ヨンケイさん、ウォンピルさんがJYPエンターテインメントのオーディションに合格し、ジェイさんを加えた5人で「5LIVE」として活動を始めたことから始まります。デビュー直前にドラム担当ドウンさんが加入し、バンド編成が整って「DAY6」として再スタートしました。

2015年9月7日、ミニアルバム「The Day」で正式にデビューを果たし、タイトル曲「Congratulations」で注目を集めましたが、2016年にジュニョクさん、2021年にはジェイさんが脱退し、現在はソンジンさん、ヨンケイさん、ウォンピルさん、ドウンさんの4人体制となっています。

メンバーは兵役のため一時的に活動を休止しましたが、2023年までに全員が除隊を完了し、完全体での活動を再開しました。2024年には韓国バンドとして初めて「ソウル高尺スカイドーム」で単独公演を成功させるなど、名実ともにK-POPバンドを代表する存在へと成長しています。

2. DAY6のメンバー4人のプロフィールを紹介

DAY6は、全員が作詞作曲に関わり、演奏と歌唱を両立する実力派バンドです。全員がメイン級のボーカルを担い、楽器の個性と声色の多様性で楽曲の厚みを生み出しています。

ここでは、メンバーのプロフィールを詳しく解説します。

2-1. SUNGJIN(ソンジン)

名前 パク・ソンジン
ニックネーム Bob・クマ・メメジン・魅力的なダンス王など
担当 メインボーカル・サブギター
生年月日 1993年1月16日
年齢 32歳 ※2025年10月時点
身長 177cm
体重 70kg
血液型 A型
出身地 韓国(釜山広域市)

ソンジンさんはハスキーで芯のある声質が持ち味で、サビの重心を支える表現力に定評があります。結成初期はカホンを担当していましたが、編成再構築を機にギターへ転じました。誠実で面倒見の良い性格がバンドの求心力を高め、ステージでは堅実なリズム刻みと力強いボーカルで楽曲の骨格を形成します。

近年はソロ活動でも存在感を示し、表現の幅をさらに広げています。

2-2. YOUNGK(ヨンケイ)

名前 カン・ヨンヒョン
ニックネーム トルヮノ・ヨンケ・カンブラ・バーガーキングなど
担当 ベース・メインラッパー・サブボーカル
生年月日 1993年12月19日
年齢 31歳 ※2025年10月時点
身長 180.2cm
体重 68kg
血液型 B型
出身地 韓国(ソウル特別市)

ヨンケイさんは英語力と作詞力に優れ、DAY6の多数曲でリリックを手掛けてきました。ベースはタイトなピッキングとメロディアスな運指が特徴で、高音域のクリアな歌声から切れ味のあるラップまでレンジが広い点が強みです。

バンド内外のコラボやラジオDJなど活動領域も広く、ステージではリズム隊の中核としてグループを牽引します。楽曲制作の推進力としても信頼が厚いメンバーです。

2-3. WONPIL(ウォンピル)

名前 キム・ウォンピル
ニックネーム ピリ・キムダジョン・ヨンピル・OnePeterrなど
担当 シンセサイザー・キーボード・サブボーカル
生年月日 1994年4月28日
年齢 31歳 ※2025年10月時点
身長 176cm
体重 60kg
血液型 A型
出身地 韓国(仁川広域市)

温度感のある声色と繊細なビブラートの持ち主で、バラードからアップテンポまで楽曲の情感を拡張します。鍵盤ではパッドやアルペジオ、リードまで音色設計を巧みに使い分け、ハーモニーとテクスチャーでサウンドを立体化します。

作曲面の貢献も多く、メロディ志向のフレーズでフックを強化します。誠実で人懐こい人柄も相まって、ステージの空気をあたためる存在です。

2-4. DOWOON(ドウン)

名前 ユン・ドウン
ニックネーム ユンドン・マンネなど
担当 ドラム
生年月日 1995年8月25日
年齢 30歳 ※2025年10月時点
身長 177cm
体重 60kg
血液型 O型
出身地 韓国(釜山広域市)

ドラムではタイトなキックとブレの少ないスネアで土台を固め、楽曲ごとにフィルを抑制的に配する判断力が持ち味です。ライブでもテンポキープに徹しつつ、要所のシンバルワークでダイナミクスを演出します。

近年はコーラスや一部パートのボーカルにも参加し、アンサンブルの厚みを強化しています。慎重で向上心が強く、練習や研究を重ねる姿勢が音の安定感へ直結しています。リズムセクションの芯として、バンド全体の呼吸を支える存在です。

3. DAY6の代表曲

DAY6の楽曲は、叙情的な歌詞とバンドならではのダイナミクスで、多くのリスナーに届いてきました。ここでは、キャリアの節目を象徴する「Zombie」「HAPPY」「INSIDE OUT」の3曲を紹介します。

3-1. Zombie

「Zombie」は、何も感じられないまま日常を繰り返す姿を“ゾンビ”に例えた楽曲です。2020年にリリースされると、韓国の主要配信サイトで自己最高順位を記録し、大きな注目を集めました。

落ち着いたメロディと心に刺さる歌詞が特徴で、若い世代を中心に共感を呼びました。英語バージョンも制作され、海外ファンからの人気も高まった作品です。ライブではサビの合唱が観客を包み込み、会場全体が一体になる場面が印象的です。

3-2. HAPPY

「HAPPY」は、2024年に完全体で活動を再開したDAY6を象徴する曲です。リリースからしばらく時間が経って再び注目され、韓国のチャートで逆走ヒットを記録しました。爽やかなギターと明るいコーラスが印象的で、聴く人に元気を与えてくれるナンバーです。

K-POPアーティストのカバーをきっかけに話題が広がり、ファン層を超えて人気が拡大しました。音楽番組で1位を獲得したこともあり、DAY6の代表曲として多くの人に愛されています。

3-3. INSIDE OUT

「INSIDE OUT」は、DAY6のデビュー10周年を記念するアルバム「The DECADE」に収録されたタイトル曲です。力強いバンドサウンドと、どこかレトロな雰囲気を持つメロディが特徴です。10周年ツアーでも重要なセットリストとして披露され、ファンの間で深い印象を残しました。

まとめ

DAY6は、メンバー全員が作詞作曲や演奏を担う稀有なスタイルで、K-POPシーンにおいて独自の存在感を放ってきました。デビューから10年を経た現在も「Zombie」「HAPPY」「INSIDE OUT」などの代表曲を通じて、共感を呼ぶ歌詞とバンドならではのダイナミックなサウンドで多くの人々を魅了しています。

兵役を終えた4人が再び1つとなり、ツアーや音源制作で活動を展開していることは、ファンにとって大きな喜びであり、バンドとしての進化を示す証しと言えます。DAY6は今後も、ライブパフォーマンスや音楽的挑戦を通じて、国内外で確かな存在感を発揮し続けるバンドであり続けるでしょう。

※当記事は2025年10月時点の情報をもとに作成しています

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