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AiScReam(アイスクリーム)の声優メンバー3人のプロフィールを紹介

AiScReam(アイスクリーム)の声優メンバー3人のプロフィールを紹介

「ラブライブ!」シリーズの垣根を越えて誕生した特別ユニット・AiScReam(アイスクリーム)は、Aqours・虹ヶ咲・Liella!の人気声優3人によって結成されました。デビュー曲「愛♡スクリ~ム!」は、キャッチーな掛け合いとポップな世界観が話題となり、SNSを中心に大きな反響を呼んでいます。K-POPファンや海外のリスナーにも支持が広がり、愛をテーマにしたメッセージ性の高い楽曲として注目を集めています。

当記事では、AiScReamのメンバー構成や経歴、人気の理由を分かりやすく紹介します。

1. AiScReam(アイスクリーム)とは?

「ラブライブ!」シリーズから誕生した新ユニット「AiScReam(アイスクリーム)」は、Aqoursの黒澤ルビィ(CV.降幡愛さん)、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の上原歩夢(CV.大西亜玖璃さん)、Liella!の若菜四季(CV.大熊和奏さん)の3人による、シリーズ初の越境ユニットです。ラジオ番組「ラブライブ!シリーズのオールナイトニッポンGOLD」で共演した3人がきっかけとなり、ファンの熱い支持を受けて正式に結成されました。ユニット名には、「アイスクリーム(氷菓子)」「3人の頭文字(Ruby・Ayumu・Shiki)」「愛(Ai)を叫ぶ(Scream)」という3つの意味が込められています。

2025年1月発売のデビュー曲「愛♡スクリ~ム!」はSNSを中心に話題を呼び、3月には曲中のセリフパートが拡散されて一大ブームに。ファンアートやコール動画などの二次創作も活発で、今や「ラブライブ!」の枠を超えて注目を集める存在となりました。さらに「第76回NHK紅白歌合戦」初出場の報道もあり、まさに彗星のように登場した次世代ユニットと言えます。

2. AiScReamの声優メンバー3人のプロフィール

ラブライブ!シリーズを代表する3人の人気声優が、それぞれの作品で培った個性と表現力を生かし、ユニットとして新たな魅力を放っています。ここでは、AiScReamを構成する声優メンバーの経歴や担当キャラクターを紹介します。

2-1. 降幡 愛(黒澤 ルビィ役)

名前 降幡 愛(ふりはた あい)
生年月日 1994年2月19日
年齢 31歳 ※2025年11月時点
身長 149cm
出身地 長野県
所属 アクロスエンタテインメント

降幡 愛さんは、声優・アーティストとして多彩に活躍する実力派です。2015年に「ラブライブ!サンシャイン!!」の黒澤ルビィ役で声優デビューし、Aqoursのメンバーとして国内外のライブで人気を集めました。代表曲「君のこころは輝いてるかい?」などで披露される高めのあどけない声と、自然体のかわいらしさが魅力です。

Aqoursとしては第69回NHK紅白歌合戦にも出演。さらに2020年にはソロアーティストとしてデビューし、作詞も手がけるなど表現の幅を広げています。AiScReamでは、持ち前の明るさと甘い声でユニットの雰囲気を和ませる存在です。

2-2. 大西 亜玖璃(上原 歩夢役)

名前 大西 亜玖璃(おおにし あぐり)
生年月日 1997年5月2日
年齢 28歳 ※2025年11月時点
身長 160.5cm
出身地 愛知県
所属 アンシェリ

大西 亜玖璃さんは、「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」の上原歩夢役で知られ、穏やかで透明感のある声質が作品の世界観にぴったりと合致しています。歩夢は、控えめながらも努力を重ねて夢を追う真面目な少女で、大西さんの丁寧な演技がその誠実な人柄を際立たせています。

大西さんは虹ヶ咲スクールアイドル同好会として活動しながら、ソロアーティストとしても活躍。デビュー曲「本日は晴天なり」では明るく清涼感ある歌声を披露し、幅広い層から支持を集めました。AiScReamでは、柔らかなトーンと落ち着いた表現でユニット全体に温かみを与える存在です。

2-3. 大熊 和奏(若菜 四季役)

名前 大熊 和奏(おおくま わかな)
生年月日 2001年4月13日
年齢 24歳 ※2025年11月時点
出身地 埼玉県
所属 賢プロダクション

大熊 和奏さんは、幼少期からジャズダンスや水泳を習い、音楽を生きがいとして育ちました。偶然見たアニメに心を動かされ、声優を志すようになったと語っています。2022年、「ラブライブ!スーパースター!!」の若菜四季役でデビューし、一躍注目を集めました。四季は理知的でクールな印象のキャラクターで、大熊さんの落ち着いた低めの声がその知的さを際立たせています。

大熊さんは独特の間の取り方と透明感ある発声で、物語に深みを与える演技が高く評価されています。AiScReamでは静かなトーンながらも耳に残る魅惑的な声で、ユニットに大人びたスパイスを添えています。

