呪術廻戦のアニメ・劇場版の主題歌（OP・ED）を一覧で紹介！

呪術廻戦のアニメ1期は、主人公・虎杖悠仁（いたどりゆうじ）が呪術師の世界に足を踏み入れ、戦いの中で成長していく姿が描かれた作品です。

人並外れた身体能力を持つ高校生・虎杖は、ある事件をきっかけに呪いの王・両面宿儺（りょうめんすくな）と体を共有することになります。呪力を手に入れた虎杖は呪術師の専門学校「呪術高専」に編入し、最強の教師や同年代の仲間と出会う中で成長を遂げていきます。確固たる価値観を持つ女子高生や脱サラ呪術師など、個性的な登場人物が多いのも魅力です。

以下では、呪術廻戦のアニメ第1期の主題歌を4つご紹介します。

廻廻奇譚（かいかいきたん）はシンガーソングライター・Eve（イブ）さんが歌う楽曲です。タイトルをはじめ、「闇を祓って」「夜の帳」「呪い」など、呪術廻戦にまつわるキーワードが散りばめられた歌詞が魅力の1つとなっています。歌詞には作品のストーリーや主人公の心情なども反映されており、原作ファンからも評価が高い人気曲です。

独特なテンポや疾走感も人気の理由となっており、YouTubeで配信されている公式MVは2024年1月時点で再生数3.4億回を突破しています。

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LOST IN PARADISEは多国籍バンド・ALI（アリ）が手掛ける楽曲です。ラッパーのAKLO（アクロ）さんがゲスト参加しており、アニメソングでありながら軽快なラップパートから始まる大胆な構成となっています。曲調は現代風ディスコミュージックで、作品の重いストーリーに反したノリのよさが魅力の1つです。

LOST IN PARADISEは、呪術廻戦のキャラクターたちの休日を描いたスタイリッシュなED映像も話題となりました。キャラクターたちの、本編中ではなかなか見られない一面を垣間見られる貴重なアニメ映像となっています。

VIVID VICEは、クリエイターズユニット・Who-ya Extended（フーヤエクステンデッド）が手掛けた楽曲です。中心メンバーであるボーカリストのWho-ya（フーヤ）さんはVIVID VICEが発売された2021年時点で弱冠21歳であり、今後の活躍も期待されています。

VIVID VICEは、スピード感がある曲調とダークな雰囲気のマリアージュが魅力です。歌詞は特定のキャラクターというよりも誰の視点ともとれる内容になっており、さまざまな解釈が可能となっています。

give it backは、スリーピースバンド・Cö shu Nie（コシュニエ）が手掛けた楽曲です。アニメ呪術廻戦では初のバラード曲であり、序盤のゆったりしたメロディとサビの盛り上がりが胸を打つ1曲となっています。

give it backのテーマとなっているのは、アニメ第1期の第2クールのエピソード「起首雷同編」です。誰もが過去に抱える何かしらの痛みや、生きていく中で失っていくもの、それでも他者と手を取り合いながら先に進んでいく希望などが繊細に描かれています。

呪術廻戦のアニメ第2期の第1クールは、主人公を呪術師の世界に導いた教師・五条悟（ごじょうさとる）の学生時代を描いた物語です。劇場版で呪術師と敵対する人物・夏油傑（げとうすぐる）が、五条と袂を分かつまでが描かれています。

第2クールで描かれるのはアニメ第1期の続きとなるストーリーです。10月31日のハロウィンでにぎわう渋谷で突如大勢の一般人が閉じ込められ、救助に向かった五条をはじめとする呪術師たちも敵の罠にはまっていきます。バトルのスケールが急速に拡大し、見応えのある戦闘シーンが連続する目が離せない作品です。

以下では、呪術廻戦のアニメ第2期のOP・ED曲をご紹介します。

青のすみかは、シンガーソングライターのキタニタツヤさんが手掛けた楽曲です。第1クールのストーリー「懐玉・玉折」のために書き下ろされた1曲であり、キャラクターたちの青春や決別を彷彿とさせる歌詞が魅力となっています。

