好きなアーティストのドーム公演が決まると、会場の大きさや、ほかのドームと比べてどれくらいの規模なのかが気になる方も多いでしょう。日本には「5大ドーム」と呼ばれる大型会場があり、それぞれ収容人数や特徴が異なります。
この記事では、5大ドームの最大収容人数を一覧で比べながら、各ドームの特徴、5大ドームツアーを開催したアーティスト、そしてドーム・アリーナ・スタジアムの規模の違いなど解説します。推しがどれだけ大きな舞台に立っているのか、規模感をつかむ参考にしてください。
1. 日本の5大ドームのキャパとは?
日本の5大ドームとは、東京ドーム・京セラドーム大阪・大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)・バンテリンドーム ナゴヤ・みずほPayPayドーム福岡の5つを指します。いずれも数万人を収容できる全国屈指の大型会場で、ライブツアーの定番として親しまれてきました。
| 会場名 | 最大収容人数 |
|---|---|
| 東京ドーム | 55,000人 |
| 京セラドーム大阪 | 55,000人 |
| 大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム) | 53,820人 |
| バンテリンドーム ナゴヤ | 49,185人 |
| みずほPayPayドーム福岡 | 40,142人 |
出典:大和ハウス プレミストドーム「大和ハウス プレミストドームとは」
収容人数はいずれも4万人を超え、中でも東京ドームと京セラドーム大阪が5万5,000人で最大規模です。同じ屋根付きの全天候型ドームでも、収容人数には数千人単位の差があります。
ここからは、各ドームのライブ会場としての特徴を紹介します。
1-1. 東京ドーム
東京ドームは、1988年に開業した日本初の全天候型多目的スタジアムです。読売ジャイアンツの本拠地として知られ、野球はもちろん、コンサートや展示会まで年間を通してさまざまなイベントの舞台になってきました。最大収容人数は5万5,000人(野球開催時は約4万3,500人)で、ライブ規模の大きさを表す「東京ドーム何個分」という言葉が生まれるほど、日本を代表する会場として定着しています。
同じ敷地の東京ドームシティには、遊園地やスパ ラクーア、ホテル、野球殿堂博物館などが集まっており、開演前や公演後にも一日中楽しめる点も魅力です。
1-2. 京セラドーム大阪
2025.4.24(木),26(土),27(日)
— 【公式】京セラドーム大阪 (@Kyocera_Dome_) April 28, 2025
SEVENTEEN 2025
JAPAN FANMEETING 'HOLIDAY'
2年ぶりの #京セラドーム大阪 での
ファンミーティング開催💎
SEVENTEENと過ごした特別な
'HOLIDAY' は #carat の笑顔と声援が
あふれる特別な休暇となりました!
\今年デビュー10周年おめでとうございます/#SEVENTEENpic.twitter.com/5bVrDYYnDh
京セラドーム大阪は、大阪市西区にある円形フィールドが特徴の多目的ドームです。プロ野球オリックス・バファローズの本拠地であり、コンサートから格闘技まで幅広いイベントに使われてきました。最大収容人員は5万5,000人と東京ドームに並ぶ規模で、西日本を代表するライブ会場の1つです。
ドーム内は、イベント空間と観客席の距離を近づける設計で、臨場感と一体感を得やすいのが魅力です。プロ野球開催時の観戦席数は3万6,220席ですが、ライブではステージ構成に応じて収容人数が変わります。周辺には商業施設もそろい、公演前後の食事や買い物にも便利な立地です。
1-3. 大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)
大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)は、2001年に開業した北海道最大・日本最北の全天候型ドームです。建築家の原広司さんが手がけた曲線的なデザインで知られ、北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムとしてファンに愛されています。最大収容人数は5万3,820人(野球開催時は4万2,072人)で、5大ドームの中では東京ドーム・大阪ドームに次ぐ広さを誇ります。
館内には国内でもめずらしい展望台やキッズパークがあり、ライブ以外の日でも観光気分で楽しめるのが特徴です。駐車場は1,600台以上を備えますが、周辺は閑静な住宅地のため、公共交通機関での来場がすすめられています。地下鉄福住駅から徒歩約10分と、遠方から訪れても向かいやすい会場です。
1-4. バンテリンドーム ナゴヤ
