日本ラグビーフットボール選手権大会

日本ラグビーフットボール選手権大会は、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が主催している。毎年秋から春にかけて開催され、日本のラグビーシーズンを締めくくる全国大会である。当初は社会人チームに大学生チームを含めて行われていたが、2017年の第55回大会からはラグビーリーグの順位決定トーナメントも兼ねて大学生チームの参加はなくなった。歴代の出場チームは、社会人はNEC・NTTコミュニケーションズ・NTTドコモ・キヤノン・九州電力・近鉄・新日本製鐵釜石・神戸製鋼・クボタ・コカ・コーラ・サントリー・東芝・トヨタ自動車・パナソニック・三菱自動車・ヤマハ・リコー 他、大学生は関東学院・慶應義塾・大東文化・筑波・帝京・天理・東海・同志社・日本体育・明治・早稲田などである。歴代優勝経験があるチームの新日本製鐵釜石（1978年から1984年）と神戸製鋼（1988年から1994年）は、7大会連続で優勝を飾った。過去の試合会場は秩父宮ラグビー場（東京）、国立競技場（東京）、花園ラグビー場（大阪）、東大阪市花園ラグビー場（大阪）などで開催された。2015年に開催されたラグビーWカップでの日本代表の活躍を皮切りに、国内でのラグビー熱は年々高まっており、同大会はこれまで以上に注目を集めている。