ワンオクのTAKAは元ジャニーズ？入所と退所の理由を解説

ONE OK ROCK（ワンオク）は世界中で活躍している日本人男性4人組のロックバンドです。グループでボーカルを務めるTAKAさんは、ONE OK ROCKのボーカルとしてデビューする前はジャニーズに所属していました。

当記事では、ONE OK ROCKのTAKAさんのジャニーズ時代について、ジャニーズに入ったきっかけや退所理由などを解説します。TAKAさんのことを詳しく知りたいという方は、ぜひご覧ください。

ONE OK ROCKのTAKAさんは、昔ジャニーズに所属していて、NEWSのメンバーとして2003年にデビューしました。当時のNEWSは、9人組のアイドルグループでした。

●NEWSデビュー初期の9人のメンバー

NEWSはデビュー当時9人で活動していたもののメンバーが脱退していき、現在は3人（小山 慶一郎さん、増田 貴久さん、加藤 シゲアキさん）で活動しています。グループ結成当時からNEWSは大人気で、デビューシングルから22作連続でのオリコンチャート1位を獲得しています。TAKAさんはNEWSが人気絶頂の中でNEWSを脱退して、ジャニーズ事務所も退所しました。

ここでは、TAKAさんがジャニーズに入った理由と退所した理由について解説します。

TAKAさんがジャニーズに入ったきっかけは、「少年隊」の舞台を見たことです。TAKAさんが当時小学生だった頃に、大物歌手で父親の森 進一さんに連れられて「少年隊」の舞台を見に行きました。

TAKAさんは「少年隊」の歌とダンスを見て、森 進一さんに「自分も踊りたい」とお願いします。森 進一さんは教育熱心な父親だったため、「学業に支障をきたす場合はすぐに辞めさせる」と条件を付けてジャニーズに入ることを認めました。

TAKAさんはNEWSとしてデビューしてから3か月で脱退して、ジャニーズ事務所も退所します。TAKAさんがなぜジャニーズを脱退したかというと、表向きの脱退理由は「学業に専念するため」です。

しかし、2003年の雑誌「BUBUKA」の11月号に掲載されたスキャンダルが原因とも言われています。「BUBUKA」では、ラブホテルでのTAKAさんと女性のツーショット写真や、未成年にも関わらず喫煙していた疑惑が取り上げられました。TAKAさんは2003年12月にジャニーズ事務所を退所し、2005年3月に慶應義塾湘南藤沢高等部も自主退学しています。

TAKAさんは、ロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカルです。父親が森 進一さん、母親が森 昌子さん、弟がロックバンド「MY FIRST STORY」のHiroさんという芸能一家に生まれました。

ONE OK ROCKは2005年に結成され、2007年にデビューしてからは積極的にライブを行い、若い世代を中心に支持されています。ロックが軸となったサウンドやライブパフォーマンスが人気です。2018年には全国ドームツアーを行い、東京ドームは2日間にかけて開催されました。ONE OK ROCKは日本だけではなく海外レーベルとも契約をしていて、アジア、アメリカ、ヨーロッパでのワールドツアーも成功しています。

ONE OK ROCKという名前の由来は、グループを結成した当時、午前1時（one o’clock）からリハーサルしていたためです。バンド名を考えたのは初代メンバーのYouさんで、「1つのよいロック」という意味もかかっています。

世界的なバンドになりつつあるONE OK ROCKの中でもTAKAさんの存在感は圧倒的で、「ワンオクと言えばTAKAさん」と言われるほどです。

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ONE OK ROCKの楽曲は、メタルやロックなどさまざまな要素を取り入れています。ロックで激しい曲の中で、しっとりとしたバラードがあることもファンに人気です。

また、近年TAKAさんは清水 翔太さんや絢香さんなど他のアーティストとの活動も盛んに行われています。TAKAさんの唯一無二の歌声は、バンド以外の場所でも幅広く求められていると言えるでしょう。