バンテリンドーム ナゴヤは、1997年に開業した地上6階建ての屋内多目的施設です。プロ野球中日ドラゴンズの本拠地として知られ、野球の試合に加えてコンサートや展示会など幅広いイベントに利用されてきました。アリーナ使用時の最大収容人数は4万9,185人で、東海地方で最大級のライブ会場です。
2022年には、天然芝に近い感覚でプレーできる人工芝へ更新され、光の照り返しをおさえる工夫も取り入れられました。名古屋グルメを味わえる売店もそろい、観戦やライブとあわせて味覚も楽しめます。
1-5. みずほPayPayドーム福岡
みずほPayPayドーム福岡は、日本で初めて開閉式の屋根を採用した全天候型ドームです。プロ野球福岡ソフトバンクホークスの本拠地で、九州最大級の規模を誇ります。最大収容人員は4万142人と、ほかの4つのドームと同じく4万人を超える大型のライブ会場です。
場内には国内球場最大級の大型ビジョン「ホークスビジョン」が設置され、5面が連動する迫力ある映像とともにライブを楽しめます。隣接するBOSS E・ZO FUKUOKAには体験型アトラクションや飲食店が集まり、公演前後の時間も過ごしやすい環境です。駐車台数も約1,700台と多く、九州各地から訪れるファンに支持されている会場です。
2. 5大ドームツアーを行ったアーティスト一覧
5大ドームツアーとは、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5つのドームすべてを巡る全国規模のライブツアーです。1公演で数万人を集める会場を5都市で満員にする必要があるため、実現できるのは圧倒的な人気と集客力、そして実績を兼ね備えた一部のアーティストに限られます。ファンにとって、推しが5大ドームツアーを達成する瞬間は「国民的アーティスト」の証となる特別な出来事です。
これまでに5大ドームツアーを開催した、代表的な国内アーティストは以下の通りです。
- SMAP(2001年~2014年に計8回)
- 嵐(2008年~2019年に計10回)
- B’z(2003年・2006年)
- Mr.Children(2005年・2009年・2017年・2019年 ほか)
- サザンオールスターズ(2005年・2015年・2019年)
- EXILE(2008年・2011年・2013年・2015年・2018~2019年 ほか)
- 三代目 J SOUL BROTHERS(2015年~2017年・2019年)
- DREAMS COME TRUE(2015~2016年・2023年)
- 安室奈美恵さん(2012年・2018年)
- 桑田佳祐さん(2002年・2017年・2022年)
- 福山雅治さん(2014年)
- Snow Man(2024年)
- SixTONES(2025年)
- King Gnu(2024年)
- Mrs. GREEN APPLE(2025年)
顔ぶれを見ると、長年トップを走り続けるベテランから、2020年代に人気を高めてきた若手グループまで、幅広い世代のアーティストが名を連ねています。Snow ManやSixTONESといったグループ、King GnuやMrs. GREEN APPLEなどのバンドも、近年5大ドームツアーを成功させました。東方神起やBIGBANGなど海外やアジアのアーティストにも日本のドームでライブを行う動きが広がっており、5大ドームツアーは今なお多くのアーティストにとって大きな目標であり続けています。
3. ドーム・アリーナ・スタジアムの違い
ドーム・アリーナ・スタジアムは、どれも大規模なライブに使われる会場ですが、屋根の有無と収容規模に違いがあります。
スタジアムは主に屋根のない屋外型の施設で、数万人規模の観客が生み出す開放感とスケール感が魅力です。その一方で、天候の影響を受けやすく、雨や暑さ・寒さへの備えが欠かせません。
ドームは、そのスタジアムに屋根をかけた全天候型の会場です。天候に左右されず、大型のステージセットやプロジェクションマッピングなど、屋内ならではの演出を楽しめます。アリーナは屋内施設という点ではドームと共通しますが、収容人数は1万~2万人ほどで、ドームより一回りコンパクトな会場が中心です。
まとめ
5大ドームは、東京ドーム・京セラドーム大阪・大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)・バンテリンドーム ナゴヤ・みずほPayPayドーム福岡の5会場で、いずれも4万人以上を収容する国内最大級のライブ会場です。とりわけ東京ドームと京セラドーム大阪は5万5,000人と規模が大きく、5大ドームツアーはトップアーティストだけが実現できる特別なツアーとして知られてきました。
ドーム・アリーナ・スタジアムの規模の違いを押さえておけば、推しがどれだけ大きな舞台に立っているかを実感できます。チケットを申し込む前に、会場のキャパをチェックしておきましょう。
※当記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています










