ギルバート・オサリバン

ギルバート・オサリバンとは、アイルランド生まれの歌手。1967年に1stシングル「Disappear」をリリース。それ以降1969年までに2枚のシングル曲を発表したものの、ヒットには恵まれなかった。オサリバンを一躍有名にしたのは、1970年代に発表した「Nothing Rhymed」と「Alone Again (Naturally)」である。「Nothing Rhymed」はUKシングルチャートで8位、オランダでは1位の売上を記録した。続く「Alone Again (Naturally)」はアメリカビルボードのHot100で6週間連続1位という記録を達成。シングルの売上は200万枚を超えた。「Alone Again (Naturally) 」は日本でも人気が高く、映画やCMに頻繁に採用され、カバー曲を歌った日本のアーティストも多い。オサリバンは21世紀に入ってからも精力的に活動しており、節目となる20枚目のスタジオアルバム「Driven」をリリース。UKアルバムチャートで最高26位を記録した。2022年4月には日本初となるホールツアーを東京で開催。後ろ向きの歌詞でも軽やかなメロディーで歌いこなすオサリバンは、幅広い世代に聴いてほしいレジェンドアーティストだ。