全国大学ラグビー

全国大学ラグビーフットボール選手権大会とは、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会が主催となり大学ラグビーで日本一を決める大会である。関東ラグビーフットボール協会、関西ラグビーフットボール協会、九州ラグビーフットボール協会に加盟するチームが、北海道大学リーグ、東北大学リーグ、関東大学リーグ戦、東海学生リーグ、北陸大学リーグ、関西大学リーグ、四国大学リーグ、九州学生リーグなど、各リーグで予選大会を行い、上位チームのみが当大会の出場権を得る。1964年に第1回大会が開催されると、これまで出場枠や対戦方法、ルールなどをその都度変更しつつも、今日では開催50回を超えて由緒ある競技会となった。過去の優勝大学は早稲田、明治、帝京、関東学院、同志社、慶應義塾、大東文化、日本体育、東海、筑波、天理など。中でも、早稲田と明治は出場回数50回以上、優勝回数10回以上を記録している。その魅力は鍛え上げられた肉体、築き上げられた信頼関係でのみ成立できる大迫力の激突と巧みな連携プレー。ラグビーWカップ2019でのラグビー日本代表の活躍もあり、大学ラグビーはいつにも増して注目が集まった。2019年開催の第56回大会では注目カード、決勝戦のチケットが入手困難となったほどだ。