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Suchmos(サチモス)のメンバー6人を紹介!経歴や魅力も

Suchmos(サチモス)のメンバー6人を紹介!経歴や魅力も

Suchmosは2013年1月に結成された、男性6人のロックバンドです。結成は2013年1月と言っているものの実際はハッキリわかっておらず、区切りがよいため2013年1月としています。ROCKやJAZZ、HIP HOPといった音楽にインスパイアされており、全員が神奈川県育ちです。

当記事では、Suchmosの経歴と魅力、またメンバー6人のプロフィールを解説します。神奈川県湘南を中心に活動し、NHK紅白歌合戦に出演するほど人気を博したSuchmosについて気になる方は、ぜひご覧ください!

1.Suchmosとは?

Suchmosは、メンバー6人全員が神奈川県育ちの人気バンドです。バンド名の読み方は「サチモス」。バンド名の意味は、ジャズミュージシャンのルイ・アームストロングの愛称「サッチモ(Satchmo)」からきています。

バンドメンバーはボーカルのYONCE(ヨンス)さん、ベースのHSU(スー)さん、ドラムのOK(オーケー)さん、ギターのTAIKING(タイキング)さん、DJのKCEE(ケイシー)さん、キーボードのTAIHEI(タイヘイ)さんの6人です。2021年2月3日からグループの活動休止となり、現在はそれぞれソロ活動をしています。

1-1.Suchmosの経歴

Suchmosのメンバーは、TAIKINGさんとOKさんが幼稚園時代からの幼なじみ、KCEEさんとOKさんが兄弟というように、バンドを結成前にそれぞれで交流を持っています。

2007年にHSUさん、OKさん、TAIKINGさんとギタリストのAYUSTAT(アユスタット)さんを加えたバンド「Ivory」を結成し、音楽活動を開始します。しかし、加入した事務所が儲け重視だったため、憤りを感じたOKさんが脱退して事実上の解散になりました。

2013年にOKさんとYONCEさんとの交流をきっかけに、仲間たちとの交流が深まり新しいバンドを結成。しかしボーカルが不在だったため、OKさんがYONCEさんにオファーしました。その後、「Miree」の譜面に心を動かされたYONCEさんが加入して、「Suchmos」が誕生しました。

1-2.Suchmosの魅力

Suchmosの1番の魅力は、心地よいサウンドです。ジャズやヒップホップ、ロックやソウルなどに影響を受けた、ジャンルの垣根を超えたかのような素晴らしい楽曲を発表しています。

ボーカルのYONCEさんの、大人の色気が溢れる声も魅力の1つです。ベーシストのHSUさんが奏でるメロディーは老成したプレイと言われるほど、演奏がうまいと評判です。茅ヶ崎出身ならではのスマートで自然体なスタイルにも、好感が集まっています。

2.Suchmosのメンバー6人を紹介!

Honda「VEZEL」のCM曲にも起用された「STAY TUNE」はSuchmosのヒット曲の1つで、クラブミュージックにポップスを融合させた魅力的な曲です。「VOLT-AGE」は、2018年NHKサッカーワールドカップのテーマ曲として起用され、NHK紅白歌合戦の出場を決めた楽曲としても話題となりました。

以下では、魅力的な曲を奏でるSuchmosのメンバーのプロフィールを紹介します。

2-1.YONCE(ヨンス)

名前 河西 洋介(かさい ようすけ)
担当 ボーカル
出身 神奈川県 茅ヶ崎市元町
生年月日 1991年8月29日

高身長から放たれるハイトーンボイスが魅力的なYONCEさん。幼いころからR&Bや海外のロックバンド、松任谷 由実さんなどの音楽を聴きながら日々を過ごしていました。

YONCEさんは中学1年生のときに「バンドをやりたい」と親に相談して、音楽に造詣の深いおじを紹介してもらいます。ロックバンド「ニルヴァーナ」のアルバムに衝撃を受けて、本格的にバンドマンを志します。

YONCEさんは学生時代からバンド活動を始め、横浜では人気のボーカルでした。Suchmos結成のときに、OKさんから「SuchmosのボーカリストはYONCEさんしかいない」と口説かれて加入したほどです。アディダスのジャージがトレードマークで、古着好きとしても有名です。

2-2.HSU(スー)

名前 小杉 隼太(こすぎ はやた)
担当 ベース
出身 神奈川県 横浜市
生年月日 1989年6月29日

ベース担当のHSUさんは、松任谷 由実さんなどのアーティストが一目置いているほどの実力を持っています。家族がジャズやブラックミュージックなどの音楽を聴いていた影響で、5歳からクラシックギターを始めます。

