Pavement（ペイヴメント）

Pavement（ペイヴメント）とは、アメリカ発のオルタナティブ・ロックバンドである。メンバーはボーカル兼ギターのスティーヴン・マルクマス、ギターのスコット・カンバーグ、ベースのマーク・イボルド、ドラムのスティーヴ・ウェスト、パーカッションのボブ・ナスタノヴィッチらの5名。1989年に活動を開始すると、ローファイなサウンドに、ポップなメロディ、ボーカルとギターによる独特な共鳴で90年代のUSオルタナティブ・ロックシーンを席巻していった。代表曲は「Be the Hook」「Summer Babe」「Trigger Cut」「Cut Your Hair」「Father to a Sister of Thought」「Haunt You Down」「Gold Soundz」「Range Life」「Stereo」「Shady Lane」など。バンド自体は1999年に解散してはいるものの、2010年に期間限定で再結成すると、ワールドツアーを開催したほか、アメリカのCoachella Valley Music and Arts FestivalやPitchfork Music Festival、スペインのPrimavera Soundなど世界各地の音楽フェスではトップを飾った。なお、2010年のワールドツアーでは来日公演もしており、日本にも彼らの熱狂的なファンは多く、解散から20年以上経った今もなお再結成が熱望されている伝説的ロックバンドのひとつだ。