TikTokの人気曲15選｜邦楽・洋楽から話題の猫ミーム曲まで！

TikTokには日々たくさんの動画がアップされています。音楽付きの動画も多く、中でもダンス動画は人気です。TikTokを閲覧する中で、耳にしたことがあるものの元ネタが分からない曲があるという人や、人気曲についてもっと詳しく知りたいという人もいるでしょう。

この記事ではTikTokで人気の曲を、邦楽・洋楽・ダンス曲などジャンル分けして紹介します。猫ミームに使われている曲にも触れるため、ぜひ一度お読みください。

TikTokでは「シンプルかつテンポがよいキャッチーな曲」が人気になりやすいという特徴があります。TikTokでは振り付け動画が人気であるため、短時間で気軽に踊りやすい楽曲が広まる傾向があります。

シンプルでキャッチーな曲であれば、新旧問わずさまざまな曲がZ世代を中心に人気になる可能性を秘めています。今回紹介する人気曲にも、数年の間に流行ったものだけでなく約20年前にトレンドになった名曲もあり、TikTokとリズミカルな曲の相性のよさが分かるでしょう。

まずはTikTokで人気の「日本国内の曲」を4つ紹介します。人気テレビアニメの主題歌などになっているものもあり、一度は耳にした曲も多いはず。楽曲の特徴や魅力と合わせてまとめているので、気になる曲があればぜひチェックしてみてください。

YOASOBIの「アイドル」は、テレビアニメ「推しの子」の主題歌として大ヒットしました。同曲のMVビデオ再生数は、公開から約5週間で1億回再生を突破。「Billboard Global Excl. U.S.（アメリカを除く世界200以上の地域における音楽チャート）」で、日本語の歌唱曲として初の1位を獲得しています。

乃紫（のあ）さんの「全方向美少女」は、TikTok内での総再生数14億回を誇る人気曲です。「自己肯定感爆上げソング」とも呼ばれており、自分なりの美しさを追求して努力する女性を支えるような歌詞が人気となっています。

印象に残るメロディーが特徴であり、乃紫さん自身も「TikTokで動画が回りやすい音源になっているか」を意識していると語っています。

コレサワさんの「人生」は、配信リリースのミニアルバム「かわいくしながら待ってるね」の収録楽曲です。サビ部分で繰り返される「好きな子と◯◯」という歌詞に合わせた振り付け動画をインフルエンサーが投稿したことで話題になりました。歌詞の世界観と合わさり、Vlogや推し動画、カップル動画などで幅広く使われています。

シャイトープの「ランデヴー」は、Spotifyバイラルチャートで1位を獲得している人気曲です。失恋した男性目線で描かれており、切ない気持ちになるミディアムバラードな曲調が魅力です。情景をリアルに描写した歌詞と、それを表現するボーカルの甘い歌声が話題となっており、ロングヒットを続けています。

続いて、TikTokで人気の「洋楽」を紹介します。日本語にはない特徴的なリズムを持つ人気曲が多いため、注目してみましょう。また、リズムやメロディーだけでなく、歌詞に込められたメッセージに注目するのも楽しみ方のひとつです。

Fly Projectの「Toca Toca」は、2013年に発表された楽曲です。サビがリズミカルで何度も聴きたくなる曲であり、中毒性抜群です。

フリーザや涼宮ハルヒなど、人気テレビアニメキャラクターがダンスをする動画が人気となり、TikTokでもダンス動画がアップされています。

Charlie Puthさんの「I Don’t Think That I Like Her」は、明るいサウンドが特徴の人気曲です。韓国の人気グループENHYPENが、曲に合わせてダンスチャレンジを行う動画が話題となり、TikTokで人気になっています。

キャッチーなサウンドとは裏腹に、好きな女性と一緒になれない男性の悲しみを表現した歌詞にも注目です。

Meghan Trainorさんの「Made You Look」は、グッチやルイ・ヴィトンなど実在のブランド名が歌詞に登場することでも話題の楽曲です。誰もが踊りやすいダンスとともにTikTokへ動画がアップされたことをきっかけに、人気に火がつきました。

