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Spitz(スピッツ)のメンバー4人のプロフィールを紹介!魅力や代表曲も

Spitz(スピッツ)のメンバー4人のプロフィールを紹介!魅力や代表曲も

Spitz(スピッツ)はこれまでにロビンソンやチェリーなど、ヒットソングをリリースしてきた男性4人組のロックバンドです。しかし、楽曲を聴いたことがある方は多いものの、メンバーについては詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。Spitz(スピッツ)が幅広い年齢層にファンがおり、長く愛されているのには、理由があります。

当記事では、Spitz(スピッツ)の基本情報や魅力・代表曲に加え、メンバーのプロフィールを紹介します。

1.Spitz(スピッツ)とは?

Spitz(スピッツ)は、1987年に結成し、1991年にメジャーデビューを果たした男性4人組ロックバンドです。Spitz(スピッツ)のバンドメンバーは草野 マサムネさん、三輪 テツヤさん、田村 明浩さん、﨑山 龍男さんの4人で、草野さんがボーカルを務めています。所属事務所はGrass Hopperです。

バンド名のSpitz(スピッツ)は、ドイツ語で「尖っている」を意味すると同時に、小さい体でよく吠える犬種「スピッツ」のことも指しています。簡潔で可愛い響きがありながらパンクな意味合いを持つSpitz(スピッツ)は、草野さんがバンドを組むときのために温めていたものです。

バンド名の由来からも分かる通り、結成当初のSpitz(スピッツ)はロックバンドではなくパンクバンドでした。しかし、パンク路線ではなかなか売り上げが伸びず、挫折を経験し、6thシングルからガラッと路線変更します。11thシングル「ロビンソン」などをきっかけに多くのファンを獲得し、大人気ロックバンドへと成長しました。

1-1.Spitz(スピッツ)の魅力

Spitz(スピッツ)は、草野さんの透明感あふれる歌声で紡がれる歌詞が、多くのファンの心を惹きつけています。楽曲の歌詞は、スッと頭に流れ込んでくるものの、実際にどのような意味を持つのかは解釈が分かれるものが多くなっています。

美しい言葉とは裏腹に、聴くたびに心に疑問を残す謎めいた世界観の歌詞が、年代・性別を超えて多くの方に愛されるSpitz(スピッツ)の魅力と言えるでしょう。

2.Spitz(スピッツ)のメンバー4人のプロフィールを紹介!

インターネットではたびたび、Spitz(スピッツ)には死亡したメンバーがいるといった情報が出回っていますが、あくまで噂にすぎません。Spitz(スピッツ)は脱退・加入といったメンバーチェンジの経験はなく、初期から4人で活動を続けています。

Spitz(スピッツ)のメンバー死亡説は、ギター担当の三輪さんがかつて肺がんを発症し、手術したというエピソードから派生した可能性が高いです。幸い三輪さんの病気は早期発見・早期治療ができており、現在でも問題なく音楽活動を続けています。

以下では、Spitz(スピッツ)のメンバーそれぞれの名前・年齢・出身地といったプロフィールを紹介します。

2-1.草野 マサムネ

名前 草野 マサムネ(くさの まさむね)
担当 ボーカル、ギター
生年月日 1967年12月21日
年齢 55歳 ※2023年9月時点
血液型 O型
身長 167.5cm
出身地 福岡県

草野さんは、Spitz(スピッツ)のボーカル・ギターであり、Spitz(スピッツ)の顔とも言える存在です。Spitz(スピッツ)のほとんどの楽曲の作詞作曲を、草野さんが手掛けています。また、Spitz(スピッツ)の前身となったバンドは草野さんとベース担当の田村さんとで結成したものであり、まさにSpitz(スピッツ)の中心人物と言えるでしょう。

2-2.三輪 テツヤ

名前 三輪 テツヤ(みわ てつや)
担当 ギター
生年月日 1967年5月17日
年齢 56歳 ※2023年9月時点
血液型 B型
身長 168cm
出身地 静岡県

三輪さんはSpitz(スピッツ)のギターを担当するメンバーであり、サングラスと個性的な髪型がトレードマークです。三輪さんは頻繁に髪型を変えるため、三輪さんを見ればどの時代のSpitz(スピッツ)かが分かるとも言われています。

三輪さんは見た目こそ派手なものの、ギターはアルペジオを中心とした落ち着きのあるスタイルで、丁寧な演奏が魅力です。

2-3.田村 明浩

名前 田村 明浩(たむら あきひろ)
担当 ベース、リーダー
生年月日 1967年5月31日
年齢 56歳 ※2023年9月時点
血液型 A型
身長 167cm
出身地 静岡県

