エンタメ

薬屋のひとりごとの壬氏と猫猫の関係はどうなる?最新刊までの進展は?

薬屋のひとりごとの壬氏と猫猫の関係はどうなる?最新刊までの進展は?

「薬屋のひとりごと」の壬氏と猫猫は、主従関係に近い始まりから少しずつ距離を縮め、恋愛関係へと変化していく2人として注目を集めています。壬氏の一方的な熱量と、感情に鈍い猫猫のすれ違いが続く一方で、焼き印やプロポーズなど覚悟を示す場面が巻ごとに描かれてきました。2人の関係がどこまで進んでいるのか、今後どうなるのか気になる方も多いのではないでしょうか。

当記事では、壬氏と猫猫それぞれの人物像から、最新刊までの恋愛シーンを巻順にまとめ、今後の展開についても予想します。

1. 薬屋のひとりごとの壬氏と猫猫とは?

「薬屋のひとりごと」は、後宮を舞台に、薬や毒の知識に長けた猫猫と、美貌で注目を集める壬氏が事件を解き明かしていく作品です。ここでは、物語を彩る2人の人物像を簡単に紹介します。

1-1. 壬氏

壬氏は、後宮を管理する立場にある宦官で、女性であれば傾国とまで言われるほどの美貌を持つ人物です。華やかな見た目で注目を集める一方、後宮で起きる厄介ごとや問題を猫猫に持ち込み、解決へ導かせる役割も担っています。

冷静で有能に見えますが、その立場や出生には多くの謎があり、物語が進むにつれて隠された背景も少しずつ明らかになります。当初は猫猫を便利な駒のように扱っていたものの、次第に特別な関心を向けていく点も、壬氏という人物の大きな見どころです。

1-2. 猫猫

猫猫は、花街で育った薬師で、毒と薬に強い執着を持つ人物です。玉葉妃の娘を毒から救ったことをきっかけに、壬氏にその才能を見いだされ、後宮で毒見役を務めるようになります。

一度は後宮を離れるものの、その後は壬氏付きの侍女として再び宮中に戻り、玉葉妃の妊娠判明後には翡翠宮で再び毒見役を担当します。冷静で現実的な性格ですが、好奇心と知識欲が非常に強く、少しの正義感も重なって、宮中で起こるさまざまな事件へ関わっていく点が猫猫の魅力です。

2. 壬氏と猫猫の最新刊までの恋愛シーン

壬氏と猫猫の関係は、巻が進むごとに少しずつ変化し、恋愛面でも大きな動きが見られます。最新刊までには印象的な場面がいくつもあるため、流れを追うと2人の距離の縮まり方が分かります。なお、以下は重要なネタバレを含みます。

2-1. 壬氏と猫猫がキスをする(5巻)

5巻では、壬氏の嫁選びの宴をきっかけに、2人の距離が大きく揺れ動きます。壬氏は猫猫に、月と芥子の花をあしらった銀の簪を贈っており、猫猫を特別視していることがうかがえます。ところが猫猫は壬氏の気持ちに鈍く、宴の席でも別の女性を勧めてしまいました。

夜に2人きりになった場面で、壬氏は猫猫の態度に強く感情を乱し、流れの中で口づけます。しかし猫猫も花街育ちの知識を生かして反撃し、壬氏をやり込めました。甘い場面でありながら、壬氏の独占欲と猫猫の反応のずれがよく表れた、2人の関係を語る上で外せない印象的な場面です。

2-2. 壬氏が猫猫にプロポーズする(7巻)

7巻では、壬氏と猫猫の関係が、はっきり言葉にされる形で大きく進みます。5巻の口づけは壬氏なりの求婚で、6巻では猫猫が返事を求められましたが、玉葉后や東宮を巡る立場の問題を考え、受け入れられずにいました。

7巻でも猫猫は逃げ腰でしたが、壬氏の曖昧な態度を責めた流れで、壬氏が「俺は、おまえを妻にする」と真正面から宣言します。しかも、ただ気持ちを伝えるだけで終わらず、猫猫が恐れている状況にはしないとも言い切りました。遠回しだった思いが初めて明確な言葉になり、壬氏が猫猫の不安ごと引き受ける覚悟を示した、2人の関係における大きな転機です。

2-3. 壬氏が自分に焼き印を押す(8巻)

8巻では、壬氏の覚悟が行動ではっきり示され、猫猫との関係がさらに踏み込みます。猫猫は、壬氏と結ばれれば玉葉妃や東宮と対立する可能性があると恐れていました。そこで壬氏は、皇族を離れて臣下になりたいと願い出たうえ、自らの体に玉葉妃に仕える奴隷の焼き印を押します。皇位を継ぐ意思がないことを消えない形で示し、猫猫の不安を取り除こうとしたのです。

