Wanna One（ワナワン）のメンバー11人のプロフィールと現在を解説！

Wanna One（ワナワン）は、2017年8月から2019年1月まで512日間という短期間の活動を行った11人組の男性アイドルグループです。デビュー後4か月で31個ものトロフィーを獲得するなど高い実力を持ち、活動期間こそ短いものの数多くのファンを生み出しました。メンバーは全員オーディション番組「PRODUCE101 season2」を勝ち抜いており、それぞれが個性的な魅力を持っています。

この記事では、Wanna Oneのメンバー11人のプロフィールや、現在の活動内容について解説します。

Wanna One（ワナワン）は、韓国の公開オーディション番組「PRODUCE101 season2」の合格者で結成された11人組の男性アイドルグループです。2017年8月にデビューした後、新人アーティストグループとして数々の記録を打ち立てています。EXOやBTSと並んでK-POP3大ボーイズグループとして人気を博しました。

しかし、当初から期間限定のアイドルグループという取り決めがあり、2019年1月に惜しまれながら活動を終了しています。

Wanna Oneのデビュー曲「Energetic」は、音楽配信チャートや音楽番組で1位を獲得した代表曲です。ビルボードの音楽評論家が選ぶ「2017年K-POP最高の歌20曲」でも1位に選ばれました。

グループとしてのメンバー活動は終了しているWanna Oneですが、オーディションの激戦を勝ち抜いたメンバー全員の実力には定評があります。解散後も個々で芸能活動を続けるWanna Oneのメンバープロフィールを解説します。

カン・ダニエルさんは、Wanna Oneでセンターを務めたメンバーです。現在はソロで音楽活動を続けながら、ドラマやMCなど多方面で活躍しています。

PRODUCE 101 SEASON2の最終順位を1位で通過したカン・ダニエルさんですが、オーディション開始当初はそれほど注目を集めるメンバーではありませんでした。さまざまなミッションに前向きに挑戦する姿や、ひたむきに練習を続ける姿勢に評価が集まり、最終的には2位と40万票以上の差をつけてトップを獲得しました。

パク・ジフンさんは、PRODUCE 101 SEASON2の投票で2位を獲得したメンバーです。Wanna Oneではリードダンサー、サブラッパー、サブボーカルを担当しました。現在はソロシンガーの活動のほか、俳優として才能を発揮しています。

パク・ジフンさんは、幼い頃からドラマやバラエティ番組に出演してきました。7歳で韓国ドラマデビューを果たし、子役時代には撮影時に涙を流すといった演技力を獲得するなど、ステージで卓越した表現力を発揮できるメンバーの1人です。

PRODUCE 101 SEASON2を最終順位3位で通過したイ・デフィさんは、Wanna Oneでサブボーカルを務めたメンバーです。解散後は、BRANDNEW MUSICのボーイズグループ「AB6IX」に所属し、活動を続けています。

イ・デフィさんは、高い音楽スキルとプロデュース力を持つことで知られる存在です。PRODUCE 101 season2では、実力を披露するレベル分けテストで自作曲を披露し、注目を集めました。AB6IXではリードボーカルのほか、メインプロデューサーを務めています。

キム・ジェファンさんは、Wanna Oneでメインボーカルを務めたメンバーです。事務所に所属しない個人練習生としてPRODUCE 101 SEASON2に参加しました。人気投票では4位を獲得し、現在はソロで歌手や俳優として活躍しています。

キム・ジェファンさんの特徴は高い歌唱力です。ソロデビュー曲「안녕하세요（Begin Again）」は、発売から8日で韓国の音楽番組チャート1位を獲得し、実力派ソロシンガーとして評価を得ています。

オン・ソンウさんは、Wanna Oneではリードボーカル、リードダンサーを担当していました。学生時代には演技を学んでいたこともあり、解散後はテレビ番組やドラマ、映画などに出演。俳優として活躍の場を広げています。2020年には日本でも公式ファンクラブが開設されました。

整った顔立ちと、周りを楽しませる明るい人柄が魅力で、PRODUCE 101 SEASON2中も、練習生たちから好かれていました。現在は陸軍に入隊し、服務を開始しています。

韓国、釜山出身のパク・ウジンさんは、Wanna Oneでメインラッパー、メインダンサーを担当したメンバーです。小学校の頃からアイドルを目指し、ダンススクールに通い始めます。

2009年にはMnet放送のオーディション番組「スーパースターK」に出演し、ラップを披露するなど、デビュー前からメディアに登場していました。現在はAB6IXの一員としてアーティスト活動を続け、日本デビューも果たしています。

ライ・グァンリンさんは、Wanna Oneのサブラッパーとして活躍した唯一の台湾出身のメンバーです。また、デビュー当時は15歳と最年少のメンバーでもありました。現在は中国で俳優や歌手として活動を続けています。

母国語の中国語に加え、英語が得意だったライ・グァンリンさんは、PRODUCE 101 SEASON2のレッスン中に韓国語を習得しました。Wanna Oneメンバーに選ばれた時には流暢な韓国語で挨拶をするなど、努力家の一面を持っています。

ユン・ジソンさんは、Wanna Oneの最年長メンバーです。いくつもの所属事務所で練習生期間を過ごし、デビューまでの苦労を経験しています。グループではリーダーを務めました。優しい性格から周りを和ませ、メンバーから愛されるキャラクターの持ち主です。現在はソロアーティストとして歌手、俳優、CMなど幅広く活動を広げています。

Wanna Oneのリードボーカルを担当したファン・ミンヒョンさんは、17歳からボーイズグループ「NU’EST」のメンバーとして活躍しています。PRODUCE 101 SEASON2はNU’ESTの活動を休止して参加しました。Wanna One解散後はNU’ESTに復帰し、2022年まで活動を続けました。NU’EST解散後も、複数のドラマで主演を務めるなど、俳優やソロアーティストとして活躍中です。

ペ・ジンヨンさんは、Wanna Oneでサブボーカルを担当したメンバーです。端正な顔立ちとモデルのようなスタイルが魅力ですが、オーディション当初は内気な性格が災いして審査員の評価を下げていました。レッスンで経験を積んだことで自信が付き、デビュー評価では見事なパフォーマンスを披露しています。

Wanna One解散後はソロ活動の後、CIXのセンターボーカル、ダンサー「ジニョン」として活躍しています。

Wanna Oneでメインボーカルを務めていたハ・ソンウンさんは、2014年にHOTSHOT（ホットショット）の一員としてデビューした経験を持つメンバーです。PRODUCE 101 SEASON2では、ハイレベルな歌やダンスで観客を惹きつけるパフォーマンスを見せてくれました。現在は陸軍に現役で入隊し、軍生活を送っています。

Wanna One（ワナワン）の魅力の1つは、オーディションを勝ち抜いた11名の個性的なメンバーそれぞれのキャラクター性です。1年半で解散したにもかかわらず、2021年に1日だけ再結成した際には大きな話題を呼ぶほど、それぞれのメンバーは強い個性と魅力を持っています。

解散後も俳優や歌手、アイドルとして活躍しているWanna Oneのメンバーは数多く、それぞれの道を歩んでいることが伺えます。今後、Wanna Oneが再び結成する機会があれば、解散前以上の魅力あふれるステージを見られるでしょう。

※当記事は2023年9月時点の情報をもとに作成しています