『ゴールデンカムイ』は、金塊争奪戦を軸に多様な信念や過去を背負った人物たちが激しく衝突する作品です。その物語の中では、単なる敵味方の対立にとどまらず、それぞれの生き様や覚悟が「死」という形で強く描かれています。戦いによる最期だけでなく、裏切りや粛清、信念の貫徹など、死亡シーンは物語の転換点として重要な役割を果たしてきました。
当記事では、第七師団、土方一派、パルチザンといった勢力別に、作中で死亡したキャラクターを整理し、死亡巻・話数や原因、人物像を一覧形式で紹介します。
1. ゴールデンカムイの死亡キャラクターを一覧で紹介
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『ゴールデンカムイ』は、明治末期の北海道・樺太・ロシアを舞台に、アイヌが隠した金塊を巡る壮絶なサバイバルを描いた作品です。
物語では、日露戦争を生き延びた杉元佐一とアシㇼパの旅路と並行して、多くの勢力が衝突し、数多くのキャラクターが命を落とします。戦闘や裏切り、信念の対立による死は物語の転換点となり、読者に強い印象を残します。以下では、作中で死亡したキャラクターを勢力ごとに整理し、死亡した話数や理由とあわせて一覧で紹介します。
2. 第七師団の死亡キャラ一覧
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第七師団は、『ゴールデンカムイ』において金塊争奪戦の中心となる武装勢力です。鶴見中尉のもとで行動する兵士たちは高い戦闘力を持つ一方、過酷な任務や内部粛清により多くの死者を出しました。
ここでは、第七師団に属する死亡キャラクターを、死亡巻・話数や原因、人物像とともに紹介します。
| 名前 | 死亡巻・話数 | 死亡原因 | キャラクター概要 |
|---|---|---|---|
| 岡田文夫 (おかだ ふみお) | 2巻 10話 | ヒグマと交戦中、玉井伍長の銃弾が顎を貫通し死亡 | 第七師団一等卒。玉井・野間と行動をともにし、杉元追跡に参加した兵士。 |
| 野間直明 (のま なおあき) | 2巻 10話 | ヒグマとの交戦により死亡 | 第七師団一等卒。熊への知識を持つが、実戦では及ばず命を落とした。 |
| 玉井芳蔵 (たまい ほうぞう) | 2巻 10話 | ヒグマとの交戦により死亡 | 第七師団伍長。部下思いの兵士で、ヒグマを仕留めながら力尽きた。 |
| 和田光示 (わだ こうじ) | 2巻 13話 | 鶴見中尉の部下により頭部を撃ち抜かれて死亡 | 第七師団大尉。鶴見中尉を叱責したことで粛清された上官。 |
| 三島剣之助 (みしま けんのすけ) | 5巻 46話 | 尾形百之助により射殺 | 第七師団一等卒。尾形の生存に気づかず、不意を突かれた。 |
| 小宮幾太郎 (こみや いくたろう) | 5巻 46話 | 鶴見中尉に鼻を削がれ、切腹を命じられ死亡(自死) | 第七師団兵士。鶴見中尉の狂気的な忠誠試しの犠牲となった。 |
| 二階堂洋平 (にかいどう ようへい) | 3巻 18話 | 杉元を襲撃するも返り討ちに遭い死亡 | 第七師団一等卒。浩平の双子の弟で、杉元への私怨を抱いていた。 |
| 前山一夫 (まえやま かずお) | 8巻 77話 | 尾形百之助に狙撃され、頭部を撃ち抜かれて死亡 | 第七師団一等卒。江渡貝剥製所で尾形の奇襲を受けた。 |
| 宇佐美時重 (うさみ ときしげ) | 26巻 256話 | 尾形百之助に狙撃され、腹部を撃ち抜かれて死亡 | 第七師団上等兵。鶴見中尉に異常な執着を見せた狂信的部下。 |
