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サンドーム福井のキャパは?各座席からの見え方やアクセスも解説!

サンドーム福井のキャパは?各座席からの見え方やアクセスも解説!

サンドーム福井は、福井県鯖江市にある日本海側最大級の多目的ドームで、ライブ・展示会・スポーツイベントなど幅広い用途で利用されている人気施設です。最大約10,000人を収容できるホールは、コンパクトながら臨場感抜群のステージ体験ができると好評で、全国のアーティストからもツアー地として選ばれています。

当記事では、サンドーム福井の施設概要や座席の見え方、アクセス方法などを詳しく紹介します。

1. サンドーム福井とは?

サンドーム福井は、福井県鯖江市にある日本海側最大級の多目的ドーム施設です。1995年に開館し、越前漆器や越前和紙、越前打刃物など伝統産業が集まる丹南地域の産業振興を目的として整備されました。

「サンドーム」という名前には、「太陽(Sun)」「産業」「参加」の3つの意味が込められており、地域に開かれた施設としての思いが表現されています。イベントホールは直径116メートル・高さ55メートルの大空間を確保した多目的ホールとなっており、展示会や見本市、コンサート、スポーツイベントなど、さまざまな用途に利用されています。

1-1. サンドーム福井の収容人数

サンドーム福井のイベントホールでは、最大約10,000人を収容できます。常設の電動可動席としては、1階に約3,000席、2階に約3,000席が設けられており、合計6,000席が常時使用可能となっています。

さらに、1階の展示フロアや3階部分には仮設席を追加でき、それぞれに約3,000席と約1,000席を設置することが可能です。これらをすべて組み合わせることで、音楽ライブやスポーツ大会などの大規模イベント時には、最大約10,000人の観客を受け入れられます。

出典:サンドーム福井 – 一般財団法人 福井県産業会館「サンドーム福井の謎」

1-2. ほかのライブ会場との比較

サンドーム福井の最大収容人数は約10,000人で、全国的なアリーナ規模のライブ会場と比較すると中規模クラスに分類されます。ドーム規模の収容人数は下記となっているので、ドームと比較するとキャパは少なめです。

会場名 最大収容人数
東京ドーム 55,000人
京セラドーム大阪 55,000人
大和ハウス プレミストドーム札幌 53,820人
バンテリンドーム ナゴヤ 50,619人
みずほPayPayドーム福岡 40,000人

出典:東京ドームシティ|東京ドーム「東京ドームとは」

出典:京セラドーム大阪「アリーナ(グラウンド)」

出典:大和ハウス プレミストドーム「大和ハウス プレミストドームとは」

出典:バンテリンドーム ナゴヤ「ドーム概要」

出典:福岡ソフトバンクホークス「施設概要」

しかし、その分ステージとの距離が近く、臨場感のあるパフォーマンスを楽しめる点が魅力です。中規模ならではの一体感や視認性の良さに定評があり、地方会場でありながらも有名アーティストのツアー地として定着しています。

2. サンドーム福井の座席と見え方

サンドーム福井は、会場全体が比較的コンパクトな設計のため、どの座席からもステージが見やすいと好評です。

ここでは、各席からステージの距離感や見え方の違いを紹介します。座席選びの参考にして、ライブをより快適に楽しんでください。

2-1. アリーナ席

サンドーム福井のアリーナ席は、ステージとの距離が非常に近く感じられるのが特徴です。ドーム自体の直径が約116mと小規模なため、アリーナ後方からでも肉眼でパフォーマンスを楽しめます。センターステージが採用される公演も多く、中央から見る構成ではステージの距離がさらに近くなります。

ただし、アリーナは地面がフラットな構造で、中央〜後方の列では前の人の頭で視界が遮られる「埋もれ感」が出る場合もあります。しかし、花道やセンターステージが設けられることも多く、ステージの高さもあるため、基本的に心配しすぎる必要はないでしょう。

