独自の世界観で圧倒的な人気を誇る米津玄師さん。「Lemon」「アイネクライネ」など数々のヒット曲を生み出し、2025年には初のドーム公演を含む国内ツアーと、初の本格的な海外ツアーを成功させました。しかし、その人気ゆえにライブチケットは毎回入手困難な状況が続いています。
当記事では、2025年に開催された米津玄師さんのライブ情報と、チケット購入の流れを詳しく解説します。CD購入特典による先行抽選から一般販売、リセールまでの各段階の特徴と、確実にチケットを取るためのコツもお伝えします。ファン必見の情報をぜひチェックしてください。
1. 【2025年】米津玄師のライブ公演日程・概要
◤ライブレポート◢
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) April 14, 2025
米津玄師、合計44万人動員したツアー「JUNK」
ロサンゼルスYOUTUBE THEATERで大団円
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米津玄師さんは、独自の世界観と音楽性で圧倒的な支持を集めるアーティストです。2012年に「ハチ」名義から「米津玄師」として活動を開始し、「Lemon」「アイネクライネ」「馬と鹿」など多くのヒット曲を世に送り出しました。繊細かつ力強いメロディと詩的な歌詞、映像やアートに至るまでの総合的な表現力が魅力です。
以下では、2025年に開催される日本各地を巡る国内ツアー「2025 TOUR / JUNK」や、初の本格的な海外公演「WORLD TOUR / JUNK」のスケジュールや会場情報を順を追って解説します。
1-1. 米津玄師 2025 TOUR / JUNK(日本ツアー)
2025年1月9日から開催された「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」は、米津玄師さん初となるドーム公演を含む全国8都市・全16公演の大規模ツアーとして、大盛況のうちに幕を閉じました。
このツアーでは、約4年ぶりとなる6thアルバム「LOST CORNER」の楽曲を中心に披露されました。NHK朝ドラ「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」や、映画「ラストマイル」の主題歌「がらくた」など、話題曲が多数演奏され、ファンを魅了しました。
ライブ演出やステージ構成も高く評価され、米津玄師さんならではの独自の世界観が全編にわたって表現されました。アリーナからドーム規模への進化を象徴するツアーとして、ファンの間でも語り継がれる公演となっています。
1-2. KENSHI YONEZU 2025 WORLD TOUR / JUNK(ワールドツアー)
2025年3月から4月にかけて開催された「KENSHI YONEZU 2025 WORLD TOUR / JUNK」は、米津玄師さんにとって初の本格的な海外ツアーとなりました。ソウル公演の追加により、アジア・ヨーロッパ・アメリカの7都市10公演が実施され、全会場でチケットが即完売。約9万人を動員する成功を収めました。
ワールドツアーは、国内ツアー終了直後の3月8日に上海で開幕し、台北・ソウル・ロンドン・パリ・ニューヨーク・ロサンゼルスと巡回。アルバム「LOST CORNER」収録曲を中心に、代表曲「Lemon」や「KICK BACK」、「さよーならまたいつか!」など計24曲が披露され、各地で熱狂的な反響を呼びました。
最終公演となったロサンゼルスでは、言葉の壁を越えて多くの観客が感動を共有し、米津さん自身もMCで「国を超えて歌が届くことの喜び」を語っています。全世界での存在感を高めた意義深いツアーとなりました。
2. 米津玄師の過去のライブチケット販売の流れ
台北1日目ありがとうございました。また会いましょう! pic.twitter.com/UavXuskUlg
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) March 15, 2025
米津玄師さんのライブチケットは非常に人気が高く、毎回入手困難なことで知られています。過去のツアーでは、CD購入者限定の先行抽選やオフィシャル先行受付を経て、一般販売、さらにはリセールが行われるという流れが一般的です。
以下では、各段階の概要と特徴について詳しく解説します。
2-1. CD購入特典
米津玄師さんのCD購入特典による先行抽選は、アルバムやシングルに封入されたシリアルナンバーを使用してライブチケットに申し込める制度です。通常、1次先行と2次先行の2回実施され、同じシリアルナンバーで両方の抽選に参加できることが多いです。
この方式の最大のメリットは、ファンクラブ非会員でも早期にチケット購入のチャンスを得られることです。米津玄師さんのような人気アーティストは一般販売での入手が困難なため、CD購入による先行抽選は貴重な機会となります。
申込みは専用サイトでシリアルナンバーを入力して行います。ただし、シリアルナンバーは初回生産分のみに封入されることが多いため、確実に参加したい場合は発売日前後の早めの購入が重要です。転売防止のため、通常は申込み制限が設けられています。
2-2. オフィシャル先行
米津玄師さんのオフィシャル先行は、CD購入特典やファンクラブ先行の後に実施される、誰でも参加可能な抽選販売です。公式サイトや指定のチケット販売サイトから、特別な条件なしで申し込みができます。
オフィシャル先行は、CDを購入していない人やファンクラブ非会員にとって重要な購入機会となります。しかし、参加ハードルが低い分、応募者数が非常に多く、当選倍率は極めて高くなるのが特徴です。米津玄師さんのような人気アーティストでは、この段階でも入手困難な状況が続きます。