HSUさんは最年長のこともあり、グループの中心的存在でした。従弟にギターを壊されたためベースを伯父に買ってもらったことが、ベースを始めたきっかけです。ストリートヒップホップバンドのSANABAGUN.(サナバガン)としても活動していました。恐竜が好きで、ピュアな一面も持っています。

HSUさんはSuchmosの公式ホームページを通じて、2021年10月15日に死去されたことが発表されています。

2-3.OK(オーケー)

名前 大原 健人(おおはら けんと)
担当 ドラム
出身 神奈川県 横浜市
生年月日 1990年8月27日

ドラム担当のOKさんは、ご両親の影響で宇多田 ヒカルさんや尾崎 豊さん、DREAMS COME TRUEの曲を聴いていました。KCEEさんの実兄で、TAIKINGさんとは幼稚園からの幼馴染の関係です。

OKさんはTAIKINGさんとオリジナルソングを作るなど、幼いころから音楽に携わっていました。高校生のときにはロックバンド「Ivory」を結成していましたが、スタッフとの衝突でバンドから脱退するなどの紆余曲折も経験しています。

OKさんの好きな芸能人は綾瀬 はるかさんで、HSUさんと一緒に観た映画「僕の彼女はサイボーグ」を見てからファンになったそうです。

2-4.TAIKING(タイキング)

名前 戸塚 泰貴(とつか たいき)
担当 ギター
出身 神奈川県 横浜市
生年月日 1990年5月10日

ギター担当のTAIKINGさんのお父さんは、Jリーグで得点王になったサッカー選手の戸塚 哲也さんです。学校の用務員にドラムを教わったことが、初めての楽器演奏でした。

OKさんやHSUさんたちと高校時代にロックバンド「Ivory」を組みましたが、バンド活動で生計を立てる気はありませんでした。「Ivory」で活動しているときには、ボーカルを担当。Suchmosの曲中のハモりパートでも、TAIKINGさんの歌声が聴けます。

進路を決めるときに保育士の専門学校にするか、音楽の専門学校にするか悩んだほどの子ども好きとしても有名です。

2-5.KCEE(ケイシー)

名前 大原 魁生(おおはら かいき)
担当 DJ
出身 神奈川県 横浜市
生年月日 1992年9月18日

DJのKCEEさんは、OKさんの実弟です。子どものころからギターやベースをたしなんでいて、バンドとしても活動していました。高校時代はバンド活動よりも楽曲制作に重点を置くために、一旦バンド活動を休んでいたこともあります。

KCEEさんは音楽以外にも映像制作やデザインなど幅広い分野に渡って、クリエイティブな活動をしています。4ピースバンドだったSuchmosの初期楽曲、「Pacific」や「Fallin」のMVのプロデュースを担当しました。

OKさんのInstagramには、KCEEさんとOKさんがお母さんを挟んで写っている写真も投稿されており、兄弟の仲の良さを感じられます。

2-6.TAIHEI(タイヘイ)

名前 櫻打 泰平(さくらうち たいへい)
担当 キーボード
出身 富山県 氷見市
生年月日 1992年7月4日

キーボード担当のTAIHEIさんは、お母さんがヤマハ音楽教室の先生だったため2歳からエレクトーンを始めます。1人だけ富山出身ですが、大学進学でベースのHSUさんと出会ったことで、Suchmosのメンバーとなるきっかけが生まれました。

TAIHEIさんは先にSuchmosとしても活動していたHSUさんのライブを観て、キーボードが必要と感じたそうです。サポートメンバーとして加わり、2015年には正式メンバーとして加入しました。SANABAGUN.にも所属しています。

TAIHEIさんはYONCEさんと同じく、お父さんが体育教師というだけあって、スポーツ万能で、スキーの腕前はなかなかのものです。スペースシャワーTVで放送されていた「suchmostyle」では、那覇マラソンに参加しました。丸いフェイスラインであることから、「おにぎり」というニックネームでメンバーから呼ばれることもあります。

まとめ

Suchmosとは、神奈川県育ちの男性6人のロックバンドです。バンド名はジャズミュージシャンであるルイ・アームストロングの愛称「サッチモ」から名付けました。バンド前からメンバーそれぞれが幼馴染や兄弟、大学の同級生と関係があり、交流の中でバンドを結成しています。

YONCEさんの大人の色気溢れるハイトーンボイスと、幼いころから音楽と楽器に関わってきたメンバーの演奏による、心地よいサウンドがSuchmosの魅力です。2021年2月3日に活動休止となり、現在はそれぞれソロで活動をしています。活動休止となった今でも人気のあるSuchmosの楽曲と、これからのメンバーの活躍にぜひ注目してください!

※当記事は2022年12月時点の情報をもとに作成しています

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