| 菊田杢太郎 (きくた もくたろう) | 28巻 280話 | 鶴見中尉・月島軍曹により射殺 | 第七師団特務曹長。スパイとして暗躍するも正体が露見した。 |
| 二階堂浩平 (にかいどう こうへい) | 30巻 295話 | 杉元の銃剣で刺され、爆発により身体が分断され死亡 | 第七師団一等卒。弟・洋平の仇討ちに執念を燃やした双子の兄。 |
| 花沢勇作 (はなざわ ゆうさく) | 17巻 165話 | 日露戦争出征時に尾形に狙撃され、後頭部を撃ち抜かれて死亡 | 第七師団少尉。尾形百之助の異母弟で、純粋さと才能を併せ持つ青年将校。 |
| 尾形百之助 (おがた ひゃくのすけ) | 31巻 310話 | 自らの目に向けて発砲し、頭部を撃ち抜いて死亡(自死) | 第七師団上等兵。作中屈指の悲劇的存在で、歪んだ自己認識に苦しみ続けた狙撃手。 |
3. 土方一派の死亡キャラ一覧
土方一派は、『ゴールデンカムイ』において、金塊争奪戦のもう1つの軸となる勢力です。戊辰戦争で死んだはずの土方歳三を中心に、時代に取り残された者たちが強い信念で結集しました。彼らの最期は覚悟と誇りに満ち、物語終盤の重厚なドラマを形づくっています。
| 名前 | 死亡巻・話数 | 死亡原因 | キャラクター概要 |
|---|---|---|---|
| 土方歳三 (ひじかた としぞう) | 31巻 308話 | 鯉登少尉から脳天に打撃を受け、列車内でヒグマを圧倒するも、力尽きて死亡 | 元新撰組副長。「鬼の副長」と恐れられた剣士で、作中では土方一派の精神的支柱として行動した。 |
| 牛山辰馬 (うしやま たつうま) | 31巻 307話 | 月島軍曹の投げた手榴弾からアシㇼパを守り切り死亡 | 元相撲取りの怪力無双の男。「不敗」を誇る武人で、土方に心酔し行動をともにした。 |
| 家永カノ (いえなが かの/親宣) | 23巻 230話 | 谷垣とインカラマッの逃亡を手助けした際、月島軍曹に腹部を撃ち抜かれて死亡 | 札幌世界ホテルの支配人。医師としての顔を持ち、土方一派に協力していた人物。 |
| 都丹庵士 (とに あんじ) | 30巻 294話 | 五稜郭での最終決戦にて土方を庇い、複数の銃撃を受けて死亡 | 盲目の按摩。穏やかな外見とは裏腹に高い戦闘力を持ち、土方を最後まで支えた。 |
| 亀蔵 (かめぞう) | 11巻 105話 | 稲妻強盗・坂本により第七師団の銃弾の盾にされ死亡 | 茨戸の日泥一味の若衆。刺青人皮を狙った強盗計画に加わり、抗争に巻き込まれた。 |
4. パルチザンの死亡キャラ一覧
「今週のウイルクは、過去から“未来”へ」
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パルチザンは、『ゴールデンカムイ』において、金塊争奪戦を国際的な革命運動へと広げる存在です。ウイルクを中心に、理想と過去の罪を背負った人物たちが行動し、その最期は物語の核心に深く関わります。
| 名前 | 死亡巻・話数 | 死亡原因 | キャラクター概要 |
|---|---|---|---|
| キロランケ (ユルバルス) | 19巻 190話 | 鯉登少尉にマキリで首を刺され、月島軍曹と谷垣から銃撃を受けた後、アシㇼパに未来を託して死亡 | ウイルクの旧友でロシア系少数民族出身のアイヌ。革命と金塊の狭間で揺れながらも、最期はアシㇼパの未来を選んだ人物。 |
| のっぺら坊 (ウイルク) | 14巻 137話 | 網走監獄にて尾形百之助に狙撃され、頭部を撃ち抜かれて死亡 | アシㇼパの父で、アイヌ金塊の首謀者。革命思想と贖罪を背負い、物語全体の起点となった存在。 |