曲作りにあたっては、アニメスタッフからも「青春をテーマに作ってほしい」というオーダーがあったとのこと。疾走感のある曲調や爽やかな歌声も「青春」というテーマにマッチしていると言えるでしょう。

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燈は、シンガーソングライターの崎山蒼志さんが手掛けた楽曲です。「懐玉・玉折」の中で、優しさや信念を持ちながらも苦悩や葛藤を抱え、友と道を違えてしまう夏油の心情にフォーカスした歌詞が魅力となっています。切ない歌詞でありながら、優しげなメロディや歌声が印象的な1曲です。

ラップのように韻を踏んだ独特な歌詞も多く散りばめられており、遊び心も感じられます。

SPECIALZは、劇場版のテーマソングも手掛けたKing Gnu（キングヌー）による楽曲です。呪霊たちが大暴れする第2クールのストーリー「渋谷事変」を彩るのにふさわしい、ダークでインパクトのある1曲となっています。

SPECIALZは、映画のようなクオリティで展開されるOP映像との調和具合も見事です。公式MVにも呪術廻戦の世界観や要素が多数組み込まれており、King Gnuファンはもちろん作品ファンも必見の楽曲となっています。

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more than wordsは3人組バンド・羊文学（ひつじぶんがく）が手掛ける楽曲です。「渋谷事変」のエンディングテーマとして書き下ろされた曲であり、タイトルは直訳すると「言葉以上のもの」となります。

more than wordsは、「渋谷事変」で失意のどん底を経験する主人公の帰る場所になるED楽曲を、というオーダーの元で制作されたと言います。痛々しいまでの苦悩が描かれながらも、同級生たちの存在に光を見出す主人公の心情が巧みに描かれた1曲です。

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劇場版呪術廻戦は、2021年12月24日、作中で百鬼夜行が行われたクリスマスイブに公開されました。上映時期としては第1期と第2期の間になります。

劇場版呪術廻戦は原作の0巻を元に制作された作品です。本編の1年前を描いたストーリーで、いわゆる前日譚という位置づけになります。主人公は虎杖の1年上の先輩・乙骨憂太（おっこつゆうた）です。幼い頃に事故死した幼馴染の呪いを解くために呪術高専に編入し、さまざまな事件を経て成長します。

劇場版呪術廻戦の主題歌は、主題歌・EDテーマともにKing Gnuが手掛けています。

「一途」は、破滅的とも呼べるような純愛を描いたアップテンポな楽曲です。曲名にもなっている「一途」は劇場版呪術廻戦のテーマの1つとも言えるもので、乙骨とその幼馴染・里香との関係性や心情が赤裸々に表現されています。

「すべてがサビ」とも言えるような疾走感のあるメロディからは力強さが感じられ、King Gnuの作品に対する理解の深さが窺えます。

逆夢は、一途から一転してスローテンポなバラード曲です。狂気的なほどに真っ直ぐなラブソングである一途とは対照的に、逆夢はしっとりとした切ない歌詞が魅力となっています。

決して暗い曲調ではないからこそ歌詞の意味がダイレクトに胸を打つ、印象的な楽曲です。切ないながらも、最後にはどこかあたたかな未来を予感させる名曲となっています。

TVアニメ呪術廻戦の主題歌にはこれまでKing Gnuやキタニタツヤさんなど多くの人気アーティストが楽曲を提供してきました。楽曲はどれも呪術廻戦のストーリーやキャラクターの心情などにリンクしたものとなっており、楽曲にあったOPやEDの映像も見どころです。

アニメ第2期終了後、続編となる「死滅回遊」の制作決定も発表されました。TVシリーズとなるのか映画となるのか、放送形式はまだ決まっていませんが、第3期に起用される楽曲・アーティストにも大いに期待ができます！

※当記事は2024年1月時点の情報をもとに作成しています