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15歳でデビュー!歌手「tuki.」の経歴と魅力・代表曲を紹介

15歳でデビュー!歌手「tuki.」の経歴と魅力・代表曲を紹介

近年では、TikTokで爆発的に知名度を上げ有名になるアーティストは少なくありません。tuki.さんもTikTokから注目を浴びた方の一人で、2023年7月7日に発表したオリジナル楽曲「晩餐歌」が爆発的に人気となりました。中学3年生・15歳ということもあり、今後の活躍にも期待が集まっています。

当記事では、tuki.さんの経歴やプロフィール、また魅力や代表曲などを解説します。tuki.さんについて詳しく知りたいという方は、ぜひご一読ください。

1.歌手「tuki.」って何者?プロフィールと経歴を紹介!

アーティスト名 tuki.(ツキ)
生年月日 2008年6月15日
年齢 15歳 ※2024年3月時点
出身地 不明
SNS

X:@tuki.music.official

Instagram:@tuki_music_

TikTok:tuki.music

YouTube:@tuki.music_official

歌手「tuki.」さんは、2023年3月時点では15歳のシンガーソングライターです。彼女は13歳のコロナ禍で学校が自粛期間の中、暇で父親のギターを触り始めたことがきっかけで音楽を作り始めました。ギターを始めてすぐ、同じ13歳の頃にTikTokを中心に弾き語りで「歌ってみた」動画を投稿し始めます。

2023年7月7日には自身初となるオリジナル曲「晩餐歌」の弾き語りのサビを公開し、9月29日にはフルバージョンをリリース。1か月後にはBillboard Japanの総合ソングチャート“Hot 100”の14位にランクインし、2024年1月には総合首位を獲得しました。歴代最年少でストリーミング再生累計1億回再生を突破する快挙も成し遂げています。

2.歌手「tuki.」の魅力

tuki.というアーティスト名は本名ではありません。tuki.さんは月の神秘的なイメージが昔から好きだったことからこの名前をつけました。プロフィールをはじめtuki.の素性や素顔などは明かされていないことから、ファンの中ではtuki.さんに対してミステリアスで神秘的なイメージを持つ方も少なくありません。

以下では、多くの方が感じているtuki.さんの魅力をいくつか紹介します。

2-1.圧倒的な歌唱力

tuki.さんの楽曲を聴いて多くの方が感じるのは、中学生ながら抜群の歌唱力の高さでしょう。芯が強く伸びやかで、聴き手の心に深くじんわり広がるような繊細な歌声です。TikTokやInstagram、YouTubeでは弾き語りの動画も多数公開しており、弾き語りでは彼女の美しい歌声がより楽しめます。

純粋に楽しいから歌っているという彼女の発言にあるように、幼少期から音楽が好きで歌い続けてきたからこそ、自然と今の歌唱力が身についたと考えられます。

2-2.一般レベルを超えたMV

tuki.さんの楽曲「晩餐歌」のMVは、tuki.さんが父親に出世払いを約束して資金を出してもらい制作が行われました。tuki.さんの歌声やメロディ、歌詞など楽曲自体の魅力はもちろんあるものの、MVは事務所に所属していないアマチュア・アーティストとは思えない完成度です。

MVではtuki.さんの顔は直接映らないようになっていますが、光の当たり具合やカメラワークが晩餐歌の儚い歌詞をうまく表現しています。

2-3.15歳とは思えない作詞作曲センス

一度聴くと耳を離れないメロディ、また歌詞の制作技術の高さも多くの方がtuki.さんに感じている魅力の1つです。独自の詞世界を持っており、例えば晩餐歌ではサビに「何万回夜を過ごしたって忘れぬような 最高のフルコースを頂戴」という独自の言葉選びをしています。

歌詞には15歳とは思えない大人の感性が息づいており、「本当に15歳?」とつい疑ってしまう方も少なくありません。13歳の頃から楽曲を作り始めて、2年ほどで人の心に響く歌詞を作成してしまう才能も素晴らしいです。