申込期間は通常1~2週間程度で、複数公演への申込みも可能ですが、重複当選を防ぐため希望順位を設定するシステムが一般的です。抽選結果は締切後数日で発表され、当選者のみがチケット購入に進めます。
2-3. 一般販売
米津玄師さんのライブチケットは、通常、CD封入特典やオフィシャル先行など複数の抽選が行われた後、残席があれば一般販売が実施されます。一般販売は抽選方式または先着順で行われることが多く、ファンにとっては最後の購入チャンスと言えます。
ただし、すべての公演で一般販売が行われるわけではありません。たとえば、「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」では、北海道のドーム公演のみ一般販売が実施され、それ以外の会場では行われませんでした。
オフィシャル先行の時点で大半の座席が埋まってしまうため、一般販売に期待できる枠はごくわずかです。アクセス集中によってすぐに完売するケースも多いため、実施がある場合は販売開始日時を事前にチェックし、スムーズに申し込めるよう準備しておくことが重要です。
2-4. リセール
米津玄師さんのライブでは、正規ルートによる公式リセール制度が導入されています。これは、チケットを購入したものの都合により行けなくなった人が、定価でチケットを再販売できる仕組みです。購入希望者にとっては、転売リスクのない安心な選択肢となります。
特に「アリーナ公演」では公式リセールが整備されており、ライブ直前になると出品が増える傾向があります。ただし、出品される枚数は非常に限られており、競争率は高めです。運次第の要素が大きいため、必ず入手できるとは限りませんが、ライブにどうしても行きたい場合は、こまめな情報チェックがカギとなります。販売開始時期や条件などは公式サイトやチケット販売ページで随時確認しておきましょう。
3. 米津玄師のライブチケットを確実に取るためのコツ
◤ライブレポート◢
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) February 28, 2025
米津玄師「#米津玄師2025TOUR_JUNK」国内編完走⚙️
ツアーを通じて35万人から受けた祝福に感謝
「今まで生きてきてくれてありがとう」
💐東京ドーム最終日詳細レポ&写真23枚https://t.co/IKEeSsRlue#米津玄師 pic.twitter.com/vU84ya9Fd1
米津玄師さんのライブチケットを確実に取るには、いくつかのコツを押さえる必要があります。以下では、そのコツをいくつか解説するため、ぜひお役立てください。
3-1. 倍率の低そうな日程・会場を狙う
一般販売は基本的に抽選のため、先行販売のように急いで申し込みする必要がありません。ここで確実に抽選を当てたい場合は、倍率の低い平日の地方公演を狙うのがおすすめです。平日公演だと社会人の方によっては有給休暇の取得、また学生の方は学校やアルバイトを休んだり調整したりする必要がありますが、土日の公演に比べるとグッとチケットを取れる確率は高まります。
また開催地が東京や大阪は倍率が高く、一般的にチケットを取るのが難しくなります。地方に行く手間はあるものの、絶対にライブに参加したいという方は、東京や大阪の公演だけでなく地方も狙うのがよいでしょう。
3-2. 1人で応募する
ライブチケットを確実に取りたいのであれば、複数人ではなく「1人で応募する」という方法が有効です。多くのファンは友人や家族と一緒に参加したいと考え、2枚以上のチケットを希望して申し込みを行います。しかし、会場の座席が限られている以上、複数枚連番で空いている席は少なく、倍率も相対的に高くなります。
一方、1人での申し込みであれば、ピンポイントで空席に割り当てられる可能性が高くなり、当選しやすくなる傾向があります。特に人気公演では1人用の席が残っているケースも多いため、「どうしても現地で見たい」という強い希望がある場合は、単独での応募も視野に入れるとよいでしょう。
3-3. リセールでラストチャンスを狙う
先行抽選や一般販売でチケットを手に入れられなかった場合でも、諦める必要はありません。正規ルートでのリセール(再販売)が行われることがあり、そこで購入できる可能性があります。
リセールは「出品されるかどうか」「いつ出るか」が完全に未定のため、こまめな情報チェックが重要です。特に公演直前やチケットの発券開始後は、予定が合わなくなった購入者による出品が増える傾向があります。
販売サイトを毎日確認したり、通知機能やアラート設定を活用することで、チャンスを逃しにくくなります。リセールは運次第の要素が大きいものの、どうしても現地でライブを楽しみたい方にとっては、最後の希望となる選択肢です。
まとめ
米津玄師さんは2025年に国内ツアー「2025 TOUR / JUNK」と初の本格的な海外ツアー「WORLD TOUR / JUNK」を成功させ、国内外で約10万人以上を動員しました。独自の世界観と音楽性で圧倒的な支持を集める米津玄師さんのライブチケットは入手困難なことで知られています。
チケット購入は、CD購入特典による先行抽選から始まり、オフィシャル先行、一般販売、リセールという流れが一般的です。確実にチケットを取るためには、平日や地方公演など倍率の低い日程を狙う、1人で応募する、公式リセールをこまめにチェックするなどのコツがあります。
特にCD購入による先行抽選は、ファンクラブ非会員でも早期にチャンスを得られる貴重な機会となるため、新作リリース時は早めの購入が重要です。最後まで諦めずに各段階でチャンスを狙うことが、ライブ参戦への近道となります。
※当記事は2025年6月時点の情報をもとに作成しています