マカロニえんぴつのメンバーは？年齢などのプロフィールを紹介！

マカロニえんぴつは、2012年に結成されたメンバー全員が音大出身のロックバンドグループです。今の時代に合ったキャッチ―な音楽性や、世代を問わず聞きやすい楽曲の数々は多くの音楽ファンから愛されています。

当記事では、マカロニえんぴつのメンバーのプロフィールをご紹介します。マカロニえんぴつの魅力やメンバーについて知りたい方は必見です！

マカロニえんぴつは、2012年に結成されたメンバー全員が音大出身という実力派ロックバンドグループです。洗足学園音楽大学のROCK&POPSコースを専攻していたはっとりさんが、同コース内の友人に声をかけたことが始まりでした。

2020年に1st E.P.「愛を知らずに魔法は使えない」の発売でメジャーデビュー後、音楽ファンを中心にじわじわと認知度を上げます。代表曲の1つである「レモンパイ」が情報バラエティー番組のエンディングに抜擢されたことで、人気バンドの仲間入りを果たしました。

「マカロニえんぴつ」というバンド名は非常に個性的ですが、ただインパクトがあり覚えやすい名前というだけではありません。

マカロニは穴の部分が空洞となっており、空洞部分は「存在しないもの」であると言えます。対して、えんぴつは白紙の紙に描いたり塗ったりすることで「何かを存在させる・生み出す」ための道具です。

マカロニえんぴつというバンド名には、「存在しないものを自分たちの力で意味のあるものにしたい」という意味が込められています。

マカロニえんぴつの人気の秘密は、下記の3つです。

ボーカル・ギターを担当するはっとりさんは、聴く人の感情を揺さぶるエモーショナルな歌声が魅力です。声質のよさだけでなく高い歌唱力も評価されており、ライブでも音源と遜色ないハイレベルな歌声が評価されています。

飾らない等身大の歌詞・フレーズは幅広い世代のファンから共感を呼び、懐かしさを感じたり、背中を押してもらえたりするのも魅力です。

また、マカロニえんぴつのメンバーは、ルーツとする音楽ジャンルがそれぞれで大きく異なります。ジャンルレスでファンを飽きさせないサウンドも人気の理由の1つです。

マカロニえんぴつの初期メンバーは、はっとりさん、高野 賢也さん、田辺 由明さん、サティさんの4人です。その後、遅れてキーボードを担当する長谷川 大喜さんが加入します。2017年にドラム担当のサティさんが脱退してからは、現在の4人組体制となりました。

ここでは、マカロニえんぴつの現バンドメンバーのプロフィールをご紹介します。

はっとりさんの本名は「河野 瑠之介」であり、「はっとり」という名前は芸名です。憧れのロックバンド「ユニコーン」の楽曲である「服部」を由来として芸名を決めました。

はっとりさんは、エモさを感じる歌声やハイレベルな歌唱力はもちろん、マカロニえんぴつの作詞作曲を担当する音楽センスも高く評価されています。

バンド活動以外ではソロアーティストとしても活躍しており、日本を代表する数々のアーティストやバンドグループに楽曲を提供しています。

高野 賢也さんは、マカロニえんぴつのベースを担当しながら、はっとりさんとともに楽曲制作にも携わっている多彩な才能の持ち主です。

はっとりさんはエモーショナルな楽曲を得意としているのに対し、高野 賢也さんが制作する楽曲からは明るさ・ポップさが感じられます。高野 賢也さんが楽曲制作に加わったことで、バンドの音楽性が大きく広がったと言えるでしょう。

高野 賢也さんは大のアニメ好きであり、メンバーからは「アニメ情報は検索するよりも高野に聞くのが早い」と言われるほどです。

田辺 由明さんはマカロニえんぴつの最年長で、頼れるやさしいお兄さん的存在です。田辺 由明さんは大のハードロック好きであり、マカロニえんぴつの結成前はハードロック以外は演奏していませんでした。マカロニえんぴつの楽曲はロック・ポップス色が強いためジャンルは異なりますが、ルーツの違いが深みや味となってよい影響を与えています。