3. AiScReam現象を生んだ「愛♡スクリ~ム!」の拡散力

AiScReamのデビュー曲「愛♡スクリ~ム!」は、リリースからわずか3か月で再生回数2000万回を突破した、まさに現象と呼べる楽曲です。キャッチーなメロディと可愛らしい振り付け、そして声優3人による高完成度のパフォーマンスが国内外で話題を呼んだことで一気に認知度が高まりました。Spotifyの「バイラルTOP50」では日本・海外ともに1位を獲得。SNSでは、楽曲のフレーズ「チョコミントよりも あ・な・た」などを使ったダンス動画やアレンジ投稿が次々と拡散され、ファンによるUGC(ユーザー生成コンテンツ)がムーブメントを後押ししました。

「愛♡スクリ~ム!」が特に注目されたのは、シリーズの垣根を越えた「愛の表現」をテーマにしている点です。「愛♡スクリ~ム!」というタイトルには、メンバーの愛(Ai)を叫ぶ(Scream)という意味が込められ、ラブライブ!シリーズの「誰でもアイドルになれる」「自分の好きなことを表現できる」という理念と共鳴しています。アニメ挿入歌でもナンバリングシングルでもないにもかかわらず、楽曲の純粋な魅力と拡散力でシリーズの新たな象徴となった「愛♡スクリ~ム!」は、今の時代の愛のかたちを象徴する1曲と言えるでしょう。

4. AiScReamがバズった3つの魅力

引用:x.com

AiScReamがここまで大きな話題を呼んだ理由には、明確な3つの魅力があります。ファンを巻き込むコール&レスポンス、ジャンルを超えた可愛さと遊び心、そしてSNS時代に適した拡散力です。ここでは、その3つの要素を詳しく紹介します。

4-1. 誰でも参加できるコール&レスポンスの一体感

AiScReamの「愛♡スクリ~ム!」が多くの人を惹きつけた理由の1つが、誰でも参加できるコール&レスポンスの魅力です。代表的なのは、曲中で「ルビィちゃん!」と名前を呼んだ後に「はーい!」と返事をし、「何が好き?」という問いかけに対して、「チョコミントよりも あ・な・た」といったメンバーがアイスのフレーバーをもじった甘いセリフで応じる掛け合いです。

リズムに合わせたテンポの良いやりとりは、一度聴くと耳に残る中毒性があり、ライブでは観客の声援と一体化します。さらにSNS上では、このコールを真似した動画や替えフレーズが次々と投稿され、参加型の盛り上がりを生んでいます。誰でも気軽に楽しめる親近感と一体感こそが、AiScReamブームの中心にある魅力です。

4-2. ジャンルを超えて広がる可愛さと遊び心

AiScReamの魅力は、ラブライブ!シリーズの枠を超えて広がる可愛さと遊び心にあります。ビジュアル・テンポ・セリフのすべてがポップで中毒性が高く、K-POPファンや海外リスナーからも注目を集めました。TWICEやBABYMONSTER、ATEEZ、Stray Kidsなど、人気K-POPグループが公式で楽曲を使用した動画を投稿したことをきっかけに、海外のインフルエンサーにも波及。各国のSNSでかわいい音楽として拡散され、グローバルな人気を確立しました。

さらに、TikTokerやYouTuberによる再現動画、企業公式アカウントのアレンジ投稿、文化祭での楽曲採用など、世代やジャンルを問わず広がりを見せています。ラブライブを知らない人でも楽しめるキャッチーさと遊び心が、多様な層を巻き込むカルチャームーブメントを生み出しています。

4-3. SNS時代にマッチした拡散しやすい表現力

AiScReamの人気を支えているのが、SNS時代に最適化された拡散しやすい表現力です。TikTok、YouTube、Instagramといった主要プラットフォームで映える短尺構成と、誰でも真似できるアレンジ性の高さが特徴です。コスプレや口パク、声真似投稿、手描きリールなど、ユーザーそれぞれの創造性を生かせる余地が多く、二次創作の連鎖につながりました。

特にTikTokではコールの再現動画、YouTubeでは応援上映風の編集、Instagramでは音ハメリールが人気を集めています。どこで見てもAiScReamだと分かる統一感とインパクトがあり、自然な形でファン層が拡大しました。短尺時代にマッチした楽曲構成と映像映えする表現が、SNSカルチャーの中心にAiScReamを押し上げています。

まとめ

「ラブライブ!」シリーズ発の越境ユニット・AiScReam(アイスクリーム)は、Aqours・虹ヶ咲・Liella!の人気キャラクターを演じる降幡愛さん、大西亜玖璃さん、大熊和奏さんの3人による特別ユニットです。ラジオ番組から誕生し、「アイスクリーム」「愛を叫ぶ(Ai+Scream)」「3人の頭文字(R・A・S)」を由来とする名前が話題を集めました。

デビュー曲「愛♡スクリ~ム!」は国内外で爆発的にヒットし、SNSではコール&レスポンスの再現やダンス動画が拡散。K-POPファンや海外リスナーにも広がり、Spotify「バイラルTOP50」1位を獲得。二次創作や企業・学校でのアレンジも生まれ、ラブライブ!を超えてカルチャー的現象となっています。

※当記事は2025年12月時点の情報をもとに作成しています

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