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Tohji(トージ)とは?経歴やファッション・代表曲を紹介!

Tohji(トージ)とは?経歴やファッション・代表曲を紹介!

TohjiさんはAbemaTV配信番組で放送された「ラップスタア誕生!」で、武蔵野美術大学出身のラッパーとして知名度を上げたラッパーです。自身の楽曲を音楽サイトのSoundcloudやフリーダウンロードでリリースし、従来と異なるアウトプット方法が話題になっています。

当記事では、Tohjiさんの経歴やファッション、代表曲、またコラボしてきたアーティストについて解説します。Tohjiさんについてもっと知りたい方は、ぜひご覧ください!

1.Tohjiとは?

Tohjiさんは、独自の音楽センスから生み出された存在感のある楽曲で、日本国内や海外から大きな注目を集めている男性ラッパーです。

Tohjiさんのオリジナリティーにあふれた楽曲は、ヒップホップのファンだけではなく、ヒップホップをあまり聴いていない若年層からも高い人気があります。

ここでは、Tohjiさんの経歴やプロフィールを紹介します。

1-1.Tohjiの経歴

Tohjiさんは、1996年にイギリスのロンドンで生まれ、3歳までロンドンで育ちました。その後、日本に帰国してからは東京や横浜で過ごしました。麻布中学校に入学すると、高校生の先輩にキングギドラや妄想族を教えてもらい、ヒップホップを聴き始めます。

名門校の麻布高校に進学したものの退学となり、約1年引きこもっていました。当時、Lil Yachtyさんなどのラッパーが世間に出てきた際に、Tohjiさんは下積みが必要であるというヒップホップのマナーが変わって来ているという感覚を覚えます。

思っていることを気軽に表現して、人々に評価される時代が来ていることを感じたTohjiさんは、19歳の頃にラッパーとしての活動を始めます。武蔵野美術大学に入学してからは友人と一軒家を借りて共同生活を送り、ヒップホップユニット「Mall Boyz」を結成。

2017年には、AbemaTVのオーデション番組である「ラップスタア誕生!」のSeason1に参加し、ファイナルステージ進出となりました。番組でTohjiさんの才能を存分に発揮したことで、大きな反響を呼びました。

2.Tohjiがこれまでにコラボしたアーティスト

人気ラッパーのTohjiさんは、これまでにさまざまなアーティストとコラボしています。以下で、コラボしたアーティストについて解説します。

●Loota

Lootaさんは、2005年にSquash Squadを結成した埼玉出身のラッパーです。Keith Apeさんによる「It G Ma」のフィーチャリングでは、海外からも注目を集めました。Tohjiさんとは以前に、コラボアルバム「KUUGA」をリリースしています。

●kZm

kZmさんは、YENTOWNに所属する渋谷出身のラッパーです。2018年に自身初のアルバム「Dimension」をリリース。2020年4月にリリースされた2ndアルバム「DISTORTION」では、RADWIMPSの野田 洋次郎さんや小袋 成彬さんが参加しています。Tohjiさんも、DISTORTIONに収録されている楽曲「TEENAGE VIBE」でコラボしました。

●小袋 成彬

小袋成彬さんは、ロンドン在住の音楽家です。2014年にインディーズ音楽レーベルTokyo Recordingsを設立し、2018年4月にソロアーティストとしてメジャーデビューしています。2ndアルバム「Piercing」ではTohjiさんとコラボし、「Tohji’s Track」という楽曲を制作しました。 さまざまなアーティストの作品をプロデュースしていて、特に宇多田ヒカルさんに才能を認められたことから話題となりました。

●OKAMOTO’S

OKAMOTO’Sは、中学時代からの同級生である4人組によって結成されたロックバンドです。世界的アーティストの岡本 太郎さんから名前を借りて、メンバー全員が「オカモト」姓を名乗っています。2019年1月にリリースされたアルバム「BOY」の収録曲「ART」で、Tohjiさんはフィーチャリングアーティストとして参加しています。
近年は菅田 将暉さんやDISH//など、アーティストへのプロデュースや楽曲提供も行っています。

3.Tohjiのファッション

Tohjiさんは、独創的なファッションが特徴的です。過去には、ファッションデザイナーDETTO K(デトケー)とタッグを組んで自身のブランドを立ち上げました。立ち上げたブランド「VANILLANI」は、ダル着がコンセプトです。