プライベートではサウナを趣味としており、ツアー中は全国各地のサウナ巡りで疲れを癒しています。

長谷川 大喜さんは他のメンバーと同じ出身大学ですが、他の3人が専攻するROCK&POPSコースではなく電子オルガンコースを専攻していました。

長谷川 大喜さんはジャズにルーツを置いており、軽快かつ心温まるサウンドを奏でるのが得意です。どこかぬくもりを感じる演奏スタイルは、マカロニえんぴつの楽曲から感じられるカジュアル感や温かみを引き立てています。普段は料理好き・愛犬家な一面があり、温和でやさしい性格が演奏にもにじみ出ています。

マカロニえんぴつの結成メンバーであるドラム担当のサティさんは、2017年にグループを脱退しました。脱退を決意したのは、5年間のバンド活動を経て、自分の音楽・人生の可能性を改めて探りたいという理由でした。

マカロニえんぴつ脱退後はソロアーティストとして音楽活動を続けており、SNSにはスタジオでドラムを練習する様子もアップされています。

サティさんの脱退後、マカロニえんぴつは新たなドラマーを追加していません。普段は4人体制のまま活動を続け、ライブなどのドラム演奏にはサポートメンバーを迎えています。

マカロニえんぴつは、これまで「レモンパイ」「生きるをする」「ヤングアダルト」など、数々の人気曲を生み出しています。「レモンパイ」は情報バラエティー番組のエンディング曲に、「生きるをする」はアニメのオープニング曲に抜擢され、グループの知名度アップに貢献しました。

ここでは、マカロニえんぴつのヒット曲の中でも特に人気が高い2曲について紹介します。

「恋人ごっこ」はマカロニえんぴつを代表する恋愛ソングです。Hondaの若者応援プロジェクトである「バイクに乗っちゃう？MUSIC FES.（BMF）」のタイアップ曲であり、MVには Hondaの原付バイクも登場しています。

「恋人ごっこ」は王道ロックの明るい曲調でありながら、サウンドとは裏腹な切ない失恋を描いているのが特徴です。楽曲の主人公である男性は、自分とは別に本命がいる女性を好きになってしまいます。女性との「恋人ごっこ」に苦しみながらも恋心は膨らみ、最後は別れを選ぶストーリーです。別れを決意するラスト部分はギターサウンドが際立つ激しい曲調へと変化し、主人公の苦しみや切なさがダイレクトに伝わります。

MVは楽曲中の恋模様を映し出すストーリー仕立てとなっているため、楽曲と合わせてチェックするのがおすすめです！

ブルーベリー・ナイツは、叶わぬ恋を描いた切ないラブソングです。情報番組「バゲット」のエンディングテーマとして起用されていました。

ブルーベリー・ナイツは、失恋の痛みをテーマとした洋画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」からインスパイアされて生まれました。作詞作曲を担当したはっとりさんの実体験をもとに、相手の女性目線で描かれた楽曲です。

主人公の女性は、思いが届かず離れていってしまう男性に対する恋心に苦しんでいます。叶わぬ恋に自暴自棄になった自分の姿をブルーベリーに例えて、「誰でもいいよ、あたしを潰して舐めて」と歌うフレーズが特徴的です。一つひとつの歌詞・フレーズを噛み締めながら聴くことで、胸が苦しくなるような切なさを感じられるでしょう。

マカロニえんぴつは、2012年に音大出身のメンバーで結成された本格派ロックバンドグループです。共感できる歌詞やフレーズ、唯一無二の世界観、情緒たっぷりのエモーショナルな歌声が人気で、幅広い世代のファンから愛されています。マカロニえんぴつについて詳しく知りたい方は、公式サイトやSNSをチェックしてみましょう！

※当記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しています