ふしぎ遊戯

「ふしぎ遊戯」は1992年から連載された渡瀬悠宇による異世界ファンタジー漫画。通称ふし遊。ある日、四神天地書という古書を開くと四正国という古代中国のような異世界に飛ばされてしまった女子高生の夕城美朱と本郷唯。一度は現実世界に戻れたが、やがて美朱と唯は四正国で対立する運命をたどることになる。美朱は紅南国の朱雀の巫女となり、彼女を助けるはずに本のなかに入ったはずの唯は倶東国で青龍の巫女となり、2人はそれぞれ七星士を仲間につけて自国をかけた戦いに巻き込まれていく、という物語。1995年にアニメ化もされ、当時は一大ブームとなった。アニメ版の声優も豪華。鬼宿役を緑川光、星宿役を子安武人、井宿役を関智一、翼宿役を神奈延年、心宿役を古澤徹、亢宿・角宿役をうえだゆうじ、斂芳役では石田彰も出演していた。2008年に発売されたゲーム版では声優陣ががらりと変わっており、宮野真守や小西克幸、皆川純子、鳥海浩輔、成田剣、柿原徹也などが出演している。2003年には設定を踏襲した新作漫画「玄武開伝」や「白虎仙記」も発表された。2010年以降、amipro版とネルケプランニング版の舞台も上演されている。