田村さんはSpitz(スピッツ)のリーダーで、草野さんと一緒にSpitz(スピッツ)の前身となったバンドを結成した人物でもあります。

田村さんが担当しているのはベースです。落ち着いた雰囲気の容姿とは裏腹に演奏スタイルはアクティブで、ステージ上ではベースを弾きながら駆け回ったり飛び跳ねたりする田村さんの姿が見られます。ときにベースのシールドが抜けるといったアクシデントを引き起こす田村さんのパフォーマンスは、Spitz(スピッツ)のライブにおける見せ場の1つと言えるでしょう。

2-4.﨑山 龍男

名前 﨑山 龍男(さきやま たつお)
担当 ドラム
生年月日 1967年10月25日
年齢 55歳 ※2023年9月時点
血液型 B型
身長 166cm
出身地 栃木県

﨑山さんはSpitz(スピッツ)のドラムを担当しており、﨑山さんが刻むリズムはメンバーから全幅の信頼を寄せられています。﨑山さんは元々Spitz(スピッツ)のサポートメンバーであり、現在まで正式加入を打診されたことがないため、ライブなどではそのことをいじられるのが定番ネタです。

﨑山さんはSpitz(スピッツ)の楽曲では派手に演奏する機会があまりないものの、実は卓越した演奏技術を持つドラマーです。「モーラー奏法」と呼ばれる難易度が高い技術を体得しており、さまざまなジャンルの音楽でドラムを叩けます。

3.Spitz(スピッツ)の代表曲

Spitz(スピッツ)は数々の有名曲や人気曲を持っているロックバンドです。近年では、2019年4月~2019年9月にかけて放送されたNHK朝ドラ「なつぞら」の主題歌に起用された「優しいあの子」が話題になりました。

1998年にリリースされた「楓」はCMソングやドラマの挿入歌として起用され、松任谷 由実さんやクリス ハートさんなど多くのアーティストにカバーされました。Spitz(スピッツ)はほかにも、「春の歌」や「魔法のコトバ」、「君が思い出になる前に」など多くの魅力あふれる楽曲を生み出しています。

有名曲の多いSpitz(スピッツ)の楽曲の中でも、代表曲と呼べる楽曲を以下で3曲紹介します。

3-1.ロビンソン

1995年にリリースされた「ロビンソン」は、Spitz(スピッツ)をブレイクに導いた楽曲です。Spitz(スピッツ)にとって初めてオリコンチャートトップ10にランクインした曲であり、Spitz(スピッツ)最大のヒット曲となっています。

「ロビンソン」はSpitz(スピッツ)の中でも特に有名な曲ですが、歌詞に登場しない「ロビンソン」が何を指すのか知らない方も多いのではないでしょうか。実は「ロビンソン」は元々仮のタイトルであり、草野さんがタイ旅行の際に見かけた「ロビンソンデパート」から付けられています。異国のデパートが曲名の元になったと考えれば、歌詞にも新たな解釈が生まれるでしょう。

3-2.空も飛べるはず

「空も飛べるはず」はSpitz(スピッツ)の中でも「ロビンソン」と拮抗するほど人気が高い楽曲の1つです。1994年にリリースされ、発売から2年後にドラマ「白線流し」の主題歌に起用され、爆発的なヒットを記録しました。

「空も飛べるはず」は、ロックな雰囲気と切なさを合わせ持つメロディー、そして人によってさまざまな解釈が可能な歌詞が魅力です。恋愛ソングとも、新たな挑戦への背中を押す曲とも受け取れる歌詞ゆえに、多くの方の心に刺さるのでしょう。

3-3.チェリー

「チェリー」は1996年に発売された13作目のシングルです。発売後4週間でシングルチャート1位を獲得した曲であり、Spitz(スピッツ)に時代が追い付いたことを象徴する楽曲とも言えます。

「チェリー」は現在でも若年層を含む多くの世代に愛されているロングヒット曲で、Spitz(スピッツ)への入門曲としても挙げられます。PUFFYや福山 雅治さんをはじめ、多くの歌手にカバーされている名曲です。

まとめ

Spitz(スピッツ)は、1991年にメジャーデビューし幅広い年齢そうに愛されている男性4人組のロックバンドです。ボーカルである草野さんの透明感の高い歌声と、さまざまな解釈のできる歌詞がバンドの魅力となっています。

これまでにロビンソンや空も飛べるはず、チェリーといった名曲をリリースしており、2021年にはメジャーデビューして30周年を迎えました。人気は衰えることなく現在でも熱いファンの支持によりライブチケットの入手は困難となっています。そのため、ライブや活動の最新情報は、ぜひ各種SNSでいち早くゲットしてくださいね!

※当記事は2023年9月時点の情報をもとに作成しています

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