モモコグミカンパニー

モモコグミカンパニーとは、「楽器を持たないパンクバンド」をキャッチコピーとしたBiSHに所属していたアーティスト。2015年3月に結成当初からのメンバーであり、さまざまな楽曲で作詞を担当していた。作詞の才能は物書きにも発揮されており、BiSHのヒストリー本やエッセイを出版するだけでなく、2022年には「御伽の国のみくる」を出版して小説家デビューもする。2023年6月からはワタナベエンターテインメントに所属しており、執筆活動やメディア出演を中心に活動している。彼女はワタナベエンターテインメントに所属するにあたって、アーティストではなく文化人枠として所属することを表明している。この先は作家をメインとして活動するが、ライブを全くしなくなるわけではない。彼女の文筆の才能は、これまでの読書体験によって培われたものだ。本を出版する以前から、BiSHの作詞でその才能を垣間見ることができた。耳に残り、心に残る歌詞に震わされるファンも少なくなく、「御伽の国のみくる」やそれに続く「悪魔のコーラス」などの小説で更なるファンを獲得。モモコグミカンパニーが作り上げる世界に魅了される人は、これからも増えていくことだろう。