| ソフィア・ゴールデンハンド | 30巻 299話 | 五稜郭での最終決戦にて、鶴見中尉に胸部を撃ち抜かれて死亡 | ロシア革命派パルチザンの指導者。強靭な意志を持つ女性で、ウイルクやキロランケと行動をともにした。 |
5. その他の死亡キャラ一覧
『ゴールデンカムイ』では、第七師団や土方一派、パルチザン以外にも、多くの人物が金塊争奪戦や抗争に巻き込まれて命を落とします。彼らの死は物語の背景や因縁を補強し、世界観に現実味と深みを与えました。
ここでは、主要勢力に属さない死亡キャラクターをまとめて紹介します。
| 名前 | 死亡巻・話数 | 死亡原因 | キャラクター概要 |
|---|---|---|---|
| 江渡貝弥作 (えどがい やさく) | 8巻 80話 | 夕張炭鉱にてガス爆発事故に巻き込まれて死亡 | 江渡貝剥製所の代表で、人皮刺青の解析に関わった技術者。鶴見中尉に強く心酔していた。 |
| 鯉登平二 (こいと へいじ) | 30巻 292話 | 函館湾海戦で乗船していた軍艦が被弾し、退艦せず艦と運命をともにして死亡 | 帝国海軍少将。鯉登音之進の父で、軍人としての誇りを最期まで貫いた人物。 |
| 熊岸長庵 (くまぎし ちょうあん) | 9巻 90話 | 偽アイヌ村での乱闘中、毒矢が腹部に刺さり死亡 | 贋作師の脱獄囚。芸術への執着と理想を抱えたまま命を落とした。 |
| 犬童四郎助 (いぬどう しろすけ) | 14巻 136話 | 土方との一騎討ちに敗れ、首を斬り落とされて死亡 | 網走監獄の典獄。狂気的な思想を持ち、土方と宿命的な死闘を繰り広げた。 |
| 仲沢達弥 (なかざわ たつや) | 7巻 69話 | ヒグマに首を噛まれ、出血多量で死亡 | 若山輝一郎の子分。親分と深い絆で結ばれ、ともに壮絶な最期を迎えた。 |
| 渋川善次郎 (しぶかわ ぜんじろう) | 3巻 21話 | 土方に射殺 | 小樽に潜伏していた盗賊団の頭。土方一派との交渉決裂が死を招いた。 |
| 渋川善次郎 (しぶかわ ぜんじろう) | 3巻 21話 | 土方に射殺 | 小樽に潜伏していた盗賊団の頭。土方一派との交渉決裂が死を招いた。 |
| 久寿田馬吉 (くすだ うまきち) | 6巻 59話 | 永倉に斬られて死亡 | 茨戸を支配していた馬吉一味の頭。抗争の中で命を落とした。 |
| 江尻又助 (えじり またすけ) | 6巻 58話 | 土方に銃で撃たれて死亡 | 茨戸分署の警察署長。刺青人皮を巡る争いに巻き込まれた。 |
| 日泥保 (ひどろ たもつ) | 6巻 59話 | 尾形に射殺 | 茨戸で賭場を開いていた鰊場の親方。家族の真実を知った末に命を落とす。 |
| イリヤ | 17巻 163話 | 尾形に狙撃され、腹部を撃ち抜かれて死亡 | 樺太の国境警備隊員。キロランケ討伐任務に就いていた兵士。 |
まとめ
『ゴールデンカムイ』に登場する死亡キャラクターたちは、単なる退場人物ではなく、物語のテーマや緊張感を支える重要な存在です。第七師団では狂信や粛清が悲劇を生み、土方一派では覚悟と誇りが壮絶な最期として描かれました。さらに、パルチザンやその他の人物たちの死は、金塊争奪戦を超えた思想や因縁を浮き彫りにしています。
誰が、どのような理由で命を落としたのかを整理することで、物語全体の構造やキャラクター同士の関係性がより明確になります。『ゴールデンカムイ』の重厚なドラマ性と、登場人物一人ひとりの生き様を改めて振り返りましょう。
※当記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています








