クソ野郎と美しき世界

「クソ野郎と美しき世界」は、2018年4月6日より全国86館で2週間限定公開された映画である。総動員数は2週間累計で、およそ28万人以上を記録した。主な出演者は、独立した草なぎ剛・香取慎吾・稲垣吾郎が立ち上げた「新しい地図」によるメンバー3人だ。この映画はオムニバス形式で、4つの短編映画により成り立っていることが大きな特徴である。映画の概要は、アクション・ファンタジー・ラブ、それからミュージカルという多彩なジャンルを網羅した「オールジャンルムービー」という位置づけだ。メガホンを取ったのは、各業界で活躍するトップクリエイターの4人。1人目はベルリン国際映画祭で受賞経験を持つ「園子温」、2人目は演出家および劇作家として活躍中の「山内ケンジ」。3人目は文筆家とお笑いタレントを兼任する「爆笑問題・太田光」、4人目は映像ディレクターとして幅広い活躍をみせる「児玉裕一」である。各短編のタイトルは、園子温監督による「ピアニストを撃つな！」、山内ケンジ監督による「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」。太田光監督による「光へ、航る」、児玉裕一監督による「新しい詩」となっている。気鋭監督4名と草なぎ剛・香取慎吾・稲垣吾郎の3人が、夢のコラボを果たし作品が誕生した。