【ワンピース】アニメ・映画の主題歌まとめ！おすすめ曲も

「ウィーアー」は、ワンピースファンにとって最も認知度が高いと言える楽曲です。1999年のテレビアニメ放送の第1話から第47話まで、約1年間親しまれた記念すべき初代OP曲です。

ルフィの冒険の原点と初期メンバーのゾロ・ナミ・サンジ・ウソップの出会いなどの懐かしい作品を支えた人気の主題歌。ウィーアーはこれまでに、数々のアーティストやYouTuberなどがカバーしています。具体的には、東方神起やHIKAKINさん・SEIKINさん、ワンピース声優陣などがカバーしており、ファンから愛され続けている1曲です。

「Believe」は、女性アイドルグループのFolder5による、爽快感あふれるサビやイントロ部分のユーロビートが特徴的な楽曲です。2000年の第48話から2002年の第115話まで使用され、「ウィーアー」とともにワンピース初期のストーリーを盛り上げた2代目OP曲になります。

第48話からは大航海時代の幕開けとなったローグタウンへと物語が突入し、麦わらの一味が本格的に海賊としての第一歩を踏み出します。約1年半という長いスパンで採用された主題歌のため、Believeとともに海賊として成長するルフィたちの姿を思い浮かべるファンも多いと言えるでしょう。

2004年の第207話から第263話まで採用されていたのが、「ココロのちず」です。女性アイドルグループ「BOYSTYLE」が歌を担当しています。曲は「大丈夫さ前に進もう」という歌詞でダイナミックにサビからはじまり、背中を強く押して励ましてくれる力強さを感じる楽曲です。

「ワンピース」という言葉も歌詞に入っていて、たくましく冒険を続ける麦わらの一味とリンクします。エピソードでは、フォクシー海賊団編・ウォーターセブン編が描かれており、ドラマチックな展開がOPの雰囲気ともよくマッチしているおすすめの1曲です。

「One day」は、2010年のエピソード第459話から2011年492話までのマリンフォード編で採用されたOP曲です。ロックバンドのThe ROOTLESSが、ワンピースの世界観に寄せるために試行錯誤して作詞作曲していて、メッセージ性の高い歌詞が魅力となっています。

海軍との頂上戦争というワンピースの中でも重要な局面が描かれており、メロディを聞いただけで感情的になるファンも少なくありません。エースの死と直面するルフィの切なさや諦めずに前に進む姿などを連想させる神曲です。

2009年のエピソード第395話から第425話までのOP曲が、東方神起の「Share The World」です。ポップでスタイリッシュな楽曲はたちまち多くの方の心を魅了し、オリコンチャート1位を獲得するなど、幅広く支持されました。

物語のシャボンディ諸島編では、ルフィが魚人のケイミーを助けるために天竜人と対峙するシーンもあります。さまざまな感情がもつれ合うワンピースの世界観を、オルゴールの切ないイントロから爽快感あるテンポなど多彩なメロディで表現し、カッコよく仕上げた人気のOP曲です。

初代OP曲を歌ったきただにひろしさんが、ロックバンド氣志團とコラボして作り上げた楽曲です。高らかで自信に満ちた男性ボーカルと、力強く発せられる「ウィーキャン！」という歌詞が印象的で、視聴者に元気を与えてくれます。

氣志團は以前から、すべてのメンバーがワンピースをこよなく愛する大ファンでした。ワンピースに対する熱い思いを込めるとともに、氣志團自身の歌手としての人生も重ね合わせる形で「ウィーキャン！」を作り出したと語っています。曲に合わせてブルックがギターを弾いているパートなど、遊び心に満ちたOP映像にも注目です。

音楽で五感を体感する作品をコンセプトに作られた楽曲で、これから始まる本編への期待感を高めてくれます。作詞はDa-iCEのボーカルである花村想太さんが担当しており、歌詞には夢や仲間を持つ大切さと前に踏み出す勇気が綴られています。

パワフルなメッセージをダイレクトに伝えてくれる、疾走感に満ちた楽曲です。「無限大の地図広げ 果てしないあの場所へ」という最初の一文から、冒険に対する熱い情熱を感じられ、多くの視聴者をワクワクさせてくれるでしょう。MVはs**t kingzのshojiさんが振り付けを担当しており、楽曲の爽やかさをより一層際立たせています。

思わず駆け出したくなる、疾走感に満ちた1曲です。明るく元気いっぱいのイントロは、まさにオープニングとしてぴったりです。最初の1秒から、これから始まる本編への熱い気持ちを奮い起こしてくれるでしょう。