「どのような格好をしている自分も肯定してくれる曲」として多くの人の共感を集めています。

AURORAさんの「Cure For Me」は、民族音楽とエレクトロポップを融合させたようなオリジナルの世界観を持った人気曲です。MV内で踊っている通称「ペンギンダンス」が話題となっています。

メロディーや人気ダンスだけでなく、同性愛者や性自認の不一致などのテーマに切り込んだメッセージ性の高い歌詞にも注目です。

続いて、TikTokで人気の「ダンス曲」を紹介します。さまざまな動画サイトでダンスの様子がアップされているため、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。

Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」は、人気アニメ「マッシュル-MASHLE-」のオープニングテーマに起用された人気曲です。サビでキャラクターが踊る「BBBBダンス」が大きな話題となり、多くのユーザーがダンス動画を投稿しています。

曲の人気は海外にも広がっています。世界中でヒットしている日本の楽曲をランキング化したチャート「Global Japan Songs Excl. Japan」では初登場8位を記録しました。

Adoさんの「唱」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハロウィーンイベントとのコラボでリリースされた曲です。USJ公式アカウントが「#USJ唱ダンスチャレンジ」でダンス動画を投稿したことをきっかけに話題沸騰。TikTokでの総再生数が30億回に上る人気曲となりました。Adoさんの圧倒的な歌唱力と相まってリピートしたくなる中毒性を持っています。

George Ezraさんの「Green Green Grass（sped up）」は、リズミカルで爽快感のあるサビが特徴の人気曲です。原曲よりテンポを早めることでリズミカルなダンスを踊りやすくなり話題となりました。人気ダンスの内容は、足のステップと顔を覆うポーズを組み合わせたシンプルなものとなっています。

RIIZEの「Love 119」は、ノスタルジックなメロディーが魅力の人気曲です。幻想的な雰囲気が醸し出されており、ポップなダンスと合わせてTikTokで話題になっています。

サビで「1（one）-1（one）-9（nine）」とテンポよく歌っている部分は中毒性があり、レトロなメロディーに乗ってつい踊り出したくなる1曲です。

最後に、TikTokで人気の猫ミーム動画の元ネタ曲を紹介します。猫ミームとは、猫の切り抜き動画素材と曲を合わせて、日常のさまざまな出来事を面白おかしくまとめた動画です。可愛い猫たちの動きと楽曲がマッチしている作品も多く、一度は見たことがある方もいるのではないでしょうか。

「ハッピーハッピーハッピー」は、TikTok猫ミーム動画内で「飛び跳ねる猫の素材」と一緒に使われることが多い人気曲です。高音で「ハッピーハッピーハッピー」と繰り返す部分が頻繁に使われています。

飛び跳ねる猫の素材は、ペットショップで売れ残った猫がアピールしている場面を撮影した動画が元となっています。

「チピチピチャパチャパ」は、2003年にリリースされたチリの人気曲です。TikTok猫ミーム動画内では、左右に首を振ってご機嫌な様子の猫動画と一緒に使われています。思わず口ずさみたくなる「チピチピチャパチャパ」という語感のよさも人気の要因でしょう。

「帽子を被って踊る猫（ガールフレンド猫）」は、Avril Lavigneさんの「Girlfriend」とともに使われることが多いです。二足歩行で飼い主に手を掴まれながらダンスしている様子がキュートであり、TikTok猫ミーム動画内でもご機嫌なシーンで頻繁に使われています。

ショート動画が中心のTikTokでは、シンプルでキャッチーな曲が人気です。アニメ主題歌や、MVにダンスがある曲、有名人がダンスチャレンジをした曲も人気となりやすい傾向があります。

また、最新曲・トレンド曲だけでなく、過去のヒット曲や隠れた名曲なども話題となることがあり、TikTokでは新旧の名曲と出会えると言えるでしょう。動画や曲だけでなく、アーティストや歌詞にも注目することで新たな魅力を発見できるかもしれません。

※当記事は2024年4月時点の情報をもとに作成しています