ここでは、ファンがTAKAさんに感じている魅力を詳しく解説します。

TAKAさんの魅力の1つは、圧倒的な歌唱力です。ONE OK ROCKは海外でも活躍していることから、TAKAさんの歌唱力は世界規模で認められていると言えます。TAKAさんは音域が幅広く、女性ボーカルが出すような高さまで難なく出せます。高い音で歌っても苦しそうではなく、声質は柔らかいままです。

TAKAさんの声は高音・中音・低音の周波数もバランスがよいため、高い音から低い音まできれいに出せます。まさにTAKAさんは音楽の天性の才能があると言えるでしょう。

TAKAさんは歌声以外に、ジャニーズに入所できるほどの整ったビジュアルでもファンを魅了しています。幼い頃は可愛い印象を受ける顔立ちをしていたものの、ONE OK ROCKとして活躍していく中で格好よさも加わっていきました。

2017年のイギリスでの野外フェス「Reading Festival」では、TAKAさんの短髪で眼光鋭く歌う姿が格好いいと話題になります。2019年にはスーツ姿で歌う写真をInstagramに投稿していて、ファンは珍しいクールなスーツ姿に「素敵すぎる」と大歓喜していました。

TAKAさんの書く歌詞はメッセージ性が強く、聴く人を励ましてくれます。フィギュアスケート選手の羽生 結弦さんは、ONE OK ROCKの楽曲「未完成交響曲」に勇気をもらったと話していました。

恋愛の歌詞は、「実体験から書かず、想像や映画を観た後に入り込んで書くことが多い」とTAKAさん自身が語っています。しかし、TAKAさんは日本語の歌詞の場合は、「よくないほうに大分エグい」とも話していました。

ONE OK ROCKは日本だけではなく、アジアやアメリカなどグローバルに活動しています。音楽プロデューサーのミニー・Pさんはアメリカにいた頃、現地のプロデューサーたちが「TAKAさんは優れたボーカリスト」という声をよく聞いたと語っていました。

TAKAさんは英語力も絶賛されています。TAKAさんは英語でインタビューされた際に、あまりにも英語の発音がよかったため、留学していたのではと噂されていました。しかし、実際はTAKAさんは留学経験がなく、英語は独学です。TAKAさんの英語力が高いため、初めてONE OK ROCKの楽曲を聴いた人は「外国のバンドだ」と思うことが多くあります。

ファンの中では、TAKAさんが作詞した「欲望に満ちた青年団」はジャニーズ時代を歌った曲として話題になっています。ONE OK ROCKの歌詞は抽象的なものが多い中で、2008年リリースの「欲望に満ちた青年団」の歌詞は直接的です。

「一度はあの光を見たんだよ　とてもキレイで　でも今思えば汚かった　あれはいわゆる　Bad Day Dreams」という歌詞は、ジャニーズ入所のことと言われています。また、「気が付くと真っ暗な部屋に一人ぼっちだった　終わった　もう戻れないなんて　歩くのも止めた」という歌詞に、ジャニーズを辞めた後とみなすファンが多くいました。

続く歌詞は「I’m not alone, I’m not alone We’re not, We’re not, We’re not alone　お金じゃ買えないもの手に入れて」です。「お金じゃ買えないもの」は、ONE OK ROCKの仲間との出会いを表していると言われています。

ONE OK ROCKのTAKAさんは昔、少年隊の舞台を見て感動したことがきっかけにジャニーズ事務所に所属しました。2003年にはNEWSのメンバーとしてデビューし、デビュー後3か月でジャニーズを退所します。学業に専念するためという理由での退所でしたが、実際は退所前に雑誌に掲載されたスキャンダルが理由ではないかと言われています。

その後2005年にONE OK ROCKを結成し徐々に力をつけ、今ではワールドツアーをするほど世界的に人気のバンドとなりました。ファンの間では、「欲望に満ちた青年団」というONE OK ROCKの曲は、TAKAさんのジャニーズ時代を歌った曲ではないかと言われています。

※当記事は2023年4月時点の情報をもとに作成しています