東京事変とは？メンバーのプロフィールや魅力を紹介！脱退メンバーも

2003年に結成されたロックバンド「東京事変」は、椎名 林檎さんをはじめ凄腕のミュージシャンで構成されています。メンバーの個性を生かした独創的なバンドのスタイルが魅力で、細かな部分にまでこだわった楽曲が多くの人の心を掴んでいます。

当記事では、東京事変の概要やメンバーを詳しくご紹介しますので、メンバーやバンドの魅力について知りたい方は必見です！

東京事変とは、2003年に結成された5人組ロックバンドです。椎名 林檎さんが代表取締役を務める芸能事務所「黒猫堂」に所属しており、東京事変自体も椎名 林檎さんが中心メンバーになっています。

椎名 林檎さんは1998年にデビューした人気アーティストですが、モチベーションの低下に悩まされ、2003年に一旦音楽活動を休止しました。同年に東京事変を結成したのは、メンバーのためになら曲を書けるかもしれないと考えたからだと言われています。

東京事変は2012年に惜しまれつつも解散。しかし、2020年に8年越しの復活を発表し、多くの東京事変ファンを沸かせました。

東京事変には、元々椎名 林檎さんのバックバンドを務めていたプロたちが集められています。そのため、メンバーの個性を生かした独創的な楽曲はいずれも一級品で、唯一無二のスタイルを確立したバンドと言えます。

2004年発売のデビューシングル「群青日和」は東京事変の名を世に知らしめるのにふさわしい鮮烈な作品で、出だしから多くのファンを獲得しました。

その後も東京事変は、「遭難」や「キラーチューン」「女の子は誰でも」など、印象的なヒット曲を次々に生み出します。デビュー当初からハイクオリティな音楽を発表し続けており、聞く人に常に新しい音楽を提供する実力の高さが、東京事変の最大の魅力と言えるでしょう。

東京事変は、ボーカルの椎名 林檎さんはもちろん、メンバーも非常に豪華です。ほかの国民的アーティストとともに演奏しているメンバーや、椎名 林檎さんが師匠と仰ぐ人もいます。

ここでは、脱退したメンバーも含め、東京事変のメンバーの名前や年齢といった詳細なプロフィールをご紹介します。

ボーカル担当の椎名 林檎さんは、東京事変のメインメンバーです。

椎名 林檎さんがバンド活動を始めたのは中学生の頃で、当初はドラムを担当していました。椎名 林檎という名前は、ビートルズのドラマーであるリンゴ・スターさんが由来の1つになっています。

その後、1996年にヤマハ主催のコンテストで「ここでキスして。」を披露し、優秀賞を獲得。1998年にシンガーソングライターとしてメジャーデビューを果たしました。デビューシングルは「幸福論」です。同年9月に発表した「歌舞伎町の女王」をリリースした際には、「ジャンルは何系？」という質問に対して「新宿系」と答えたことでも話題になりました。

デビュー後は当時の日本には見られなかった異質な音楽性を持つ楽曲を次々と発表し、若者を中心に絶大な人気を獲得します。2012年に東京事変を一度解散した後は、宇多田 ヒカルさんや宮本 浩次さんなどほかの有名アーティストとのコラボソングも発表し話題になりました。

亀田 誠治さんはベースを担当するメンバーで、椎名 林檎さんが師匠と仰ぐ存在でもあります。亀田さんはアメリカ生まれですが、1歳のときに帰国し、多くを日本で過ごしました。

幼少期からピアノ・ギターといった楽器や音楽に触れながら育った亀田さんは、中学生でベースを始めます。本格的にプロのミュージシャンを目指し始めたのは大学生の頃で、1989年からは編曲やサポートミュージシャンとして活動するようになりました。

椎名 林檎さんに出会ったのは1998年のことです。東京事変結成の際には、ベーシストとして念願のバンドデビューを果たしました。

刄田 綴色（はた としき）さんはドラム担当のメンバーです。刄田さんは高校生のときにドラムを始め、1998年からはインディーズバンドのドラマーとして活躍してきました。2003年以降は椎名 林檎さんのバックバンドとして活躍しているほか、RADWIMPSやmiwaさんなど多くのアーティストのサポート活動も行っています。

さまざまなアーティストから演奏スキルを買われていることからも分かる通り、刄田さんは非常に実力のあるドラマーです。刄田さんの日本人離れしたドラムテクニックはほかのドラマーからも一目置かれています。

浮雲（うきぐも）さんはギターとコーラスを担当するメンバーです。父親が音楽好きだったこともあり、子供の頃からピアノに触れ、中学生からはギターを始めています。

浮雲さんは大学在学中からギタリストとして活動を始め、2003年には椎名 林檎さんのCDアルバム制作に参加しました。2005年からは、脱退した晝海 幹音さんに代わるギタリストとして東京事変に加入。現在は東京事変と並行して、星野 源さんやともさかりえさん、LOVE PSYCHEDELICOなど多くのアーティストのサポートギタリストとしても活躍しています。

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伊澤 一葉（いざわ いちよう）さんは、H是都Mさんの脱退後に、浮雲さんと同時期に東京事変加入を果たしたメンバーです。

伊澤さんは4歳からピアノを始め、中学生からはギターと同時にバンド活動を開始しました。大学を2年で中退してからは、いくつかのバンドの結成と解散を繰り返した過去があります。

2005年からはピアニスト・キーボーディストとして東京事変に加入。楽曲によってはギターも担当するほか、多くの楽曲の作曲・編曲も担当しています。また、米津 玄師さんやaikoさんなどほかの大物アーティストのサポートメンバーとしても活躍している人物です。

H是都M（エイチ ゼット エム）さんは東京事変の初期メンバーであり、キーボードやピアノを担当していました。東京事変のデビューシングル「群青日和」を作曲した人物でもあります。

H是都Mさんは、1999年に結成したバンド「PE’Z」の活動に集中したいという理由から、2005年に東京事変を脱退しました。現在は「H ZETT M」や「ヒイズミ マサユ機」などいくつかの名義を使い分けながら、さまざまな音楽シーンで活躍を続けています。

晝海 幹音（ひらま みきお）さんは2003年に東京事変のバックバンドとして参加し、2004年に正式メンバーとして加入したギタリストです。晝海さんは高校時代にバンド活動を始め、2000年に上京してからはMicky（ミッキー）名義でソロ活動を行ってきました。

2005年にはソロ活動に集中するために東京事変を脱退。現在ではソロアーティストとして活動するほか、多くのアーティストのサポートギタリストとしても活躍しています。

2003年に結成したロックバンド「東京事変」は、椎名 林檎さんのほか、亀田 誠治さん・刄田 綴色さん・浮雲さん・伊澤 一葉さんなど凄腕のミュージシャンで構成されています。メンバーの個性を生かした独創的な楽曲が魅力の1つで、デビュー当初からハイクオリティな音楽を発表し続けています。東京事変の活動状況や最新情報を知りたい方は、バンドの公式HPなどを参考にして情報をチェックしてみましょう！

※当記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しています