2021年2月24日から1週間限定での受注販売でしたが、スウェットやフーディー、トランクスなど、Tohjiさんのライフスタイルが反映されたアイテムが展開されていました。

ここでは、Tohjiさんの愛用ファッションブランドやタトゥーについても解説します。

Tohjiさんのファッションブランド「VANILLANI」

3-1.愛用ファッションブランド

Tohjiさんの前衛的なファッションは、彼の魅力を引き立てておりファンからも人気です。Tohjiさんがよく着用しているファッションブランドをいくつか紹介します。

●OAKLEY(オークリー)

Oakleyは、1975年にカリフォルニアで設立されたアイウェアブランドです。 世界中のアスリートから支持されていて、イチローがかけているサングラスということでも有名です。スタイリッシュなデザインが注目され、スポーツだけではなく普段使いとしても人気があります。

●Fox Racing(フォックス・レイシング)

Fox Racingは、モトクロスギアやアパレルのメーカーで、1974年にアメリカで創設されました。今ではモトクロスやFMXなどを中心に、世界的なスポーツブランドとして多くの人々から支持されています。

●KARL KANI(カールカナイ)

KARL KANIは、1989年にN.YのBROOKLYNで生まれたヒップホップ界初のデザイナーズブランドです。アーティスティックなグラフィックやカラーリング、こだわった素材などが人気です。
ヒップホップのアーティストに好まれ、アメリカだけではなく日本のストリートでも高い支持を得ています。

3-2.タトゥー

Tohjiさんがタトゥーを露出することはあまりありませんが、有名なのは背中に彫られた天使の羽です。上腕には「FRISK」の文字があり、胸には犬のタトゥーが入っています。

2022年12月12日にTohjiさんのInstagramで投稿された画像には、新しく背中に漫画タッチのタトゥーが入っていることが分かっています。

Tohjiさんの一部のタトゥーは、彫り師のKajiさんに彫ってもらったものです。

4.Tohjiの代表曲を3曲紹介

Tohjiさんがリリースして話題を呼んだ楽曲は、「Twilight Zone」「JENNY」「Rodeo」などがあります。どれもTohjiさんのオリジナリティーを感じられるおすすめ楽曲ばかりです。

リリースしてきた楽曲の中でも特に注目されていた、「Higher(dir. Spikey John)」「sugAA」「Oreo」というTohjiさんの代表曲を紹介します。

4-1.Higher(dir. Spikey John)

Higherは、2018年12月にリリースされたMall Boyzのアルバム「Mall Tape」に収録されている楽曲です。声を機械のように加工したオートチューン全開の曲であり、壮大な夢を語るリリックが強い印象を残します。

MVを作成したSpikey Johnさんは、インタビューで「Higherからは青春的というよりはバイブスや勢いを感じた」と話しています。そのため、曲のパワーとマッチした迫力のある映像になりました。

4-2.sugAA

sugAAは、2018年3月にフリーダウンロードでリリースしたEP「9.97」に収録された楽曲です。

EP「9.97」は、Tohjiさん自身が「時代に呼応しながら、流れを変える兆しになる作品」と話しています。Tohjiさんの言葉通り、sugAAでは現代に対する挑発に感じられるパンチラインが印象的です。

哀愁のあるギターサウンドとTohjiさんのリリックが魅力的な楽曲であり、ファンからも高い人気があります。タバコを吸いながら走る姿が特徴的なMVは、Tohjiさん本人が手掛けています。

4-3.Oreo

Oreoは、2020年9月18日にリリースされた楽曲です。アンビエントの要素がありながら、夏の終わりを感じられる軽快さが魅力的です。数年ぶりにTohjiさん自身が手掛けたこともあり話題を呼びました。

楽曲と同時にYouTubeに投稿したMVは、Mall Boyzのメンバーが制作しています。OreoのMVは、クルーの独特な世界観が表現されたものとなっています。

まとめ

Tohjiさんは、ロンドン生まれのラッパーです。独自の音楽センスで生み出される存在感のある楽曲が特徴で、日本に限らずロンドン・韓国でも人気を集めています。

Tohjiさんは音楽だけでなく、独創的なファッションもファンから人気です。過去には自身のブランドも立ち上げており、Tohjiさんらしいスタイルのスウェットやフーディーが販売されました。

代表曲には「Higher」や「sugAA」「Oreo」といった楽曲があります。どの曲もTohjiさんの想いが込められており、聴き心地のよいフロウが堪能できる楽曲です。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

※当記事は2023年1月時点の情報をもとに作成しています

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