GARY CLARK JR.（ゲイリークラークジュニア）

GARY CLARK JR.（ゲイリークラークジュニア）は1984年アメリカ、テキサス州出身のシンガーソングライター。彼の音楽は12歳にギターを手にしてから始まり、様々なミュージシャンを見出してきただけでなく、育ててきた実績を持つクリフォード・アントンとジミー・ヴォーンの庇護を受ける。音楽について学ぶだけではなく、大物ミュージシャンと共にステージに立つことで、経験値を積んできたゲイリーは、2007年にオースティン・ミュージック・アウォードにて、「ベスト・ブルース・アーティスト」を受賞。この実績がエリック・クラプトンの耳に届き、2010年にゲイリーをシカゴのクロスロード・フェスティヴァルに招くだけではなく、ブラジルツアーのオープニングにも抜擢するなど、彼を高く評価している。そして2012年、アメリカ全土ではまだ無名といえるゲイリーは、オバマ大統領夫妻が主催した音楽イベント「In Performance at the White House: Red, White and Blues」に出演した。大御所と呼べるミュージシャンと共にステージに立つ姿は、全米中に放送され、これによりゲイリーの姿と名前は、アメリカ全土に知れ渡ることとなった。ゲイリーといえば圧倒的といえるギターパフォーマンスにあり、アメリカだけでなく世界各国で開催されたフェスにも出演し、その国々で評価を受けている。ヒップホップ、レゲエ、パンクやロックなど、一つのジャンルに留まらず、様々なスタイルを取り入れて、彼にしか奏でられないブルースをかき鳴らしている。