そこまでして猫猫との未来を諦めない姿勢を示したことで、壬氏の思いがただの好意ではなく、人生を懸けたものだと伝わります。気持ちを言葉で伝えるだけでなく、自分の身分や体まで懸けた姿から、壬氏の本気度と深い愛情が強く伝わる場面です。

2-4. 猫猫が自分から壬氏にキスをする(12巻)

12巻では、猫猫に大きな心境の変化が生まれ、2人の関係が一歩前へ進みます。焼き印の件から約1年後、雀の「感情に流されないことを言い訳にしてはいけない」という言葉を受け、猫猫は自分の気持ちと向き合うようになります。西都での騒動を経て心身ともに疲れた中、猫猫は自ら壬氏のもとを訪ね、眠っている彼に口づけました。

壬氏の激しい思いと同じ熱量ではなくても、自分の中にも安堵や親しさがあると認めた場面であり、猫猫が初めて自分の意思で関係を受け入れた大きな転機と言えます。壬氏に押されるだけではなく、猫猫自身が一歩踏み出した点に、2人の関係の変化がはっきり表れています。

2-5. 壬氏と猫猫が夜伽未遂する(13巻)

13巻では、壬氏と猫猫の関係がさらに進むかと思われましたが、結果的には未遂に終わります。もともと壬氏は、猫猫を「会って話がしたい」という意図で呼び出しただけでした。しかし、水蓮が香や料理、風呂などを用意したことで、場の空気は夜伽を前提としたものへ変わっていきます。高位の男性が夜に女性を呼ぶことにはそうした意味合いがあるため、猫猫もそのつもりで準備を整えて訪れました。

ところが、壬氏が「いいのか?」と確認した際、猫猫は避妊や堕胎まで見越していたことが分かります。立場や後継者争いまで考えた猫猫の重い覚悟を知り、壬氏は夜伽を取りやめました。寸前で踏みとどまったことで、2人が互いをより真剣に考えていることがはっきりした重要な場面です。

2-6. 壬氏が猫猫一人を愛したいと伝える(15巻)

15巻では、壬氏の気持ちがさらに明確になり、猫猫との将来を見据えた考え方が示されます。帝から次期皇帝になる意思を問われた壬氏は、その立場を望まないことを伝えました。帝になれば多くの妃を迎える必要がありますが、壬氏は猫猫一人を大切にしたいと考えていたためです。もし猫猫だけを愛せば、ほかの妃から恨みや嫉妬を向けられ、猫猫が傷つくおそれがあります。

そこで壬氏は、猫猫を妻にはしたいが妃にはしないという考えを固めます。立場より猫猫との未来を選ぼうとする姿勢がはっきりしたことで、2人の関係がより現実的なものへ近づいた重要な場面です。

2-7. 壬氏と猫猫の関係が深まる(16巻)

16巻では、大きな事件や決定的な進展こそないものの、猫猫の態度にこれまでより柔らかな変化が見られます。壬氏からの手紙に肉球の印を付けて返したり、恋の話があると認めたり、腕をつかんだまま歩いたりと、好意が自然ににじむ場面が増えました。さらに、自分から壬氏に寄りかかるような様子も描かれ、距離の近さがはっきり伝わります。

一方で、猫猫は立場ゆえに壬氏へ悩みを打ち明けられず、迷いも抱えています。恋愛の甘さだけでなく、信頼しているからこその難しさも見える巻です。

3. 壬氏と猫猫はこれからどうなる?将来結ばれるか予想

壬氏と猫猫は、今後さらに関係を深め、最終的には結ばれる可能性が高いと考えられます。すでに壬氏は好意をはっきり示しており、猫猫も巻が進むにつれて少しずつ気持ちを自覚し始めています。ただし、2人の間には恋愛感情だけでなく、身分差や後継争い、周囲への影響といった大きな問題があります。

そのため、すぐに穏やかな形で結ばれるというより、壬氏が立場を整理し、猫猫が不安なく受け入れられる状況を整える流れになるでしょう。互いに特別な存在であることはすでに明確なので、障害をどう乗り越えるかが今後の最大の見どころです。

まとめ

壬氏と猫猫は、巻が進むごとに距離を縮め、互いにとって特別な存在であることがはっきり伝わる関係へと変化してきました。壬氏は身分や体まで懸けて思いを示し、猫猫も少しずつ自分の気持ちと向き合うようになっています。

2人の間にはまだ身分差や立場の問題が残っていますが、壬氏が猫猫一人との未来を選ぼうとする姿勢は16巻時点ですでに固まっています。今後どのように障害を乗り越えていくのかが、2人の関係における最大の見どころと言えるでしょう。

※当記事は2026年3月時点の情報をもとに作成しています

関連記事