バスケットボール

バスケットボールは、リングと呼ばれるバスケットにボールを入れて得点を競う球技で、5人対5人のチームで対戦する。その歴史は、1891年にアメリカのジェームズ・ネイスミス博士が考案し、体育の授業として行ったことに始まる。主な国際大会として、夏季五輪の中間年に開催されるFIBAバスケットボールワールドカップがある。国内リーグには男子プロバスケットボールリーグのB.LEAGUE（Bリーグ）があり、B1とB2のプロクラブで構成されている。リーグ戦ではB1、B2ともに18クラブが各6クラブの3地区（東地区、中地区、西地区）に分かれて、レギュラーシーズンを争う。リーグ戦上位のクラブは、年間優勝決定トーナメント戦のBリーグチャンピオンシップに出場することができる。BリーグファイナルやB1残留プレーオフ、B1とB2の入れ替え戦は、選手だけなく観戦するファンも熱くする激闘が繰り広げられる。代表的な人気クラブには、リンク栃木ブレックス、千葉ジェッツふなばし、琉球ゴールデンキングス、レバンガ北海道、アルバルク東京などがある。また、「スラムダンク」や「黒子のバスケ」などの人気バスケマンガの影響もあり、高校生のバスケットボールも根強いファンがいる。特に夏の全国高校総体バスケットボール(インターハイ)や、冬の全国高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は注目度が高い。