3.歌手「tuki.」の楽曲制作のポイント

tuki.さんは幼少期からクラシックピアノを習っており、小さい頃から音楽が身近にある環境で育ちました。また13歳からはギターも始め、その頃から作詞作曲も始めています。楽曲制作は曲によってピアノとギターを使用しています。初のオリジナル曲「晩餐歌」ではギターでコードを組み合わせて作り、その後の作品「⼀輪花」と「サクラキミワタシ」はピアノで作曲されました。

楽曲制作は日常の経験からインスパイアされることが多いようで、インタビューではアニメや漫画、日常生活から曲作りの刺激を受けていると発言されています。また作詞は心の動いた瞬間を文字に起こすことを大事にされており、ネットで言葉を調べて地道に作詞するのが今のスタイルのようです。

4.歌手「tuki.」の代表曲

tuki.さんは2024年3月時点で楽曲を3曲リリースしています。「誰かの心に響きますように。」とtuki.さんが各SNSに記載した願いは多くの方に届いており、晩餐歌を2023年7月にリリースしてからtuki.さんの楽曲の注目度は止まるところを知りません。

以下では、tuki.さんがこれまでリリースした楽曲をそれぞれ紹介します。

4-1.晩餐歌

tuki.さんの自身初となるオリジナル楽曲「晩餐歌」は、tuki.さんが史上最年少でストリーミング再生累計1億回を達成した、tuki.さんの代表曲と言える一曲です。愛を求める気持ちと、愛を求めるばかりに相手を傷つけてしまう不安を綴った楽曲となっています。

晩餐歌はもともと「フルコース」が仮タイトルとして決められていました。しかし、tuki.さんが美術の授業で「最後の晩餐」を偶然学んだこと、また父親から「人生は3万日しかない」と言われたことがtuki.さんの中で組み合わさり「晩餐歌」が生まれました。

楽曲は導入部分からサビ部分になるにつれて壮大かつドラマチックなサウンドに展開されていき、サビでは芯のあるtuki.さんの歌声が強く印象に残ります。さまざまな解釈ができる、tuki.さんらしい言葉選びが展開された歌詞も注目ポイントです。

4-2.一輪花

晩餐歌で大きな反響を得たtuki.さんが、2023年11月に2曲目としてリリースした楽曲が「一輪花」です。一輪花はアニメ「呪術廻戦」からインスパイアされた楽曲となっており、登場人物の夏油傑が仲間の元を離れ、闇落ちするシーンにtuki.さんが心を動かされ制作されました。メロディと曲の雰囲気はアニメの影響を受け、歌詞はtuki.さんの友人の恋愛話からも影響を受けながら制作されています。

1人で強く歩み進むと決めたのに、孤独感や仲間の愛を辛く感じている。しかし、その辛い気持ちも全部抱えて生きていくといった、愛と哀しみを歌った儚い歌詞です。

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4-3.サクラキミワタシ

サクラキミワタシは、ABEMAの番組「今日、好きになりました。卒業編2024」の挿入歌にもなっている楽曲です。中学3年生のtuki.さんが中学校を卒業することもあり、大好きな先生や友達など学校との別れを惜しむ卒業ソングになっています。tuki.さん自身も、卒業に対する自分のリアルな気持ちを率直にぶつけた歌詞にしたとインタビューで発言しています。

MVを担当したのは「晩餐歌」に引き続き、漫画・アニメ「約束のネバーランド」で作画を担当した出水ぽすかさんです。

まとめ

歌手のtuki.さんは、2023年7月7日にTikTokで発表した「晩餐歌」で爆発的に注目を浴び始めました。中学3年生ながら抜群の歌唱力と作詞作曲技術が話題となり、2024年3月現在も2024年注目アーティストとして多くのシーンで取り上げられています。

2023年3月には中学卒業を迎え、新たな生活を始めるtuki.さん。日常生活からの影響を受けて楽曲を制作するとのことで、今後の活躍にも大きな期待が集まっています。

tuki.さんはInstagramやX、TikTokなどさまざまなSNSを更新しているため、最新情報はぜひ各種SNSでチェックしてくださいね。

※当記事は2024年3月時点の情報をもとに作成しています

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