はたらく細胞

「はたらく細胞」は清水茜による体内擬人化漫画。人間の体内に存在する細胞たちの日常の働きや、病原体との戦いなどを科学の知識を交えコミカルに描く作品だ。細胞の役割は職業として描かれ、その特徴などが性格やキャラクターデザインに落とし込まれている。作品を楽しみながら、自分の身体のなかで絶え間なく繰り広げられている様々な現象を学ぶことが出来るため、幅広い世代に人気だ。2018年にはアニメ化もされた。新人赤血球で方向音痴、トラブルに巻き込まれるAE3803を花澤香菜、面倒見がいいが敵は容赦なく排除する白血球1146番を前野智昭、ヘルパーT細胞を櫻井孝宏、キラーT細胞を小野大輔、記憶細胞を中村悠一、マクロファージを井上喜久子、好塩基球を杉田智和といった人気声優が演じている。また病原体の声優陣も、吉野裕行や鳥海浩輔、興津和幸、石田彰と豪華な顔ぶれだ。作者監修のスピンオフ漫画が多数制作されているのも特徴。「はたらく細菌」や「はたらかない細胞」「はたらく細胞BLACK」などがあり、それぞれ体内の異なる働きに焦点を当てて描いている。2018年に和田雅成主演で舞台化も決定、メディアミックスも盛んだ。