ルフィが冒険に抱いているやる気満々のワクワクとした希望を秀逸に表現しており、「ワンピースの曲と言えばこれ」と感じているファンも少なくありません。曲を担当したD-51は、ドラマ「ごくせん」の主題歌を歌ったことでも有名です。そのほか、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の主題歌も担当しています。

元気をもらえる、陽気さに満ちた楽曲です。テンポのよい曲調が、本編への期待とドキドキ感を際立たせています。明るさの中に、どこかノスタルジックな切なさを感じる点も魅力の1つと言えるでしょう。

曲を担当したのは、バラエティ番組「クイズ！ヘキサゴンⅡ」から誕生した音楽ユニット「矢口真里とストローハット」です。「クイズ！ヘキサゴンⅡ」は、ルフィの声を演じている田中真弓さんがナレーションを担当していたことでも有名です。ストローハットとは麦わら帽子の意味であり、ルフィのトレードマークである、シャンクスから受け取った麦わら帽子が由来となっています。

ギターやラッパの楽しげな音色やミュージカルのような賑やかさが、ルフィの破天荒な性格を感じさせる名曲です。長きにわたるワノ国編を終え、新たな章に踏み出す最初の曲にふさわしい楽曲へと仕上がっています。アニメ初期に使用されていたOP曲を担当したきただにひろしさんが歌っており、アニメ放送開始直後の懐かしい記憶を想起させる点も魅力です。

田中公平さんや藤林聖子さんなど、歌った人だけでなく作詞者・作曲者も初代OP曲と同じ人気クリエイターたちが起用されている点も、ファンにとってはたまりません。本編の作画とはまた異なるポップでカラフルなOP映像が、エッグヘッド編の世界観を色濃く反映しており、映像作品としても秀逸な仕上がりになっています。

包み込むかのような優しいボーカルに、心が癒されるスローナンバーです。本編の後に流れたこの曲を聞けば、静かに本編の余韻へ浸れるでしょう。透明感のある高音・はっきりとした低音のバランスが美しく、楽曲の世界により引き込んでくれます。柔らかい曲調でありながら、どこか勇敢さも感じさせてくれるバラードに仕上がっています。作り込まれた幻想的なMVの映像美にも注目です。

楽曲を担当したshelaさんは、バラエティ番組「ASAYAN」のオーディションに出たのをきっかけにデビューし、歌手としての活動を始めました。ワンピースだけでなく、アニメ「ヒカルの碁」の主題歌も担当しています。

曲を担当したのは、初代ED曲である「memories」を歌った大槻マキさんです。

ワンピースのアニメにおいて最も懐かしい記憶を再び甦らせてくれる歌手のチョイスに、心が躍ったファンは少なくないでしょう。

ラジオを連想させるレトロな音質のイントロを聴くと、ファンの誰もがアニメ初期の頃を思い出します。ところどころに「memories」を思わせるメロディを挟んでいる点もおしゃれです。柔らかくもテンポのよい楽曲に仕上がっており、海賊団「麦わらの一味」が繰り広げてきた冒険の日々を穏やかに振り返るのにぴったりの楽曲となっています。

担当したミクスチャー系ロックバンドのZZにとって、3rdシングルにあたる楽曲です。ZZがインディーズの頃から温めていた曲であり、たくさんの思いが込められた1曲であることが分かります。ZZ自身のお気に入りの楽曲でもあり、ライブの終わりにいつも歌っていました。

歌詞には、「七転八倒 いつか上昇すればいい」といったフレーズが綴られています。前向きな歌詞を見ることで、何度辛い思いをしても挫けないルフィたちの姿を思い出すとともに、視聴者自身が挫折したとき元気をもらえる楽曲に仕上がっています。ロック特有のクールなギターサウンドにも注目です。

哀愁のこもったピアノのイントロで一気に引き込まれる楽曲です。歌詞は友情をテーマに書かれており、離別する友人に対する悲しくも温かい思いを静かに歌い上げています。深みのあるボーカルも、曲の雰囲気を際立たせます。

ワンピースとしては珍しく、全体的に悲しい印象が色濃く現れた楽曲です。友人との別れを歌う歌詞と寂しい曲調は、メリー号の最期を思い出させます。「Dear friends」を聞き、麦わらの一味と別れを告げる結末になったメリー号の切ないシーンを思い出して涙したファンは少なくないでしょう。

ピアニスト兼作曲家の妹尾武さんが作曲した、耳心地のいいミディアムテンポの楽曲です。実力派コーラスグループの東方神起が担当しており、5人の美しいハーモニーが存分に堪能できる1曲に仕上がっています。

