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石川さゆり(イシカワサユリ)とは、昭和から令和に至るまで演歌界をリードし続ける歌手。1973年に1stシングル「かくれんぼ」で歌手デビュー。当初は演歌歌手ではなくアイドル歌手であり、同時期にデビューした森昌子、山口百恵の3人でホリプロ3人娘と呼ばれた。アイドル時代、なかなかヒット曲に恵まれなかったが、1977年にリリースした「津軽海峡・冬景色」が72万枚を超えるセールスを記録。続く「能登半島」、「暖流」と合わせて三部作と呼ばれるこれらの楽曲は、演歌歌手石川さゆりのイメージを定着させることになる。同年にはNHK紅白歌合戦に初出場した。1986年には「津軽海峡・冬景色」と並ぶ代表曲となる「天城越え」をリリース。この年のNHK紅白歌合戦では初のトリとして、この歌を歌った。歌手として活動するかたわら女優としても活躍しており、大河ドラマの「功名が辻」や「麒麟がくる」に出演。「麒麟が来る」では、主人公明智光秀の母・牧という重要な役を務めた。2019年には長年の音楽活動が評価され、春の褒章を授与された。また、この年には自身の定番曲32曲を収録した「石川さゆり大全集」をリリースした。2024年には「石川さゆり 新春特別公演」を大阪・森ノ宮ピロティホールで開催。デビュー50年を越えて歌い継がれる演歌の心は、幅広い世代に受け継がれている。
石川さゆり コンサート
New石川さゆり コンサート
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