2-2. スタンド席

スタンド席は1階と2階に分かれており、いずれも段差がしっかりあるため、視界の良さに定評があります。1階スタンド席は、最前列がアリーナとほぼ同じ高さから始まり、距離的にも非常に近いため、迫力あるパフォーマンスを楽しめます。後方列でもステージまで約50m前後で、双眼鏡があれば表情までしっかり見える距離感です。

2階スタンド席も全体を見渡しやすい高さにあり、最後列でも「意外なほど近くて見やすい」との声が多く見られます。スタンド席でも臨場感を得られるのは、会場の設計がコンパクトで計算されている証です。

3. サンドーム福井内の施設や設備

サンドーム福井は、「イベントホール棟」と「管理会議棟」の2つの建物から構成されています。建物には越前和紙や越前鬼瓦など地元の伝統技術が随所に取り入れられ、地域の魅力を感じられる空間となっています。

管理会議棟には会議や研修、展示に使える多目的スペースがあり、「福井ものづくりキャンパス」としてデザインセンターやラボ、カフェも併設されています。

4. サンドーム福井へのアクセス

サンドーム福井は、電車やバス、飛行機などさまざまな交通手段でアクセス可能です。最寄り駅からは徒歩圏内で、イベント開催時にはシャトルバスが運行されることもあります。ここでは、電車・バス・飛行機や新幹線を利用したアクセス方法について詳しくご紹介します。遠方から訪れる方も、ルートを確認してスムーズに会場を目指しましょう。

4-1. 電車でのアクセス

電車でサンドーム福井にアクセスするには、「越前たけふ駅」または「鯖江駅」「サンドーム西駅」の利用が便利です。

北陸新幹線〔かがやき・はくたか〕からのアクセスが便利な「越前たけふ駅」からは、車やタクシーで約10〜15分です。関西や中京方面からは、JR〔しらさぎ・サンダーバード〕で「敦賀駅」へ行き、北陸新幹線に乗り換えて「越前たけふ駅」まで向かいます。

また、福井駅で「ハピラインふくい線」に乗り換えて「鯖江駅」へ向かうと、鯖江駅からは徒歩約20分で到着します。「福井鉄道福武線」の「サンドーム西駅」からであれば徒歩約15分でアクセス可能です。

4-2. バスでのアクセス

サンドーム福井へは、高速バスを利用してアクセスすることも可能です。大阪駅や名古屋駅から福井駅までの直行バスが運行されており、所要時間は大阪から約3.5時間、名古屋からは約3時間です。イベント開催時は会場周辺が混雑するため、時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

4-3. 飛行機・新幹線でのアクセス

飛行機を利用する場合は、最寄りの空港は石川県の小松空港です。小松空港からは福井駅行きの空港連絡バスがあり、約60分で福井駅に到着します。その後、福井鉄道またはハピラインふくい線に乗り換えて「サンドーム西駅」や「鯖江駅」から徒歩で会場へ向かいましょう。

また、北陸新幹線を利用すれば、首都圏や富山・石川方面からは「越前たけふ駅」まで直通でアクセス可能です。関西や名古屋方面からは、JR特急と北陸新幹線を乗り継ぐことで「越前たけふ駅」へ到着します。駅から会場まではタクシーやシャトルバスで約10~15分と、比較的スムーズにアクセスできる点も魅力です。

まとめ

サンドーム福井は、収容人数や臨場感、アクセスのしやすさといった多くの面でバランスの取れた中規模ライブ会場です。1万人規模のキャパシティを持ちながらも、座席からステージまでの距離が比較的近く、アーティストのパフォーマンスをより近くで感じられる魅力があります。また、電車・バス・車・飛行機など多様なアクセス手段があり、遠方からの来場にも対応しやすい点もポイントです。

初めて訪れる方はもちろん、リピーターにも優しい設計と配慮が施されたサンドーム福井で、快適なイベント体験を楽しんでください。

※当記事は2025年6月時点の情報をもとに作成しています

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