柔らかな歌声と、「君」を守ろうとする優しい歌詞が印象的です。ロビンの過去と今を思わせるED映像も、見ているだけで儚い気持ちにさせてくれるでしょう。東方神起が2人組になる前の楽曲であり、5人であった頃を思い出して切ない気持ちにさせることから、東方神起ファンをも涙させる楽曲となっています。

切ないイントロが本編の思い出に深く浸らせてくれる1曲です。寂しい雰囲気を演出しつつも、テンポのよい楽曲となっており、リズムに乗りながら楽しく聴けます。コンパスや宝物、航路といったワンピースの冒険を思わせるワードが歌詞に散りばめられているのも、おしゃれな演出です。

担当アーティストであるエイジアエンジニアのグループ名には「アジア全体をハッピーにするほどたくさんの人を笑顔にする職人でいたい」という思いがこもっています。多くの人々の笑顔を守るために戦ってきたルフィと重なる点から、ワンピースの楽曲を担当するのにぴったりなグループだと言えるでしょう。

ジャンプアニメにぴったりなテンポのよいナンバーとなっており、イントロからワクワクさせられます。明るく爽やかな印象は、本編を見終えた後の余韻を美しく彩るでしょう。ややハスキーな高音のボーカルも、耳に心地よく響きます。疾走感があり、聞いているだけで元気が湧いてくる楽曲であるため、通勤や通学の際に聴いていた人も少なくありません。

「奇跡の地図」というワードや、前向きに走っていくような希望を中心にした歌詞は、ルフィが持つ冒険への止まらない意欲を思わせます。楽曲を担当したJanne Da Arcは、アニメ「ブラックジャック」の主題歌を歌ったことでも有名です。

しばらくEDのない状態が続いていた中、突如復活したED曲です。実に17年ぶりとなる久しぶりのEDに、感動を覚えたファンは少なくないでしょう。かわいらしくもどこか不穏な空気を感じさせるところに、楽曲が持つ深みを感じられます。

漂うようなつかみどころのない曲調と気丈な歌詞のバランスが、冒険のワクワク感を演出しています。雨の降る景色から始まり、雲の切れ間から光が覗いて太陽が照らし出すというED映像の流れも、見ているだけで前向きな気持ちにさせてくれるでしょう。本編のパワフルなアニメーションとは対照的に、あえて柔らかく繊細に描かれたルフィたちの姿にも注目です。

唯一無二のハスキーな女性の歌声で、開始1秒から引き込まれる人気曲です。文学的な美しい歌詞と激しいギター、力強い声は、映画の熱い記憶を想起させます。GLIM SPANKYは、世界中を巡って目にした景色や人物からインスピレーションを得て音楽を作っています。こうした背景から、「怒りをくれよ」にも激烈な印象の中にどこか郷愁を感じられるでしょう。

GLIM SPANKYを推薦したのは、作者の尾田栄一郎さんです。「これまでのワンピースを変えたい」という強い思いをもとに、徹底的にミーティングを行って作られた点も魅力の1つです。怒りと本能のままにぶつかり、限界を越えようとする野心を感じさせます。

中田ヤスタカさんが作り上げたテクノポップな曲調が、新時代というタイトルにふさわしい未来感を演出する、登場早々に人気となった1曲です。2020年にメジャーデビューを果たしたAdoさんの圧倒的な歌唱力によって、ウタの「世界を変えたい」という強い思いが表現されています。

明るく希望に満ちた印象を抱く一方で、どこかウタが抱える悲しみや切ない思いも感じられるでしょう。テンポもよく、聴き終わった後につい口ずさみたくなります。歌詞の中には、映画の展開を連想する伏線のようなワードが散りばめられています。映画を観た後に本当の意味が分かって感動できる、厚みのある楽曲です。

熊本県出身という、尾田栄一郎さんとの共通点を持ったロックバンドのWANIMAが手がけました。WANIMAがワンピースを見て学んだ事柄や、映画の台本を読んで感じた思いをもとに書き下ろした楽曲です。歌詞すべてがワンピースの壮大なストーリーと重ね合わさり、物語の感動を思い返させてくれます。

麦わらの一味の声を担当している声優が、曲の中にある「Hey!!」というコーラスに参加している点も、ワンピースファンにとって熱いポイントでしょう。MVはワンピースの曲にふさわしく、航海の旅に出る壮大なシーンから始まるため、ワクワクした気持ちを抱かせます。